宿題をしない子ども

以下、文による解説です。

「うちの子が宿題をしなくて困っている」という親御さんも多いと思います

では教育学博士でもあった「小林正観さん」は
どのような解決法を言われたのでしょうか

順を追って解説していきます

親に必要なこと
子どもに宿題をさせる方法
言うことを聞かない子ども
- 具体的には2つ

親に必要なこと

まず前提として
「宿題しないこと」を怒らないこと

宿題をしないからと怒っていると

宿題＝怒られる＝やりたくない
という図式が出来上がってしまう

つまりやる前から
無意識の内に
宿題をするモチベーションが上がらなくなる

ですからまずは宿題をやらなくても「怒らない」ことが重要です

お釈迦さま

それを踏まえて宿題をさせる方法が次です

子どもに宿題をさせる方法

一つの方法として
「もし今日中に宿題をやることができたらケーキを買ってこようね」と言う

母親が、このようなスタンスに変わると
子どもは宿題をやることが「すごく楽しくなる」とのこと

子どもが自ら「楽しい」と思えたら、宿題をやりだすでしょう

ですが
「ケーキを毎回買うのはお金がかかる…」
と思うかもしれませんね

じゃあケーキを買うのは「たまに」にして
普段はこちらの方法はどうでしょうか

子どもが宿題をやったら、笑顔で抱きしめて『すごい・よくできたね』『◯◯ちゃん大好き』などを言ってあげる

どうやら子どもは、褒められること
母親に笑顔で接せられることがとても嬉しくて

宿題をするモチベーションに繋がるとのこと

注意

そしてその後も親が上機嫌でいること

もし上機嫌がその時だけで
後から不機嫌になったのでは
「さっきのは嘘だったんだ」と思われるからです

宿題をやったら笑顔で褒めて、
なおかつその日は
お母さんが一日ニコニコと嬉しそうにしている

そうしたら、ほとんどの子どもは
「お母さんを喜ばせたい」と思って
宿題をやりたくなるのではないでしょうか

ポイント

もう一つの方法として、
「子どもに今日やった授業の内容を、先生になってもらい教えてもらう」というのもいいかもしれません
「◯◯ちゃんすご～い」と、褒めていると
喜んでどんどん勉強したくなるかもしれませんよ

お釈迦さま

さてここまで聞いて
「うちの子には効かないかも」と思った親御さんは続きをどうぞ

言うことを聞かない子ども

先程の「宿題をしない子ども」もそうですが
「子どもが言うことを聞かない」と悩む親御さんも多いです

これに対し正観さんの答えは
「親がすごい人になってしまったらどうですか」でした

これはどういう意味かといいますと
「子どもが言うことを聞かない」のは

積極的に反抗している…
つまり親から嫌われるようにあえて動くことがあるようです

それはなぜか…

今までの子育ての中で
会話のほとんどが

叱ること・文句を言うこと・口うるさく言うことであった場合

子どもはだんだんと心を閉ざし、
親の言うことを聞かなくなるのです

この状態を改善するには、親が子どもから好かれること
そのために親が「すごい人」になってしまう

では「すごい人」とはどんな親でしょうか

具体的には2つ

まずは、怒らない人格者であること

「怒らない人格者」とは
親の感情でイライラしないこと

「何も言うな」という意味ではなく
言いたいことがあれば笑顔で伝えるといい
ですが子どもが「親の思いどおり」に動かなくても
イライラしたり声を荒げないこと

そしてもう一つ、尊敬される知識を持っていること

そのために、親もたくさんの本を読んだり
勉強をしたほうがいいとのことでした

そうやって身につけた知識を
子どもの人生が豊かになるようにと
いろんな場面で教えてあげる

そうすれば子どもは、
「怒らない大人な親」「物知りな親」を見て
尊敬して好きになる

好きになったのなら
自然と子どもから
親を喜ばす方向へいきやすくなるとのこと