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グリーフケア「子どもを亡くした親の悲しみを和らげる話」

このページの内容を動画で解説しています↓

以下、文による解説です。

ポイント

子どもを若くして亡くすことは
親にとって 一番つらいことかもしれません

このページでは子どもの死が和らぐ話
3つに分けて紹介します

ぜひ最後まで ご覧になってくださればと思います

エリック・クラプトン

イギリスの歌手に
エリック・クラプトンがいます

数々の賞を受賞した彼ですが
1991年 4歳の息子が
マンションから転落死しました

エリックは悲しみのあまり
引きこもり 音楽活動を中止

しかし エリックは
息子の死をいたんで曲を作ります

翌年発表されたその曲の名は
Tears in Heaven

最優秀レコード賞などを受賞しました
この曲の一節に込められた思いは

なぜ息子を助けてやれなかったのか
その罪悪感から 心の苦しさを歌わずにいられなかった

彼は 喪失感に苛まれながらも
この曲を歌い続けました

そして、息子を亡くしてから13年後
この曲の演奏を 封印します

封印した時の気持ちを
彼は こう語っています

ポイント

もし この曲を演奏するなら
書いた時の感情がないといけない

でも もう喪失感が無くなったんだ
本当に 戻ってきて欲しいとは思わないよ

ポイント

心理学者 フロイトによれば

大切な相手を亡くした人は、
長い時間はかかるが、
いつかは解放されるとのこと

お釈迦さま

では次のお話です

お釈迦様とパターチャーラー

約2500年前インドに
パターチャーラーという女性がいました

夫と 小さい子どもと
生まれたての赤ちゃんの4人で
彼女の実家へ向かっていました

しかし、その途中で

注意

夫は毒蛇に噛まれ 亡くなり
赤ちゃんは鷹に連れ去られ
子どもは増水した川に流されてしまった

パターチャーラーは正気を失い

ふらふらと無意識の中
実家に向かいました

やっとの思いで 実家に着くと
彼女の両親も 兄弟も

前夜の嵐で亡くなったことを知ります

気が触れた彼女は、途方に暮れ
町から町を さまよい 歩き

その姿は 村人から石を投げられるくらいに
ボロボロだったそうです

偶然にもたどり着いた先に お釈迦様がいた

ボロボロになった彼女を見た お釈迦様が
優しく声をかけると

そこで 彼女は正気を取り戻し
起こった事を話した

話を聞いた お釈迦様は こう言いました

ポイント

遠い昔から 今まで、
子を亡くした親が 流してきた涙は
海の水よりも多い

その涙のために 私の教えがあるのだよ

変化し続ける世の中で
親も 夫も 子どもも 頼りにすることはできない
自分の心さえ 頼りにならない

頼りになるものは
心を清らかにして 悟りを開くことなのだよ

生と死に執着しながら100年生きるより
執着を手放し

「今」を生きることが
はるかに勝るのだよ

お釈迦様の説法を聞いて
彼女は出家しました

のちに パターチャーラーは

同じように我が子を亡くし
嘆き悲しむ500人の女性
優しく導いたと言われています

小林正観さん

10万人 以上の 人生相談を受けてきた
心学研究家「小林正観さん」は言いました

5歳・10歳・15歳というように
若くして亡くなる子どもがいます

私も今まで
子どもを亡くした母親 300人の話を聞きました

ポイント

「子どもを亡くして立ち直れません」
「子どものことを思うと、辛くて涙が出てきて まだ立ち直れません」

正観さんは
300人の母親に対して

3つの 同じ質問をしました

同じ質問
亡くなったお子さんは
自分の子どもとは 思えないほど

1 見目形が良い子ではありませんでしたか?
かわいい子ではありませんでしたか?

自分の子どもとは思えないほど

2 とても頭のいい子ではなかったですか?

自分の子どもとは思えないほど
3 とても性格が良くて 素直な子ではなかったですか?

300人が300人とも
同じ答えを言いました。

ポイント

本当にすごい子でした
素晴らしい子でした
だからこそ すごくつらいのです

正観さんは、300人の答えが 同じだったので
ある結論にいたりました

「若くして亡くなる子は 神になる直前の子」
「神に近い存在なので 必ず三拍子揃っている」


仏教では輪廻転生
人の命は繰り返すとされています

正観さんが言うには
人間は人間として10万回生まれ変わる

10万回に到達すると
神の位でもある守護霊に生まれ変わる

若くして亡くなる子どもの魂は
9万9900の 生まれ変わりまできている
つまり神に近い魂なのです

もうすぐ神に生まれ変わるからこそ
80年生きて 修行する必要がない

短命ながらも「ある役割」を持って
魂が自らが志願して生まれてきたというのです

「ある役割」とはなにか?

人間として 一番悲しい出来事が
かわいい盛りの 子ども亡くすこと

その最大の悲しみを与えるため
親に見せるための 役割

同時に
そのようなつらい経験をする 親自身も

生まれ変わりが9万5000回という
高い レベルに到達しているようです

残された親は嘆き悲しむのではなく
その悲しみさえも実は

自分にいろいろなものを与えに来てくださったようです

ポイント

そういう体験を通して
同じ経験をした親たちの
悩み苦しみを分かち合ったり
人生相談に乗ることができる

優しいアドバイスをしたり
慰めることができるに違いない

ですから 少しの間
嘆き悲しむのは仕方ありませんが
それを何年も 引きずる必要はありません

1日も早く乗り越えて
それを糧として

笑顔で他の人達にアドバイスできるようになること

それこそが、
子どもの魂が望んでいること

このお話を聞いた母親の多くは
泣くのをやめたそうです

最後に

罪悪感は必要ないですからね

お子さんの死は
あなたのせいではありません

誰のせいでもない
だから誰も 責めないでほしい

誰も責めなくなった その先に
本当に自分を許すことができる


自分が幸せになっていいんです

残されたものが
笑顔で幸せに暮らしていくことが

子どもの魂が
本当に望んでいることではないでしょうか

最後まで ご視聴 ありがとうございました

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