当サイトでは【PR】を含みます

「死」や「別れ」の悲しみ

さよならの文字

「夫が亡くなって、数年たつけれども、いまもつらくて泣いている、、、」
「彼と別れて、しばらくたつけど、いまでも忘れられずに泣いている、、、」
という人がいます。

このような人に対して、小林正観さんは、お釈迦さまの行動をたとえて、このように言われます。

お釈迦さまは、お城の王子様として生まれました。
しかし、王子と呼ばれていては、真実には至らないとして、出家(家をでること)をしました。
出家をした後は、お釈迦さまと弟子2500人と、ともに生活をしていました。
その後、お釈迦さまの息子が、弟子になりたいと言います。
お釈迦さまは、弟子・父・息子と生涯、仲良く暮らしました。
しかし、この二人(父・息子)を特別扱いすることなく、家族以外の弟子も同じように大事に扱ったのです。

メモ
これは、家族をないがしろにしていいという話ではありません。
お釈迦さまは、家族と、それ以外の人を差別しなかったというところが重要です。
さて、話は戻ります。
葬儀の写真
大切な人のや別れがつらいという人がいます。
しかし、世界には、毎日たくさんの人が死ぬと同時に、つらい別れがあります。
もし、同じように死や別れがつらいのであれば、その人たちのことも同じように悲しむでしょう。
メモ
家族・恋人など、特定の人だけが大事という思いがあればあるほど、悩み・苦しみが大きくなります。
その優先順位や優劣をとっていくと、死や別れの悩み・苦しみが薄らぎ、生きるのがずいぶんと楽になるでしょう。

 

お釈迦さまは、言いました。

 

お釈迦さま

人類は、元はすべて一つだった。
人類だけでなく、動物・植物なども、元はすべてつながっていると、、、
あなたが経験した死や別れは、確かにつらいでしょう。
しかし、「つらい、つらい」と言って、暗い顔ををしていると、誰も近寄っては来ません。
でも、悲しみを乗り越えて、周りの人・物をみんな大切にするように、心がけていくと、同じようにあなたも大切にされるようになります
メモ
そして、いつか、あなたにとって大切と思える人が現れることでしょう。
それは、結婚相手・恋人・友人・家族・話し相手・ペットなどなど、形はさまざまですが、現れるのです。すぐには、無理でしょうが少しずつ周りの人・物に感謝して、
大切にしていってはいかがでしょうか。(*^ω^*)ニコッ