（死ぬ時に）苦しまずに死ぬ方法

大手の葬儀会社が、亡くなった人の遺族何万組かを調査したことがあります。

人にやさしく思いやりがある人や、あまりわがままではなかった人、あるいは自己中心的でないという人は、死ぬときも、概して苦しんだり痛がったりしなかったとか。

そういう傾向があったということです。

一方、自己主張が強く、他人に対する思いやりに欠けており、自己中心的でわがままだった人は、死ぬときにだいぶ苦しんだり痛がったりする、という傾向があったようです。

もちろん、「すべての人がそう」というのではないのですが。

つまり、死ぬときだけ笑顔というのではなく、普段から自分の人生観としてなるべく人に対して敵意や攻撃性を持たず、思いやりややさしさにあふれている、そういう人生を歩んできた人は、どうも晩年、死に際しても痛みや苦しみも感じないですんだようでした。
（引用ここまで）