もくじ
まずは、隣人トラブルの体験談をどうぞ
ある男性が、庭に木を植えました。
木を植えてから、1か月後、隣人からクレームがきました。
隣の家の敷地に、葉が落ちたり、日当たりが悪くなったようです。
この男性は、木を気に入っていたので、クレームを無視していました。
すると、何度も、隣人からクレームがくるようになったのです。
そこへ、小林正観さんに相談をしたところ、正観さんはこのように答えました。
「その木を取り払うか、別の場所に植え替えてはどうでしょうか。隣人の方がきれい好きならば、庭に葉が散るのが気になるのかもしれません。」
すると男性は、「自分の敷地内に木を植えているのに、どこが悪いのか。もし植え替えても、根が傷ついてしまう。」といって、結局、そのままだったようです。
すると、隣人からは、汚れた水を庭に流されたり、墨汁でいたずら書きをされたりなどの嫌がらせを受けるようになりました。
2年半が経過して、ほとほと困り果てたようで、木を移植することにしたようです。
すると、隣人からの嫌がらせが無くなりました。
問題だ、問題だと言って、何年も多大なエネルギーと時間を費やすよりも、原因がわかった時点で対処していけば、すぐに片付いていきます。
この例からわかること
もし、あなたが直面している、隣人トラブルが、上記のように、「あなたの行為」が原因となっているならば、それをやめてしまったほうがラクな人生を送れます。
もちろん、あなたはなんにも悪くはないし、正当なのはわかっています。
でも、それはあなたがそのように感じているだけ。
相手(隣人)は、相手で、自分のことを「私は間違っていない!正当だ!」と思っているのです。
なぜなら、人間を変えることは、不可能だからです。
しかし、自分が変わることは簡単です。
自分ならば、今すぐ変わることが可能だからです。
もし、自分に原因が見当たらない場合
自分に、はっきりと原因が見当たらなくても、なにかしらの理由はあります。
その理由に気づいていないだけか、相手が一方的に決めつけているかのどちらかでしょう。
でも、いずれの場合も、隣人トラブルを解決する方法があります。
その投げかけを続けていると、相手は「良い人だな、、、」「なんか申し訳ないな、、、」となって、隣人トラブルが解消されるかもしれません。
でも、自分が変わるのに抵抗があるでしょう。
「なぜ、こちらから折れないといけないのか!」と思うかもしれません。
しかし、損得勘定で言っているのです。
お釈迦さま私
このまま無益な争いをつづけ、あなたの精神が疲弊するよりも、ニコニコと笑って、相手の違った一面を探してみる方が、楽しくありませんか?
それがわかったら、「苦しい、苦しい、」と人生を疲弊させるのではなく、隣人の言うように合わせてみて、ニコニコと接してみる。
そうすることが、あなたにとっても、周りにとっても、すごく楽しい人生なのではないでしょうか。