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死の喪失感を和らげる考え方

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

私たちは 「自分のもの」が害されるときに
怒ったり 悩んだりします

「自分のもの」のうち 大切なものは
命・お金・人生

ですが これらが 「自分のものではない」と思えた時
人生がラクになっていきます

では 詳細を
偉人たちの言葉を借りながら解説していきます

命は自分のものではない?!

私たちに 最も大切と言っていいかもしれない命ですが
病気になったり

自分が いつかは死んでしまうという思い
ときに私たちを 虚しさで包んでしまう

それは「失う」と思ってしまうから

それに対し
古代ギリシアの哲学者エピクテトス
こんな例え話をしました

私たちが生まれてくる前
神様とある約束をした

神様から 「両手を出しなさい」と言われ
続けて神様は言った

「今からこの石をあなたに預けておく
大事なものなので しっかり持っておくように
けれど 死ぬ時がきたら この石は 返してもらう」


この石の正体は「命」です

つまり、命とは
神から与えられていたものを返すだけ

私たちは「死 = 失う」と考えるからネガティブになるが

失うのではなく
一時的に借りていただけと考えると

違う見方ができるのではないか

「自分の命だから自分のものだ」という反論があるかもしれません
ですが、「完全に自分のもの」だとしたら 失うことはないはずです

人間は みな いつか必ず死にます
なぜなら神がそのように造ったから …

つまり 命は 自分のものではないのです
それがわかると、命への執着が
少し和らぐのではないでしょうか

お金は自分のものではない?!

私たちにお金の悩みはつきません
なぜなら、お金がないと生活できないから

なので ついお金に執着してしまいますが、
心学研究家「小林正観さん」は言います

お金に執着がある人ほど
お金が巡りにくい宇宙構造になっている

またドイツの社会学者マックス・ウェーバー
同様のことを言いました

ポイント
「お金持ちになるのは
お金に執着する人であるとは限らない

むしろお金への執着を捨て、真面目に働いた人が
結果としてお金持ちになる」と言った

お金への執着がなくなった人は、
見栄がなくなり
生活も質素になっていくので
お金が貯まりやすいともいえる

また、お金自身にも意思があり
お金は 人のため

喜ばれるように使う人のところに
また 返ってきやすいらしいです

では、どうすれば お金の執着を無くすことができるのか…

正観さんは言います

お金は 宇宙のものであり みんなのもの
人から人へ 通過するエネルギー

このように、お金が自分のものではなく
みんなを幸せにするもの

自分の贅沢だけに使うのではなく

困っている人に
喜ばれるように お金を使うことで
お金への執着がなくなります

執着がなくなれば
悩み苦しみが減り
さらに お金が返ってきやすくなるという一石二鳥の宇宙構造のようです

人生は自分のものではない?!

私たちは、自分の人生を好きなように生きられます
もちろん、好きに生きていただいて結構です

ですが、次の悩みが起こった時↓

・今目の前にある現象がつらい
・人生が楽しくない


この場合、「人生は自分のものではない」という見方が 心軽くしてくれます

では、今目の前にある現象がつらい場合
例えば、事故・病気・人間関係・介護・倒産など

「なんでこんなつらい目に遭うんだ」と思ってしまいがちです
しかし、正観さんは言います

つらい出来事は、自分の魂を成長させるため
あえて経験するために 生まれてきた

人生は 成功のみをおさめるために生まれてきたのではない

つまり人生は自分のものではなく、魂の成長も兼ねている

だから 人生にはいろんなことが 次から次に起こって当然なんです

さらに 私たちは人生がうまくいかない時
人生が楽しくないと不満をもらしそうになります

ですが 正観さんは「人生がとても楽しくなる生き方」として次の方法を述べました

それは 人から喜ばれるように生きること
なぜなら、正観さんいわく


神様が人間にだけ与えた本能
があると言います
それは「喜ばれると嬉しい」という本能

ですから 人から「喜ばれる人生」は
とても嬉しくて楽しい人生となっていくようです

では人から 喜ばれる事とはなにか

一つは仕事
仕事とは「事に仕える」と書きます

仕事の本質とは、事に仕えて 周りの人を喜ばせることなんです

ポイント
ですから
・仕事をすれば喜ばれる
・家の家事も喜ばれる
・人からの頼まれ事も 喜ばれる
・介護など「やるはめになった」も喜ばれる

なのでいろんな「事」を淡々とこなしていくといいです

もう一つは 存在が喜ばれること
あなたがいつも笑顔でニコニコして

口から出る言葉がいつも温かいものであるなら
あなたの存在が喜ばれるものになる

そうやって人から喜ばれることが
神様が望んでいることかもしれない

そのために神様は
「喜ばれると嬉しい」という本能

こっそり 私たち「人間にだけ」与えた
喜ばれるように生きていけば

人生は 必ず楽しくなっていく

使われる命と書いて 使命

人生は自分のものではなく
魂の成長や、人に喜ばれるためと考えることができたら

人生の悩みが少し軽くなるのではないでしょうか

最後に

冒頭でも述べましたが
私たちは、「自分のもの」が害されたときに

怒ったり、悩みが生じてしまう
ですが、命も お金も 人生も

完全には 「自分のものではない」と思えたら
違う 展望が開けるのではないか

人生を難しく考えないで欲しい
仕事はなんでもいい
お金に囚われなくていい
見栄をはらなくていい
好きなように生きていい

そして、自分に余裕がある時
人から喜ばれるように生きていたら
毎日を笑顔で生きていたら

命をくださった神様も きっと喜んでくださるのではないでしょうか

人生を ラクに楽しく過ごしてくださればと思います

参考にさせていただいた書籍↓