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子供の死を受け入れられない・立ち直れない親

お墓参りをする男女

小林正観さんは、幼くして子供を亡くした親に300人ほど会ったことがあるようです。

その親たちは、みな口をそろえてこう言います。

メモ
  • 「受け入れられません」
  • 「立ち直れません」
  • 「今もつらくて涙が止まりません」

小林正観さんは、子供を亡くした親に、次の3つの質問をするようです。

メモ
  • 自分たちの子供とは思えないほどに、見た目姿が良い子ではありませんでしたか?かわいい子供ではありませんでしたか?
  • 自分たちの子供とはとても思えないほどに、とても頭のいい利発な子供ではありませんでしたか?
  • 自分たちの子供とはとても思えないほどに、とても、性格が良く、素直な子供ではなかったですか?周りの人からもとても、愛されて「とてもいい子だ」と言われませんでしたか?
この3つを、親のお世辞抜きで答えてみてください。と

すると、300人の親が300人とも同じ答えが返ってきました。

「本当に、とても可愛い。素晴らしい子供でした。だからこそ、失ってとてもつらいのです。立ち直れないのです」

メモ
人間は、魂の状態から、肉体をもってこの世に生まれてきます。
肉体をもつ理由は、つらい出来事(病気・事故・冷たい言葉)を体験して成長するためです。
若くして亡くなる子供は、今まで生まれ変わりを多く体験しています。
生まれ変わりを多く体験してきているということは、つまり神様になる直前の段階なので、長生きする必要がありません
だから、若くして亡くなる運命なのです。
そして、必ず3拍子(キレイ・賢い・性格が良い)揃っていて、まるで天使のように可愛い子供です。
メモ
このような子供たちは、自分の魂を成長させるためではなく、
親の魂を成長させるためだけに(親に悲しみという試練を与えるため)に、自ら志願して生まれてきたのです。
人間として、親として、一番つらいのが、可愛い盛りの子供を亡くすこと。
残された親は、その悲しみを乗り越えて笑顔になれるかを問われているのです。

お釈迦さま

天使のような子供と過ごした年月は、とても温かく、楽しい日々だったのではないでしょうか。
たくさんの笑顔と喜びを与えてくれた子供に対して、悲しむのではなく、感謝することもできるのです。

もちろん親であるあなた自身も、「若くして子供を亡くす」という試練を自分で設定して生まれてきました。
この体験を通して、同じ悲しみを持っている人へ、笑顔でアドバイスできたら、励ますことができるでしょう。
もしかすると、亡くなった子供たちは、その日がくることを天国から見守っているかもしれません。

メモ
ところが、残された親が泣いてばかりだと、天国から見ている子供は、同じように悲しくなってしまうかもしれません。
しかし、子供の死を乗り越えて、子供に感謝しながら笑顔で生きていたら、子供も「良かった」「わかってくれた」と安心するのではないでしょうか。

お釈迦さま

さあ、もう「つらい」「苦しい」というのは、やめませんか。
子供に「ありがとう」と、感謝をするだけで、あなたにも、天国の子供にも温かな時間が流れます。
子供の魂は、「良かった」と思いながら生まれ変わり、あなたは「ニコニコ」しながら余生を暮らせるのです。