- 「子供が言うことを聞かない、、、」
- 「子供がなかなか思い通りにならない、、、」
小林正観さんの元には、このような、子供の相談が多くよせられます。
しかし、正観さんの答えはいつも同じです。
メモ
「あなた(親)がすごい人になってしまったらどうですか」です。なぜなら、子供が思い通りにならないのは、実は、子供が積極的に反抗をしているからです。
この人(親)に嫌われるように嫌われるように動くようです。
結局、親が嫌われたからそのように、言うことを聞かない子供になってしまったのです。
親が子供に嫌われてしまった原因は?
いままで、親子での会話のほとんどが、叱ること、文句を言うこと、口うるさく言うこと、ばかりではなかったでしょうか。
口を開くたびに、そういうことばかりだと、子供はだんだん心を閉ざし、親の言うことを聞かなくなるでしょう。
ですから、その状態を修正するためには、あれこれ文句を言うのではなく、親が好かれる存在になること、言い換えると「すごい人」になることです。
メモ
すごい人というのは、親がいろいろなことを知っていて、知っているだけでなく実践していて、すぐにイライラせずに、いつもニコニコしている人です。そうなると、子供はこの人(親)に好かれたくて好かれたくて仕方ないと思うようになります。
もし、子供にやらせたいこと(勉強など)があるのなら、まずは親であるあなたが、そのことについて、たくさん本を読み、しっかりと勉強すること。
そして、そのことについて楽しむこと、そうすれば、子供の方から「どうしてそんなに楽しそうなの」と興味を持つようになります。
メモ
親が何も勉強せず、ただ子供に向かって口うるさいだけの存在であるなら、子供はおそらく、向上したり、自分の人格を磨く方向にはいかないでしょう。お釈迦さま
子供が親の言うことを聞かないと悩んでいるのなら、その子供の気になることを、あげつらうのはやめて、親自身が自ら魅力的な人、面白い人、すごい人になり、その楽しさを教えてあげることなのです。
そうすれば、子供は言う事を聞いてくれるのではないでしょうか。