受験生を持つ親は、ほとんどが悩んでいることでしょう。
メモ
- 「あそこの大学(高校)に入らせたい」
- 「将来を約束させるために、高学歴にしたい」
自分では、解決できない悩みなので、親はなおさら悩んでしまうことでしょう。
でも、そんな親御さんに、知っておいてほしいことがあります。
受験生を持つ親たちが、小林正観さんのところに集まったことがあるようです。
当然「勉強しなさい、頑張りなさい」と、さんざん子供を叱りつけてきた親たちです。
100人ほどいたようです。
そこで、正観さんは「教育とは教育しないこと」と話をしたそうです。
それを聞いた親たちは、怒るのを止め、努力・頑張りを子供たちに
メモ
その結果、家庭の中に笑顔が戻って、「ありがとう」という言葉が飛び交うようになりました。すると、「その学校には受からない」と先生から言われていたこともが、100人全員合格してしまったそうです。
合格率100%なぜだか理由はわかりません。
おそらく親子喧嘩をしなくなり、家族みんなで感謝しあうことをしていたから、神様が味方になってくれたのでしょう。
続いての話
メモ
- 子供をどうしても良い学校に入れたい
- 良い学校に入れば、良い大学に入れる
- 良い大学に入れば、良い会社に入れる
- 良い会社に入れば、幸せになれる
しかし、その学校に入りたくないと子供が思っていたら、
高校から大学までの7年間、子供はずっと我慢をすることになります。
メモ
7年間の我慢は、7年後の幸せに匹敵するものでしょうか。もし、7年間の我慢の間いに子供が死んだら「あんなに頑張らせないで、その分笑顔で仲良く暮らしたかった」と後悔するかもしれません。
もしくは、7年後に大学を卒業したときに、さんざん厳しくて、我慢を強制させられてきた親に対して、子供は笑顔すら向けないかもしれない。
大学を卒業したとたんに、家を出ていくかもしれない。
親が子供の未来の結果を想定し、その通りの結果に、無理やり強制させたところで、本人が幸せかどうかとは限らない
本来の親の役目とは
親が思い込んだ幸せではなくて、本人が望む幸せを考えるのが大事であり、本来の親の役目ではないでしょうか。
そのように、子供の幸せを一番に考えて、子供と一緒に、志望校を考えたら、子供も一生懸命に勉強をするようになるのではないでしょうか。
「一緒に、考えてくれた親のために、あそこの学校に受かりたい!」と、真剣に受験に取り組むのでは、ないでしょうか。
お釈迦さま
このように考えると、もはや、学校なんてどこでもいいように思います。
子供と親が仲良しで、ニコニコと暮らせる家族のほうが、親にとっても、子供にとっても幸せなのではないでしょうか。
子供と親が仲良しで、ニコニコと暮らせる家族のほうが、親にとっても、子供にとっても幸せなのではないでしょうか。