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「火事になってよかった」というお話

火事 イメージ

お釈迦さま

今回は、小林正観さんの本から「火事になってよかった」というお話を紹介します。

小林正観さんの人生のシナリオを輝かせる言葉より引用

引用ここから
ある宿で火災が起きたときのことです。
近所の人々が駆けつけて消火してくれたのですが間に合わず、ほぼ全焼でした。

しかし、宿のご主人は、このように言ったらしいのです。
「ここで家事になってすごくよかったです」といったところ、
その場にいた人々の半数くらいは泣いてしまったということです。

こんな状態でご主人の口から「よかったです」という言葉が出るとは誰も思わなかったのでしょう。
しかし、このご主人は「ご近所の方々がこんなにたくさん助けに来てくれた、あたたかいご近所の方々がいてくれて本当によかったです」という言葉が自然に出てきた。

そして、翌日、保険会社が査定をしたところ、なんと元の建物を建てた費用の倍くらいの査定額が下りたそうです。
その結果として、増改築までできてしまった。
火事は「不幸」だったのでしょうか?
(引用ここまで)

私の補足

小林正観さんは、おっしゃいます。
「世の中には『幸』も『不幸』もありません。そう思う心があるだけ」と。
一見して、不幸に思えるような出来事(現象)でも、その結果として、次の事象につながれば、それは不幸ではないということです。

例えば、人間関係にて嫌な人がいたとしても、その結果として、あなたが成長できた。
その成長の集大成として、あなたの人生を豊かにするならば、その人間関係は不幸ではないのです。

ポイント
もしくは、ものの見方によっては不幸ではないということです。
例えば、病気になったとします。その結果として、周りの人からすごく親切にしてもらった。
自分が、こんなに恵まれていることに気がついたなど

もし、正観さんのおっしゃるように『幸』も『不幸』もないと思い定めることができたなら、我々の人生はもっと豊かに常に楽しくなるでしょう。

また、別のお話ですが、幸せ前払い制度というものがあるらしく、不幸なことが起こったら、次は「振り子のように」幸せに思える現象が起こるらしいです。
もしくは、事態が急転するという構造になっているようです。

ただし、重要なのは、不幸と思える現象が起こった際に、決して「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言わないこと
それを言ってしまうと、幸せは訪れずに、再度、不平不満を言いたくなるような現象が訪れるとのこと。

最後に

お釈迦さま

さて、今回は火事のお話を例にしました。
あなたの身の回りに起こるすべてに対し、もしも「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」をいっさい言わないで、笑顔で生きていけば、事態は急変するようです。

損得勘定で、試してみてもいいので、ぜひとも実践してみることをおすすめします。