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家族の介護に苦しむ方は多いです
この動画では 介護がラクになる
「小林正観さん」のお話をまとめました
介護の苦しみが和らぐかもしれませんので
ぜひ 最後までご覧下さい
介護から開放された人
とある女性が ご主人の介護をしていました
女性は 介護のために
年がら年中 動きやすいズボン
汚れてもいい服しか着ていなかった
それを見かねた娘さんが言いました
「お母さん、可愛いスカート買いに行こうよ」
そうして 可愛いスカートを着てみたところ
それを見た ご主人が明るくなり
女性も嬉しくなって
家の中がとても よい雰囲気になった
それから 考えもしなかった よい方向へ向かった
今まで「介護は家族がやるのが一番だ」と思い
介護施設を探してなかったけど、
服装を変えて 気持ちが変わったら
施設に任せてもいいと思えるようになった
信頼できそうな介護施設が家の近くにあることがわかり
思い切って そこへ頼み 介護から開放されたとのこと
自分が楽しんで イキイキと輝く人になったら
自分だけでなく
周りにも 良い結果をもたらすことがある
介護は預金が貯まる?!
家族の介護はどんなに一生懸命やっても
一銭にもなりません
ですが正観さんは言います
お金にならない家族の介護で汗を流した時
2つの報酬のどちらかが返ってくる
1つは お金
もう1つは パワー(人脈や運のこと)
お金が返ってくるとしたら
介護もやる気が出るのではないか
そしてもう一つのパワーで返ってくる場合は
自分が困っている時に
助けてくれる人が現れたり
仕事や物事がスムーズに流れたりなど
いいことが 起こるみたいです
正観さんは 宇宙預金と言い
年利が1000%もあると言いました
ですから 家族の介護を何年も続け
汗を流している人は
実はものすごい宇宙預金が貯まっているかもしれない
利息は勝手に降ってくる
どんな形で自分を助けてくれるか、
何が起こるかわからない
そう考えると、ワクワクしてきませんか。
ですから「介護のおかげで宇宙預金が始まるんだ」と思って
見方を切り替えてみたらどうでしょう
不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言うと
宇宙預金がゼロになってしまうようなので注意してください
介護の見方を変える
正観さんが ご両親を亡くした時
わかったことがあるそうです
正観さんの母親は
心臓麻痺で突然 亡くなりました
ショックが大きく たくさん泣いた
その一方で(10年後)
父親は1年半もの闘病生活の後 亡くなりました
介護は肉体的に大変で たくさんの汗をかいた
その時に わかったんです
突然死は 介護がないので
肉体的にはラクだが精神的にとてもつらい
「どうしてもっと長生きしてくれなかったの」とさえ思った
逆に 闘病生活を経て 看取る場合
心の準備はできるので 涙はあまり出ないが
介護が必要なので 肉体的にとても大変
流す涙の量と かく汗の量は 同じらしい
突然死か 闘病生活か
どちらがいいというわけではないですが
突然死だと 残された家族は
喪失感で立ち直れなかったり
親孝行できなかったことをとても後悔する
一方で 闘病生活(介護)は
見方を変えたら
親孝行できるチャンスかもしれない
夫孝行 妻孝行のチャンスかもしれない
正しい介護 から 楽しい介護へ
多くの人が介護で苦しむのは
「正しい介護」をしようとするから
正しい介護とは
介護はこうあるべきだ
こうしないといけないと
その枠にはまった 価値観に捕らわれている状態
正しさを求めると余計 大変に 苦しくなる
そこで 「楽しい介護」に切り替えてみてはどうか
楽しい介護とは
自分が楽しめる範囲で介護すること
とことん 自分がラクすること
「あれも これもしなきゃ」という介護はやめる
手を抜いてもいい
ヘルパーさんに頼んでもいい
ショートステイを利用してもいい
自分の生活を第一に考えたらいい
このように
自分が 苦しくならない範囲で介護すればいい
適当に いい加減でいいんです
適当とは あなたにとって適度にちょうどよく
いい加減とは あなたにとって よい加減
自分が ラクになった結果
イライラが減ったり
自己嫌悪が少なくなったり
そのほうがお互いに
よい距離感が保てるかもしれません
投げかけたものが返る
正観さんの宇宙法則には
投げかけたものが返るとあります
では介護において、
つらい 苦しいという点に目を向けていると
脳からストレスホルモンがでて、
身体も思考も不健康になっていく
反対に 介護でも良い点に目を向けて愛情を注いでいると
脳から愛情ホルモン オキシトシンが出て
ストレス軽減 幸福感 免疫力アップなど
身体も思考も健康になっていく
まさに投げかけたものが返る
さらに人間の気持ちは 共鳴するので
こっちがイライラしていたら 相手もイライラするかもしれない
こっちが笑顔なら 相手も笑顔になるかもしれない
まさに目の前人は自分の鏡なのです
心が寄り添う介護
もし、自分が年を取って
「介護される側」になったと想像してみてください
体の自由がきかない状態で
周りから 「介護が大変だ 」と言われたらどうでしょう
とても つらい思いをするのではないか
反対に「介護が楽しい 親孝行ができて嬉しい」と言われたらどうでしょう
とても嬉しく 感謝の気持ちになるのではないか
ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサは
献身的な看護をしたとして有名です
マザーテレサは 道端に倒れている
もう助かりそうにない病人や老人を
施設に連れてきては看護しました
その施設は「死を待つ人々の家」と呼ばれています
この人たちがこのまま死んでいったら、
「人間に生まれなければよかった」
と後悔したり、 世の中を恨みながら死んでいくかもしれない
でも 最期に 人間の愛を感じられたのなら
「人間に生まれてきてよかった」と思ってくれる
マザーテレサは
病気を治すとか 治さないとか
そういう こだわりで看護したのではない
十分な資金がなく
適切な処置や薬もない
満足な食事も出してあげられない
しかし そこには目を向けず
ただ 心は常に 寄り添ってあげた
お釈迦さま
そう考えたらラクかもしれない
介護が大変なのは当たり前
でも「大変だ」と嘆くより
そこに目を向けず
別の価値観を見出すことのほうが
お互い ラクで楽しいのかもしれない
流れに身を任せ
笑顔で淡々と介護するだけでいいのかもしれません
痛いところがあったら さすってあげるといいのかもしれません
お互いに笑顔で過ごせる時間が流れたら
介護を受けた人の晩年は ものすごく温かいものになる
「この子を生んで良かった」
「この人と結婚して良かった」
「最期に要介護になって良かった」とさえ思えたのなら
天国にいたことになる
介護した人(天国を味あわせた人)は
天使だったことになるようです
認知症の場合
介護が大変な理由の一つに
認知症があります
では家族が認知症になったら
どう介護すればいいのか
それは「思い」を 極力 持たないこと
「思い」とは 自分の価値観における
「ああでなきゃ」「こうでなきゃ」というもの
介護をいくら 一生懸命やろうと思っても
認知症があると
なかなか 思いどおりには いきません
思いどおりにいかないから
私たちは 悩み 苦しんでしまう
その悩み・苦しみから開放されるためには
思いどおりにならないことを 受け入れたらいい
もう一つは 最初から「思い」を極力 持たなければいい
もっとラクな気持ちでやってみてはどうか
お釈迦さま
正観さんはこんなお話をされました
辛ければ辛い状況であるほど 宇宙のポイントが貯まる
1000人中 500人が「大変ですね」と言って下さる状況は500ポイント
1000人中900人が「大変ですね」と言って下さる状況は900ポイント
さらに その大変な状況に
「成長できましたこういう状況を与えてくださって神さまありがとう」
と感謝していると+500ポイント
このポイントは、自分が困ったときに
ポイントの分だけ神さまが助けてくださるようです
普通に何も起こらずに 平穏無事な人よりも
実は大変な状況を抱えている人を
神さまはしっかり見ているらしい(ポイントが貯まっている)
神さまは 「正しい介護をしているかどうか」は見ていません
ただ
文句を言っていないかどうか
目の前の現象を肯定的に捉えているかどうか
笑顔で生きているかどうか を見ているらしいです
最後に
介護について 見方が広がるお話を紹介しました
介護はいい加減で 適当に (よい加減 適度に)
介護する側も される側も
笑顔が増えたら
以前よりかは ラクに感じると思います
介護は宇宙預金という ご褒美がありますので
見方を変えたら 得なのかもしれません
介護する気持ちが ラクになったら幸いです
– 職場にて自分は汚れ仕事ばかりしている
– 残業代がつかないのに 残業している
– 人の2倍は働いているのに、同じ給料
– 障害者の世話など大変なことをしている
このような人たちは宇宙預金が貯まっているとのこと
ですが五戒を言うと0になるのでご注意ください。
参考にさせていただいた書籍↓
・魅力的な人々(未来の知恵シリーズ)