動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
お釈迦さま
このページを最後までみると子どもを攻撃的にしない方法がわかりますのでぜひ最後まで御覧ください。
・母親からの相談
とある母親が正観さんに次のように相談しました。
「小学生の子ども(男)2人が取っ組み合いの喧嘩ばかりしています。
2人の間に大声をだして割って入らないと喧嘩が収まりません。どうすればよいですか?」
という質問に対し正観さんは、
この母親自身に問題があると言ったのです。
・母親のどこに問題が
人間は生まれた時、怒るという方法論は持ち合わせていません。
ところが、親が怒るという態度つまり、「目の前に気に入らない人がいたら、
大声を出して暴力的な態度と言葉で相手に言うことを聞かせる」という方法論を
親から学び、それを子どもが実行しているのです。
・親がやめない限り子どももやめない
親が「気に入らないこと」があったら、怒鳴ったり攻撃的な態度で対処している限り
子どももやめることはありません。
「でも、それじゃ子ども叱るにはどうすればいいのか?」
と思うかもしれませんが、次の方法論があります。
・怒らずに言う
「声を荒げずに、言いたいことがあればにこやかに、穏やかに言う」たったこれだけです。
「でも、それじゃ言うことを聞かないでしょう」と思うかもしれませんが
正観さんいわく「聞かなくてもいい」とのこと。
なぜなら親子の関係は「言うことを聞かせること」ではなく、
「にこやかに、穏やかに言うという方法論があること」を教えることが大切だというのです。
この方法論を続けていれば、いつしか子どもは怒って対処することをやめると思います。
・怒らないほうが得
親自身も怒らないことは、余計な体力を使わずに済みますし、
ストレスは病気の元なので健康・美容の面でも得します。
子ども自身も、大人になったとき
すぐに暴力事件を起こすような人格には育たないため、
結果的に、子どもにとっても大きなプラスになるのです。