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結婚とは。そもそも価値観の合わない人同士になる運命

すれ違うカップル

結婚相手は、一番、価値観の遠い人同士が結婚するようです。
「私」の魂を向上させるために結婚というものがあるのかもしれません。

たとえるなら、結婚とは一つの砥石といしを手に入れたということ。

砥石といしとは、刃物を研ぐ石です。

メモ
これを結婚になぞらえると、お互いがお互いを削りあいます。
削り合うことによって、カドが取れて人間が丸くなるのです。
子供が一人できたら、その子供も砥石になり、「私」を磨いてくれます。
相手の両親、親せきというように、結婚は、たくさんの砥石を手に入れて、カドを少しずつ削っていきます。

結婚はゴールインではなく、「砥石」のスタートです。

これがわかると、結婚に対する考えが変わってくるでしょう。
価値観が違うからこそ、一番の砥石なのです。
「価値観が違う、それでも感情的に好き」という関係が夫婦だったり、恋人だったりします。
だから削りあう価値があり、削りあう状況になります。

メモ
それでも一緒にいるのは好きだからです。
結婚は、一番素敵な砥石を手に入れたということなのです。

結婚とは、大人になるために必要

結婚とは、幼児性(幼稚ようちな心)と決別するために存在します。
ある言葉を他人から言われたときに、怒らずに他人に対して、踏みとどまれるなら、それだけの能力が備わっているということです。
同じことを、妻や夫に言われたときに、怒鳴ったり怒ったりするのは、甘えているだけの幼児性であり、大人になっていないということかもしれません。

メモ
大人とは、音なしという言葉から来ています。
音がない人、つまり、怒鳴ったり、怒ったり、声を荒げたりしない人を言います。

お釈迦さま

結婚して、自分のわがままを言い合える人ができたときに、いかに踏みとどまれるか。
それが、幼児性との決別であり、大人になるということです。
大人になるために、人間は結婚が必要と言う事です。