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やりたい仕事が見つからない。職場でやりたことをやらせてもらえない。

お茶くみ

メモ
「いい大学を出たのに、職場では、コピーやお茶くみばかり、、、」
「仕事をやめようと思っています。自分に合う仕事に就くにはどうすればいいのでしょうか」
このように、仕事の不満を言う人は少なくありません。

もし、小林正観さんが上司ならこのように思うようです。

「雑用のために、入社したわけではない。こんな仕事は嫌だ」と思っているような人に対して、
責任のある仕事は絶対に頼みません。

雑用さえも、きちんとできないのなら、何をやらせてもきちんとできないのではないでしょうか。
上司が何かを頼んだ時に、「はい」と笑顔で気持ちよく取り組んでくれる人の方が頼みやすいのではないでしょうか。

そもそも、

  • 職場が自分の思い通りになっている、、、
  • 人間関係が全部自分の思い通りになっている、、、

なんて人は、世界中でも誰一人いません。
仮に、自分で会社を起業しても、思い通りになることは、難しいでしょう。

メモ
「やる羽目になったことに対して、文句を言わずに取り組む」
というポジションを自分で持って行かない限り、楽しい仕事には出会わないのです。

例えばの話

例えば、動物園の飼育係が自分の天職だと思っている人がいるとします。
その人が、どこかの動物園に就職します。
飼育係になったからといってどの動物を担当するかはわかりません。
餌をあげてもなつかないこともある。
やっとなついたのに、他の動物に変わったり、転勤することもある。

お釈迦さま

つまり、自分にとって、心地よい理想的な職場を求めるのではなくて、どんな職種やどんな職場にも合わせられる人の方が、人生が楽になるのではないでしょうか。

帝国ホテル元総料理長・村上信夫さんの話

村上信夫さんは、料理長を26年間務めました。
もちろん最初は、見習いとして18歳のときは洗い場に配置されています。
「3年間は鍋を磨くだけ」と言われ、同僚はほとんどやめていきました。
ところが、村上さんだけは違いました。「世界一の鍋磨きになろう!」と決意したのです。
休憩時間をけずっても、鍋を磨きあげ、銅製の鍋はカガミのようにピカピカになりました。

メモ
3か月ほどたったとき、「今日の鍋磨き担当は誰だ」と、聞かれるようになったそうです。
そして、村上さんのときだけ、鍋に洗剤をいれられず、味見をすることゆるされたそうです。
それからしばらくして、調理場から声がかかり、調理人になり、帝国ホテル総料理長へとのぼりつめたのでした。

さて、村上さんの話を例にしましたが、すべての答えがここにあります。

「自分が何をやりたいか」ということを、振り回すのではなく、自分がやる羽目にはり、与えられたことをただひたすら、淡々をやり続けていくということです。
それを見ている人が、応援してくれるようになってきます。

メモ
そして、その人がやっていることを見下ろしている何者かがいるようなのです。
その存在を、神様と呼んでいいかもしれません。
上から、じーっと見守っていますが、不平不満・愚痴を言っている人には、味方をしないように思えます。
ただ、淡々をやり続けている人にとって神様は、いつかご褒美をくれるようです。

お釈迦さま

最初の話に戻りますが、もしあなたが「つまらない」と思いながらも、仕事・企画を一生懸命やっていると、それを高評価した上司は、あなたにもっとすごい仕事を与えてくれるかもしれません。
そのことがわかったのなら、「仕事が楽しくない、、、つまらない、、、」と愚痴をこぼすよりも、目の前の仕事・人を大事にすれば、良いのではないでしょうか。