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「良寛さん」のおはなし「和顔愛語」で人間関係をよくする!

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

お釈迦さま

この記事では
正観さんの本でも度々登場した
良寛さんについてご紹介します

お釈迦さま

良寛さんを参考にすれば
人生をするのでぜひ最後まで御覧ください

良寛さんとは

良寛さん
江戸時代後期のお坊さんです
寺に属していたわけではなく
托鉢たくはつによって暮らしを立てていました

ポイント
(托鉢とは、お釈迦様が始めた行為で、僧侶がを持って、人々の家を回って
食べ物やお金をいただくこと詳細はこちら

お釈迦さま

また良寛さんは
子どもと遊ぶのが大好きで
いつも「手まり」を持ち歩いていたようです

そんな良寛さんについて
正観さんがとくに関心していたのが「和顔愛語わげんあいご」です

和顔愛語とは

和顔愛語とは、良寛さんが常に心がけていた行動です

「和顔」とは

和やかな顔
穏やかな顔

「愛語」とは

自分の口から出る言葉が
・温かい言葉
・心安らぐ
・人を励ます
・力づける
・明るい気分にする
など愛に溢れた言葉です

このように良寛さんは
常日頃から「和顔愛語」を心がけ
庶民からとても愛されたお坊さんだったのです

お釈迦さま

そんな良寛さんの心温まるエピソードをご紹介します

良寛さんのエピソード

良寛さんはその人柄から村人からとても人気がありました

托鉢に回る時、
村人は鉢の中に、米やお金を喜んでいれたそうです

そんなある日、良寛さんの人気をねたむ男がいました
その男は、川を渡す船の船頭をしており
「今度、良寛が一人で乗ってきたら川に落としてやる」と考えたそうです

そして、とうとう良寛さんが一人でその船に乗る時がきました
男は川の真ん中で、船をわざと揺らして良寛さんを川に落としました

良寛さんは泳げなかったので、
溺れて大量の水を飲み
もう死んでしまうというところで、

男が船に引き上げたようです
男は「ざまあみろ」という気持ちだったでしょう

良寛さんもわざと船を揺らしたことはわかっています

ですが、その時に良寛さんが言った言葉が
「命を助けてくれてありがとう。あなたは命の恩人です。このご恩は生涯忘れません」と言ったのです

こんな言葉が返ってくると思っていなかった男は
自分のした行為をとても後悔したとのことでした

その日の夜

船頭の男は、良寛さんを訪ね
お酒を持って詫びに行きました

自分がわざと落としたことを正直に謝りに行ったのです

ちろん良寛さんは
船に落としたことをとがめることはしませんでした

いつ何時、誰に対しても「和顔愛語」の精神だったのです

そもそもこの男は、子供の頃からいじめっ子で
村人からは嫌われていたようです

なので村の人気者だった良寛さんに
ひどいことをしようと考えたのでしょう

その日の夜、2人は酒を酌み交わしました

そうして、男はその日を境に、
まっとうな人間になるように誓ったのだそうです

良寛さんはお坊さんでしたが
説法を説いたのではなく
自身の行動によって相手を変えてしまったのです

これはまさにお釈迦様のいう小乗仏教であり
正観さんのいう「自分がどう生きるかだけ」のようですね

投げかけたものが返ってくる

正観さんの宇宙法則の一つに
「投げかけたものが返ってくる」という法則があります

例えば、家族に対して
穏やかな顔で温かい言葉を投げかけていれば
未来も穏やかで温かい空気に囲まれるようになります

逆に、家族に対して怒ったり不満を投げかけていれば
未来も同じ状況に囲まれることになります

最後に

この良寛さんの生き方を
私たちも真似をすることができます

家族・友人だけにとどまらず
目の前の人すべてに「和顔愛語」を投げかければ
未来が穏やかで温かな現象に囲まれるようになるのです

気に入らない相手に対して「相手を変えてやる」と思わなくとも
良寛さんのように
投げかけた愛によって「相手が変わってしまう」という現象があるのです

ぜひ参考にしてみてくださいね
参考にさせていただいた書籍↓