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神様に「お願いをしてもムダ」と思わせられるお話

天岩戸 神社

お釈迦さま

小林正観さんは、よく「神社はお願いをするところではなく、感謝を伝えに行くところです」とおっしゃっていました。
今回は、神様に「お願いをしてもムダ」と思わせられるお話をお伝えします。
以下、正観さん著書「3秒で人生が楽になる悟りの法則」より引用
神様の性質は、古事記の中にある「天岩戸開あまのいわとびらき」という話の中に、隠されているようです。
それは次のような話です。

須佐之男命すさのおのみことの乱暴な行動に怒り、天照大神あまてらすおおみかみは天岩戸に閉じこもってしまいました。

すると、全てがになり、さまざまなわざわいが生じました。
どうしたらいいものかと八百万やおよろずの神が相談し、さまざまな儀式を行いました。

そして、天鈿女命あめのうずめのみことが天岩戸の前で桶を伏せて踏み鳴らし、躍ることになったのです。
この踊りを見た八百万の神々から、笑いの渦が巻き起こりました。
楽しそうな笑い声を聞いた天照大神は、周りで何が起こっているのかと思い、岩戸を少し開けて問いました。

『自分が閉じこもって闇になっているのに、なぜ天鈿女命は楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか』
『あなた様より貴い神が現れたのです』
と、天鈿女命は言いました。

そして、八咫鏡やたのかがみを天照大神の前に差し出すと、天照大神は、鏡に映った自分の姿をその貴い神だと思い、岩戸をもう少し開けて、よく見ようとしました。
そこへ、待ち構えていた天手力男神命あめのたぢからおのみことが岩戸を開け、世の中にが差し込むことになったのです」

この物語では、天照大神は、「泣いてもわめいてもお願いしても、聞いてくれない」ということを教えています。
単なる神話だと思う方もいると思いますが、私にはそうとは思えないのです。
物語を通し、「神様を動かすには、お願い事をしても駄目なんだ」ということを、私たちに教えてくださっているように思えました。

自分の人生が思い通りに行かず、辛いのでなんとかしてください」と言っても、神様は聞いてくれません。
「面白がること」「楽しむこと」「幸せに過ごすこと」こそが、神様を動かすために有効な手段らしいのです。

人生が面白くて、楽しくて、恵まれているものがたくさんあって、とても幸せです。神様ありがとう」と言っていると、神様は、「本質がわかったんだな」と思い、もっと味方になってあげようと考えるようです。

引用ここまで

私の考え

ポイント
また、小林正観さんは次のようにも言っています。
神社でお願い事をすることは、「すでに恵まれているのに、あれもよこせ・もっとよこせ」と、不平不満を神様にぶつけていることになると、、、。

お釈迦さま

これらのお話を、信じる信じないは、あなたの自由です。
がしかし、笑う門には福来たるというように、いつもニコニコ幸せオーラの人のほうが、運を招き寄せているように思います。