動画で解説
このページの内容を簡単に動画で紹介ています。
家族の誰かが全然笑わない(家庭内別居)という悩みを
抱えている人も少なからずいるかと思います
では そのような相談に対して
正観さんはどうアドバイスをしたのか…
一つの実例をご紹介していきます
合宿にて
正観さんは月に1度
数名で合宿をされていましたが
その中の参加者(40代女性)から
次のように相談されました
毎日が楽しそうじゃないんです
お釈迦さま
「どうして、あなた自身が
そんなに笑顔がなく不機嫌なのですか?」
実は、この女性を見る限り
まったく笑わず
4泊5日の合宿の中でも
1度も笑わなかったそうです
そうやって女性にたずねると
女性は
「夫が全然笑わなくて不機嫌なので、
私も笑顔になれないのです」
と言ったのでした
2ヶ月後
なんとその女性が後の合宿に
ご主人を連れて2人で参加しました
ところが、このご主人に実際に会ってみると
ニコニコと終始笑顔だったのです
他の参加者からすごく人気者となり
ご主人の口からも、
合宿がとても楽しかったと帰っていきました
温かい雰囲気にすっかりご機嫌となったご主人は
それ以降も、合宿やイベントに度々参加したほどでした
なぜ家では不機嫌だったのか
奥さんがご主人のことを
「暗い」「不機嫌」で困っているというお話でしたが
正観さんいわく
一番の問題は、彼女自身にあった
妻のほうが暗く笑わないので
夫も暗くなっていた
とのことでした
家族が笑わないときの「解決法」
状況を把握した正観さんは
この女性に「2つの解決法」を提示しました
1つ目の解決法
夫に「笑顔になってもらいたい」と思わないこと
人を自分の思い通りにしたいと思うこと自体が
悩み・苦しみの元になるからです
最初から「思い通りにしたい」と思わなければ、
悩み苦しみは生じないのです
2つ目の解決法
女性自身が笑顔になること
そうすれば、
きっとご主人の笑顔は取り戻せると
正観さんはおっしゃいました
この2つの解決法を聞いたその女性は、
正観さんの言うことを理解したようで
ちょっぴり微笑んだそうです
この後、二人が笑顔になれることは
容易に想像できるでしょう
最後に
さて今回は
「家族が笑わない」というテーマでしたが
紹介した2つの解決法は
人間関係の別の問題にも当てはまります
・子どもに、いい学校に行ってほしい
・上司にこうなってほしい
など、私たちはつい自分の思い通りにしよう(なってほしい)と思ってしまいます
ですがたとえ家族であろうと、
人を変えることは ほとんどできません
子どもに無理やりさせたとしても
不満を覚えるかもしれません
その時点で悩みは生まれてきません
相手のここが「気に入らない」と言うのではなく
「気にならない」ように
自分の人格(器)を広げると
悩みが存在しなくなるのです
そして、もう一つ
相手が不機嫌・暗いという場合は、
まずは自分から、
笑顔や温かさを投げかけること
笑顔・温かさというのは、
周りに波及しますので
問題が改善していく可能性があります
自分を変えることは可能ですが
人は変えられないので
状況は永遠に
好転しないのかもしれません
人間関係で悩んでいる場合は
これら2つの解決法を
ぜひ参考にしてみてください
参考にさせていただいた書籍↓