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「本当の優しさとは」◯◯の立場で考える

動画で解説

このページの内容を簡単に動画で紹介ています。


以下、文による解説です。

本当のやさしさとは
親切にすることと思われがちですが
必ずしもそうだとは限りません

この動画では心学研究家「小林正観さん」の
「本当のやさしさ」についてご紹介します

「本当のやさしさ」がわかったとき
あなたの人生はより豊かに輝くかもしれませんよ

では「本当のやさしさ」がわかるお題を3つ紹介します
あなたは正観さんと同じ答えを
いくつ出せるでしょうか😁

1:遅れてくる人

友人5人で外食する予定だとします
19時の待ち合わせで
4人が席に座りました

まだ来ていない1人から
「10分遅れる」と連絡がありました
さてこの場合、あなたはどうしますか?

全員揃ってから食べ始めるのが
やさしさと思うかもしれませんが
正観さんは違います

待たずに食べます
それはなぜか…

もし、揃うまで待っていたら
遅れてきた人が「待たせてしまった」という罪悪感を強めるからです
先に食べてもらっていたほうが罪悪感は薄まる

遅れてきた人は自分が悪いと自覚しているので
(よほど上下関係がない限り)
先に食べてても文句を言う人は少ないでしょう

では次のお題です

2:お金が払えない人

正観さんの合宿に
旅行先から途中参加した人がいました
お茶会(700円)が予定されていたのですが
その人は持ち合わせがありません

ある仲間は「その人は払わなくていいんじゃない」と言い
別の仲間は「みんなで均等に出してあげよう」と言いました

ですが正観さんはどちらも違いました
その人に
(帰りの電車賃を差し引いて残った)
100円だけ払ってもらったのです

もし、お金を1円も払わなかったら
罪悪感から、お菓子も飲み物も手がでなかったかもしれません

ですが、少しでも払うことでお菓子や飲み物に手が伸びやすい
そのほうが、みんなとの会話も楽しいでしょう

周りの仲間も「遠慮なく食べてね」と声をかけたに違いありません
おかげで その方はとても楽しそうに
お茶会を過ごされたとのことでした

では最後のお題です

3:親友の最期

お釈迦さま

ある50代女性が正観さんに相談しました
相談内容
「夫の高校時代の親友がガンでずっと入院している
親友なんだからお見舞いに行ってあげたらといっても

『そのうち…』とはぐらかすだけで
一度もお見舞いに行かない
こんなに冷たい人だとは思わなかった」
という話でした

それを聞いて正観さんは女性に言いました
本当に仲良しだったのなら
死を前にして憔悴しきった姿
見たくないのではないですか

元気だったころの
親友のイメージで見送りたい
それが旦那さんのやさしさかもしれませんよ

家に帰り女性が夫に確認したところ
そのとおりだった
女性は夫に惚れ直したとのことでした

ポイント
入院した側からしても
憔悴しきった姿を見られたくないと思う人もいるでしょうから
状況に応じて手紙で便りを書くのもよいとのことでした

本当のやさしさとは

やさしさに、絶対正解というものはありません
立場や状況によって変わるからです

ですが、「やさしい」とは
立場の強いものが
弱いものにたいしてその力を行使しないこと
を言うみたいです。

ですから、弱いものの立場に立って考えてみると
本当のやさしさが見えてくるのかもしれません

また正観さんは言います
やさしさとは一面的ではなく多面的なもの
やさしさとはダイヤモンドのようなものではありませんかと…

最後に

今回は「本当のやさしさ」というお題でお届けしましたが

正観さん流でもう一つ重要なポイントがあります
それは自分の価値観だけで
人を論評・評価しないこと

人それぞれ事情があるでしょうし
物事は一面的には計れないからです

それなのに私たちは
自分が「正しい」と思ってしまうと
相手に怒りを覚えてしまう

怒ったところで問題は解決できないことが多く

それどころか事態をこじらせたり
人間関係を悪化させたり
宇宙に憎しみや不機嫌を投げかけることになります

重要なのは「自分がどう生きるか」だけ
自分の「考え方」(器)が広ければ

弱い立場の人にもやさしくできる
なにより自分が楽に生きられる

お釈迦さま

ぜひあなたの「心の器」も
多面的にダイヤモンドのように光らせてみては いかがでしょうか

参考にさせていただいた書籍2冊↓

こころの花畑(本屋では売られていません)(全国のうたしショップより購入ください)