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感じない人・ボーっとした人になる(小林正観さん)

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

お釈迦さま

心学研究家「小林正観さん」は
人間関係の解決法として
ボーっとした人になるといいと言われました

お釈迦さま

具体的にはどんな人か…
この動画では「ボーっとした人」について
正観さんのお話をまとめたので

ぜひ最後までごらんください

強靭な精神力

正観さんは言いました
強靭な精神力の持ち主は
ボーっとした人… 「感じない自分」になること

いちいち過剰に反応したり
イライラしない人

ではなぜ ボーっとした人が強いのか…
精神力を「」に例えるとわかりやすいです

ポイント
剣の達人 宮本武蔵が
両端をしっかりとくくりつけられた糸ならいとも簡単に刀で切れました
ですが、片方しかくくられていない糸は切れなかったのです

強靭な精神力とは

神経を張り詰めて何者でも跳ね返すことではなく
ガードで固めることでもない

傷つきたくなくて ガードしている人は弱いのかもしれない

バカにされても、傷つかない人が一番強い
プライドを傷つけられても笑っていられるのが強い人

そのためには ボーっとして
目の前の現象に
一喜一憂しない自分になる

一喜一憂しなければ
自分が一番楽であり
強靭な精神力となるようです

ボート部とヨット部

正観さんは ボーっとした人を「ボート部の人」と言い
反対の人を「ヨット部の人」と言いました

ポイント
ヨット部は どんな人達かといいますと

歩いていて
目の前に30cmの石が落ちている時
(石を障害だと思って下さい)

避けてあるけばいいのに
迂回するのが気に入らないということで
石を「あらよっと」と
わざわざ 端にどかせます

これが(正観さん流)ヨット部の人

お釈迦さま

目の前に起こる出来事・人を
何でも自分の力で「あらよっと」と
自分の思いどおりにしようとする人

ボート部の人は
「そんなこともあるよね」
とボーっとしている
出来事をすべて受け入れている人

すべて受け入れているわけですから

ボート部は「すべてあり」の人
これを「オールあり」
ヨット部は「すべてなし」の人
これをオールなし

面白いことに
実際 ボートはオールで漕ぎ (オールあり)
ヨットにオールはありません(オールなし)

お釈迦さま

もう一つ意味深な共通項があります

それは
ボートは マストを張らず
ヨットは マストを張る

マストは英語で「ねばならない」(must)
目の前の問題に対して
「ああでなければならない」
「こうでなければならない」という人はヨット部の人

自分にも他人にも厳しい人がヨット部の人

ボートは主に 人間が漕ぎ進む乗り物で 航海はしませんが
ヨットはよく航海(後悔)するそうです

ボート部の人は人生シナリオどおりだと受け入れているので後悔はありません
現象を受け入れない人は、後悔が多いのかもしれません

自分がどう生きるかだけ

人間関係の悩みについて
正観さんは 「自分がどう生きるかだけです」と言われました

ボート部の人は
人のことについて いちいちイライラしない
自分の手に負えない問題をかき集めたり

あれこれしようとするのをやめて
ただひたすら自分がどう生きるかを考える

自分にはそんな大した力がないということを思い定める

現象も人も 自分の思いどおりにはできないのです

人を コントロールできるとすれば
それは世界にたった1人 「自分だけ」なのです

なので自分がどう生きるかだけ

ここまで聞いて

「でもイライラさせる人がいるではないか」と言う人がいます
イライラさせる人がいるのではなく
自分がイライラしたから 相手が「イライラさせる人」となるのです

自分がボーっとして イライラしない人になれば
「イライラさせる人」は存在しなくなるのです

自分がボーっとして
あの人が問題だ…」と言わなくなれば
(自分の価値観で判断しなければ)
「問題な人」は存在しなくなるのです

女性の相談

とある女性が正観さんに言いました

女性の相談内容
20年間、夫を憎み続けてきました
心の勉強をして

なんとか夫を憎まないように努力しましたが
だめでした
先日、ある先生から言われたことは
夫を変えるためには、自分が変わらなければならない

正観さんも 同じことを言われているのですよね?

これに対して正観さんが言ったことは
夫を変える必要はありません
「自分」がボート部に入ったら問題がすべて解決します

正観さんの 解決法は
気に入らない人を変えるために まず自分が変わりましょうという話ではないのです

人を変える必要はなく 自分がボーっとすればいいのです
自分の価値観を押し付けずに 自分がどう生きるかだけ

ただ自分が明るく、
いつもニコニコした結果として
夫が変わっていく可能性があるのです

人間関係5つの解決法

正観さんは人間関係のトラブルにおいて
5つの解決法があると言われました

解決法
1 闘う (相手を説得したり屈服させる)
2 逃げる (相手から距離をおく)
3 我慢 (ただじっと耐える)
4 気にしない (問題認識したけれど とりあえず気にしない )
5 気にならない (問題認識すらしない人 ボーっとした人)

注意点

ここまで聞いて
じゃあ、相手のことはまったく無関心でいいのかと聞かれるとそうではなく

ポイントは
肯定的なことは 積極的に関わるといいと思います
嬉しい・楽しい・幸せ・ありがとう を投げかけると
それが返ってきて、自分も楽しくなるからです

反対に 「怒り・つらい・苦しい」など
否定的なことは
ボーっとして 認識しなければ
自分が楽なのです

ですから、そういう生き方があるんだよ
程度に参考にしてください

ここまで聞いて

じゃあ 言われっぱなしでいいのか」と思う人もいるでしょう

宇宙法則では 投げかけたものが返ります

言い返せば、相手はたちまち敵になり
逃げたくても 逃げられない環境だったり
我慢を続ければ いつかは限界がきます

なのでボーっとして
自分がニコニコしていれば
相手もご機嫌になったり
嫌なことをしてこなくなる可能性がある

誰とも戦わず 敵が無いことが無敵
目の前の人をすべて味方にするのが無敵の生き方です

ボーッという霧笛むてきを聞く人は、無敵のようです。

ただし、事件や犯罪などは 警察・弁護士等にご相談ください

最後に

正観さんが伝えたかったことは
なにがあっても怒らない人格者になりなさい
ということではありません

ボーっとして いろんなことをいちいち気にしなくなると
誰が一番幸せかというと 自分なのです

問題をかき集めることもなければ
イライラして敵を作ることもありません

もし今後 嫌なことがあったら
ボーっとすることを思い出してみてください

100%とはいかなくても

今までよりかは楽に生きられるのではないでしょうか

お釈迦さま

以上、正観さんのボーっとした人についてまとめてみました
参考になりましたら幸いです
参考にさせていただいた書籍↓