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小林正観さんの「良き友・よき仲間」とは

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

あなたに 良き友はいるでしょうか?
ここでいう良き友とは
心学研究家「小林正観さん」の良き友です

この動画では「良き友」の条件
良き友の「増やし方」を紹介しますので

ぜひ最後までご覧ください

良き友とは自然体でいられる相手

正観さんは言いました

自分がどれほど幸せか
人生をどれだけ楽しんでいるか
そこに気づき
さらに 良き友に囲まれている状態
天国度100%
だと言われました

これを聞いてお金があれば「私」は天国度100%になれる と思ったかもしれません

では、この場合はどうでしょう

両手に10個の指輪をはめている
総額にして1億円
でもこの人は
寂しいから指輪をはめているのかもしれない

1億円の指輪をしていなければ
まわりから評価されることがない
関心をひきつけることも
「すごい」と言ってもらえることもない
なので、寂しさを紛らわすため
自分を大きく見せるのかもしれません

反対に 良き友に囲まれていたらどうでしょうか
「あなたはあなたのままでいい」と言ってくれる仲間ですから

1億円の指輪は必要ありません
ブランド品で着飾る必要はない
見栄を張る必要はない
「すごい」と言われる必要はない
一流企業に入る必要もない

このように良き友とは
何も身に着けていない「そのままのあなた」にこそ
優しくて温かいまなざしを向けてくれる人なのです

良き友は気づきをくれる

「友」という言葉は
同じような趣味を持っていたり
「遊び仲間」が一般的

ですが、正観さんの良き友とは

気づきを与えてくれる人

悩みを聞いてくれたり 励ましてくれたり

語り合うことで
心の重荷が降ろせて 楽にしてくれるような人

悩み苦しみを少しでも軽減させてくれる
気づき
を与えてくれる人が
良き友であるようです

良き友は 為し合う関係

正観さんは言いました

良き友とは
「私」が 「この人に喜んでほしい」と想う人
この人が笑顔になってくれたら
「私」も嬉しい と想える人

相手も 「私」に対して
同じことを想ってくれる相互関係なら

それは良き友であるようです

幸せの語源はし合わせ

為し合わせとは

お互いが この人に喜ばれたいとしてあげ合うこと

為し合う ことによって
良き友から「ありがとう」と喜ばれた時

これ以上ないほどの 幸せを感じるようです

お釈迦さま

これを味わえるのが 為し合う関係の良き友であるようです

誰と一緒にいるかが重要

正観さんは言いました
人生の折り返し地点(約40歳)を過ぎたら
意識したほうがいいことがある

それは と一緒にいるか

をするなら どこへ行くかではなく
誰と行くか

食事をするなら 何を食べるかではなく
誰と食べるか

語らうときは 何を話すかではなく
誰と話すか

何をするにしても
愚痴が飛び交い
すぐ喧嘩するような相手では

なにをしても楽しくない

反対に 良き友とならば
いつ どこで 何をしていても 楽しい
野原でおむすびを食べているだけで幸せ

お互いに笑いながら
ありがとうと言い合える 良き友

人生の後半生では「誰と」を意識したほうがいいようです

お釈迦さまが言った良き友とは

お釈迦さまと 弟子のアーナンダが
聖なる道(正しい生き方)を求めて
最後の旅をしている時

アーナンダがお釈迦さまに聞きました
「お師匠様 私たちは聖なる道を求めて旅をしていますが
良き友を得ることは 聖なる道の半ばだと思えるのですが どうでしょうか?」


「アーナンダよ 良き友を得ることは 聖なる道の半ばではない」

アーナンダは がっかりしたかもしれませんが
続けてお釈迦さまは言いました

「アーナンダよ 良き友を得ることは 聖なる道の半ばではなく 聖なる道の全てである」

お釈迦さまいわく

良き友を得たのなら
人は老いる身でありながら老いを恐れずにすみ
病む身でありながら 病むことを恐れずにすみ
いつか死ぬ身でありながら 死を恐れずにすむ

闇の中で迷った時に 手を引いてくれる
闇を照らしてくれる灯火となる

良き友を得ることは聖なる道のすべてを手に入れることのようです

余談ですが 正観さん言いました
お釈迦さまとアーナンダは師弟関係でした
年齢も30歳ほど離れていますが
お釈迦さまは

アーナンダの何気ない一言
多くのことに気づき
そのおかげで

悟りに至っていたのかもしれない
お釈迦さまにとって アーナンダは
良き友だったのではないでしょうか

さらに お釈迦さまと アーナンダは実の従兄弟いとこでした
ということは、私達も
たとえ親子や兄弟という関係であっても
時に「良き友」のような関係でいられるのではないでしょうか

良き友を増やすために

良き友を増やすには

まずは自分から 知人に
手紙を書いたり メール・LINE・電話をすること
連絡を自分から保つようにすると友人ができるとのこと

その上で 自ら喜ばれる「投げかけ」をすること

相手が笑顔になるように…
「ありがとう」「うれしい」と
喜んでくれるような投げかけを行うこと

そうすると相手も
「あなたと良き友になりたい」と思うようです

年齢や性別は関係ありません
たまたま 隣り合わせた人でも構わない

初対面であっても
本当に優しい目で 接することができたら
良き友に繋がるかもしれません

良き友「まとめ」

お釈迦さま

時に正観さんは
良き友を次のようにまとめました

良き友は
・自分の喜びを一緒に喜んでくれる人
・あなたは あなたのままでいいと言ってくれる人
・同じ方向を向いて、同じ価値観で生きている人
・同じ話題を、同じように笑顔で話せる人
・喜ばれるように生きている人
・不平不満を口にせず、常に感謝をしている人

お釈迦さま

いくつか当てはまったのなら
その人は あなたにとって良き友と言えるのではないでしょうか

注意点

今回は 「良き友だけ」を大切にしましょう
というお話ではありません

お釈迦さま

正観さんは言いました

今 目の前の人すべてを大切にすること

初対面だろうが 家族だろうが
別け隔てなく 今 目の前にいる人を大切にすること

その結果が 良き友に繋がっていくのです

最後に

正観さんの言葉に
いつもの3原則」があります

「いつもの3原則」とは

いつも考えていなさい
いつも良い友を持っていなさい
いつも実践しなさい

それほど私達の人生において
良き友」を重要視されていたのが伺えます

そしてこのようにも言われました

ポイント
良き友に出会ったら
ご縁を大切にし
その一人ひとりを 大事にして生きてみましょう
必ずや、楽しく幸せな日々が待っています
良き友は あなたにとって「人生の宝」となるでしょう
参考にさせていただいた書籍↓
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