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小林正観さん「扇の話」心の許容度を広げる

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

このページでは心学研究家「小林正観さん」の
「自分がラクに生きる奥義」を紹介します
奥義といっても 修行は必要ありませんので
気楽な気持ちで ご覧ください

心の許容度

私たちの心には許容度があります
これを「心の広さ」と言い
わかりやすくおうぎに例えます

仮に 今の「自分の扇」が90°だとして
扇の内側は「自分の価値観内」です

家族や知人など 周りの人たちが
この範囲の内側にいれば

この人たちとは うまくやれて
イライラすることはありません

しかし、周りの人すべてが、
この「自分の扇内」に収まるわけではありません

90°の外側にいる人は、
イライラする相手 嫌いな相手 などであり
自分の価値観や正義感から外れた人

そういう人たちは
自分にとって耐えられない存在となり

つい「うちの家族が困った人で…」
「うちの上司が困った人で…」と言ってしまうのです

私たちは、そのような範囲外の人たち
無理やり自分の扇の中(価値観の中)へ
押し込めようとします

「なぜ わからないの」
「それ間違ってますよ」という具合に

しかし、人はそう簡単に変えることができません
なぜなら 人は思いどおりにできないから

そうやって 扇の中に入ってくれない時に
悩み・苦しみ・ストレス」を感じてしまうのです

お釈迦さま

では どうすればいいのか?
そこで「正観さんの奥義」を使います

自分がラクに生きる奥義

「正観さんの奥義」は単純です
人を動かせないのであれば
自分が広がってしまう
自分の心の扇…
つまり許容度を広げてしまえば、
さっきまで外側にいた人たちが内側に入ってしまう

そうすれば
さっきまでイライラさせる相手だったのに
許すこと・認めることができるようになる

人によって価値観が違うことを受け入れた状態
この状態は もうイライラすることはありません

ですから 心の許容度を広げると
ラクになるのは自分なのです

相手を押し込めようと
自分の「心の狭さ」を棚に置いて
人を糾弾しているよりかは
自分が広がってしまうほうが
遥かに早くて
あとあと自分がラクなのです

自分のためでもある

扇を100°… 110°… と
許容度を広げることは

目の前の人を受け入れたことになります

受け入れた瞬間に 問題は消滅する

「そういう人もいるよね」と言えたら
ラクになるのは自分

これらは人のためではなく
すべて自分のため

許容度を広げて 得られるものは
自分がイライラしなくなることなんです

相手のおかげで 「最大180°」のキレイな扇を手に入れることができるのです
180°になってしまったのなら
もう どんな人が現れても
イライラすることはなく

心がざわめくこともない

まさにボーっとして 無敵の人になります

心の扇を広げること
これこそがまさに 自分がラクに生きる奥義にほかならない

と正観さんは言ったのでした

どっちが簡単?

自分の範囲外の人を

説得に次ぐ 説得
闘いによる 闘いで

自分の思いどおりにするのに
どれほどの時間を要するでしょうか

1年…2年… もしかしたら10年かかるかもしれません
仮に、やっとこさ 1人を範囲内に押し込めたとしても

自分の心が狭い限り 「外側の人」はいくらでも現れます

その数は 生涯で 50人か…それ以上か…
50人を 変えようと努力するより

自分が変わるだけなら
対象者は「たった一人

ですから どちらが簡単なのかは
言うまでもありません

さらに自分だと
その気になれば
今この瞬間から変われるのですから

遥かにラクですよね

ポイント
・対象者は1人
・自分は変えられる
・今すぐ変われる

自分が広がるほうが 簡単でラク

感謝の対象

心の扇を広げて、
「許せない人」を許したとします

ということは
見方を変えるとその人たちのおかげで心を広げることができた

その結果、
自分の人生が ラクで楽しいものに変わった

だとしたら
その人は感謝の対象であったことになる
手を合わせて「ありがとう」を言う事ができるのです

自分の心が狭く、正義感を振りかざし
「あの人が許せない」と言っていることは
自分の人生をものすごく重苦しいものにしているのかもしれません

心の扇を「最大180°」に広げられたら

一般的に 「誰もが許せない」ようなことでも
「自分は許せる」状態(人格者)になっています

決して「人格者になりなさい」というお話ではなく
心の広い人格者になると 自分の人生がラクなのです

正観さんは言いました
人格者になるのは、
自分の努力だけでは なかなかなしえない

つまり 「嫌な人」の存在が あって初めて
私たちは人格を向上させることができるのです

この方程式がわかった時
目の前に現れる人 一人ひとりが
「心を広げて下さる人」とわかるようです

正観さんによれば
私たちの人生は すべてシナリオどおり
そして そのシナリオの内容は
自分で すべて決めてきたようです

それゆえ 人生に登場する「嫌な人」は
自分がシナリオを決める時に
「嫌な役」を お願いした人 であるようです

ですが お願いをしても
嫌な役を「やりたがらない」人は多いらしい

それでも、あえて「嫌な役」を引き受けてくれた人
その人のおかげで 成長できたわけですから

見方を変えると 「感謝の対象」となってしまうようです

「早め」は よりありがたい

心の扇を広げてくださる人が

自分が30歳の時に現れてくれるのと
60歳になって現れるのと
90歳になって現れるのとでは
そのあとの人生のラクさ、楽しさが違う

早い段階で 心の扇を広げて下さった方は
「より ありがたい存在」といえるのかもしれません

ポイント
あなたの「より ありがたい存在」はどなたでしょうか?
家族・先生・上司・友人など
思い当たる人がいれば
手を合わせて「ありがとうございました」と言ってみてもいいかもしれません

最後に

正観さんの扇の話は いかがだったでしょうか?

実際の扇子だって90°で扇ぐより
180°で扇いだほうが、涼しくて気持ちいいでしょう

心の扇も180°のほうが ラクで楽しいと思います
だって人間関係のストレスがないのですから

あくまでも我慢ではなく 「気にならない状態」です

ただ明らかな「事件・犯罪・暴力等」は
「警察・弁護士」等にご相談ください

それ以外であれば
少しずつでも 心の扇を広げてくだされば嬉しく思います

もちろん 180°を目指さなくても構いません
ただ広がれば 広がるほど 自分がラクのようです

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