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お客様は神様 という言葉は有名です
ですが 従業員も神様 という考えがあります
この考えは
いくつかの企業を顧問していた
小林正観さんの話を参考にしています
目からウロコの話なので
ぜひ最後まで お付き合いください
世界でNo.1のホテル
人気投票にて
世界ランキング No.1に
10年間 輝き続けたホテルがあります
それは タイのオリエンタルホテル
部屋数は 100室という規模で
従業員は 100人ほど
テレビのインタビューで映ったのは
従業員たちが
鼻歌を歌いながら
楽しそうに仕事している
記者が尋ねました
「あなたはどのくらい勤めていますか?」
一番 短い人で15年
長い人では 35年も勤めている
「なぜ そんなに長くやってるんですか?」
「ここが楽しいから辞めたくない」
「何が楽しいんですか?」
「ただ ひたすら楽しいんだから理由なんかない」
みんな このように声を揃えて言った
お釈迦さま
ホテルの経営者は、自分がお客様に直接接することはないが
従業員たちが いかに楽しく幸せに生きるかを考えて経営している
例えばこのホテルでは
年に2日間 文化祭をするのだそう
文化祭のときは、
宿泊業は休みとなり開放状態
100部屋を 各従業員に割り振って
模擬店でも飲食店でも
何でもいいから好きなことをやらせる
従業員は自分の家族・親戚を参加させ
ある家族は ヤシの実を使った工芸品を
この日に向けて作り 売るんだそうです
この文化祭では 1日に何千人と訪れ
家族一同が 1年かけて作った
工芸品が飛ぶように売れるそうです
よって いい収入になるし
収入だけでなく 何より
本人や親戚たちがとても楽しいんだそうです
オリエンタルホテルの経営者は、No.1ホテルになるぞということを目指して経営していない
ただひたすら、従業員がどうすれば楽しんでくれるかだけを考えている
授業員が楽しんでいると 仕事にも精が出る
いい波動がホテル全体に伝わるんです
部屋の中に入ったら隅々まで綺麗で居心地がいい
作った料理に心がこもっているから美味しい
従業員がみな笑顔でお客も癒やされる
つまり泊まった客が大満足する
お釈迦さま
10年連続で世界ランキングNo.1になったのではないでしょうか
社員は一番近い味方
正観さんは言います
どんな仕事でも お客から喜ばれるとうまくいく
ですから経営は 「いかに喜ばれるか」を考えたほうがいい
さらに 経営者という立場で、授業員を抱えている場合
お客だけでなく
一番 身近である社員からも 喜ばれるとうまくいく
社員が喜んでくれるところは
社員が会社を支えてくれるようになる
多くの経営者は 経営理念として
「お客さまは神様です
お客さまに対しては、笑顔で柔らかな対応をしなさい」と言います
ですが 言ってるその本人が社員にはすごく厳しい
厳しい環境の中で「お客様に笑顔を出せ」というのは少し違ってきますよね
まずは、社長 専務 部長 といった管理職の人たちが
笑顔で優しい人になってしまうこと
その人達が、
ただひたすら部下に対して優しいのであれば
社員は明るく楽しく 幸せな気持ちになり
社員は自ずと よく働くようになる
管理職の人たちからみて 身近な社員は
一番近い味方 という考えができるみたいです
ノルマは必要ない
ほとんどの会社がノルマを掲げています
ですが正観さんはノルマは必要ないといいます
実際にノルマを廃止した会社が
売上が上がったそうです
ノルマがなければ 会社が倒産すると思うかもしれません
ですが逆なんです
いかに社員たちが楽しく働けるかが
倒産しないポイント
だって、倒産したら社員たちだって困るわけですから
そして倒産しないポイントがもう一つ
会社が倒産しそうになったら
社員たちが「私たちの貯金を使ってほしい」という会社にすること
本当に「社員思い」のいい会社だったら ありえることです
こんなお話があります
アメリカのある航空会社が
社員にとてもいい思いをさせていました
利益が余分にでたら
ボーナスとして なるべく社員に還元していました
休暇などの福利厚生も手厚く
社員がとても居心地がいいんだそうです
ある時、ボーナスがたくさん出た時
なんと社員が
みんなでお金を出し合って
ジャンボジェット機を購入し
会社にプレゼントした
会社はコストなしでジェット機が手に入ったので
さらに利益が上がった
その利益がまた社員にボーナスとして支払われた
こういう関係を築けた会社は倒産しないし
ノルマも必要ない
反対に ノルマノルマと社員を締め付けている会社は
社員は支えてくれません
精神的につらいものがあり
能率を下げている可能性だってあるのです
部下に怒らなくていい
正観さんは いろんな社長や
上司という立場の人から 相談を受けてきました
「部下がミスをしたら怒らなくてはいけない」多く人から言われましたが
正観さんは怒らないほうがいいといいました
その理由は
投げかけたものが返る
いつも怒ってばかりいると
社員がネガティブな方へ向かいます
・うつになる
・仕事やめたい
・顔色をうかがう
・アイディアが浮かんでも言いたくない
・イライラする
職場の人間関係や雰囲気が最悪となる
積もり積もれば 結局 会社の「クビを締める」方向へ向かいます
社員に怒ることで 「一番の味方」を失っているのです
ですが、何があっても怒らない人を人格者と言いますが
上の人間が
そういった背中を見せ続けると
社員はポジティブな方向へ向かいます
・この人を喜ばせたい
・仕事が楽しい
・会社が成長してほしい
・アイディアはどんどん出そう
・笑顔で働こう
職場の人間関係・雰囲気が良好となる
つまり社員が味方になってくれます
お釈迦さま
怒らないほうがいいのかもしれません
最後に
正観さんは言いました
社長という立場の人が
一番楽しい 面白い仕事というのは
いかに社員たちをやる気にさせるか
それが 社長が一番楽しい 業務だそうです
やる気にさせたら、売上は勝手についてきます
また社員が 職場で楽しくやっていたら
社員さんの健康にもいい
家庭にイライラを持って帰らなくて済み
家庭円満になるかもしれない
そう考えたら もっと楽しいですよね
「社員は神様」だと思い
社員さんたちが 笑顔で働けるようになれば幸いです