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「本当の自分」なんてものは存在しない?!

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

お釈迦さま

きっと本当の自分は、もっとすごいことをするために生まれてきた
こんなところで、埋もれている場合ではない

お釈迦さま

とこのように考える人もいるかもしれません
では、それに対して「心学研究家・小林正観さん」の考えをご紹介します。

とある相談者

正観さんに とある相談者が次のように質問しました

相談無いよう
本当の自分を探して20年経ちますが
なかなか本当の自分に出会えません

どうすれば本当の自分に出会えるでしょうか

正観さんの答え

このような質問をしてくる人は
今、自分がやる羽目になっている仕事が
自分がやるべきことではないと思っているようです…

もっと社会的に、多くの人がすごいと言ってくれる仕事が待っているはずだ
自分にはもっとすごい役割があるのだと思っている人が多いようです

しかし、今やらされていること、今やる羽目になっていることが本当の自分です
例えば、主婦を20年やり続けているならば、それがおそらく本当の自分です

今の仕事をおろそかにしない

さらに正観さんは、「本当の自分探し」をしている人は
今目の前のやるべきことが、おろそかになっているのかもしれません

今やっていることを投げやりに、反抗的にやっていれば
それ以上の仕事を頼もうという気には、たぶんならないでしょう
と言いました。

お釈迦さま

では、その「頼もうという気にはならない」という点を
さらにわかりやすくご紹介します

雑用の仕事

お釈迦さま

正観さんは、20代の頃から
(その風貌のため)旅先で見知らぬ人から相談を受けることが多かったようですが

40年前に、若いOLさんからよくこんな相談を受けたようです
相談内容
私にはコピー取りお茶くみしか仕事がありません
そんな雑用のために、4年制の大学を出たわけではないので
毎日がむなしくて、嫌々仕事をしています
本当の私の仕事に出会うためにはどうすればいいでしょうか

お釈迦さま

正観さんは次のように言ったそうです
正観さんの答え
「私がもしあなたの上司であるならば
コピー取りとお茶くみを嫌々やっている人に
それ以上の仕事を頼むことはないと思います

目の前の仕事もちゃんとできないのであれば
企画を頼んだり、商談の責任をまかせたりという気には
ならないのではないでしょうか」

お釈迦さま

そして、40年間、現象を見つめてきた結果の一つの答えが…

「やる羽目になったことは嫌がらずにやる。これが宇宙の法則です」
と正観さんは言ったのでした。
ポイント
いかがでしょうか
今回のお話では主に2点のことに注目ができます
1つは、「本当の自分」というものが別に存在しているわけではなく
今、やっていることがすでに「本当の自分」のようです

このように聞くと、
自分の人生に不満を持っている人の心が軽くなる可能性があります
ポイント
2つめは、仕事の価値を自分で決めつけずに
目の前のことを一生懸命やっていると

評価されたり別の仕事をもらえるようになっているとのことでした
もちろん、家事・主婦業も仕事に含まれているので、一生懸命やると運が開けるでしょう
参考にさせていただいた書籍↓