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「人の幸せ」よりもまず「自分が幸せ」になる重要性

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

人の幸せを願うことはとても良いことですが
注意したほうがよい点があります
ではまず例を挙げてから
注意点をご紹介します

とある相談者

心学研究家「小林正観さん」の講演会後に
40代の女性が質問をしました

女性の質問
「叔父夫婦が2人ともガンになってしまいました
2人とも週に何度か病院を往復する必要があるのですが

叔父夫婦は仲が悪く、2人は顔を見合わせないように
あえて別々の病院に通っています

2人はいつも怒鳴り合い穏やかな瞬間がありません
この2人はどう見ても幸せに見えないので

なんとか2人を幸せにしてあげたいんです
私はどうすればいいでしょうか?

お釈迦さま

正観さんはこう答えました

「私に相談にきたあなた自身
講演会の間も、その後の2次会でも

一度も笑っていませんでしたね?
あなたは今、幸せなんですか?

「いいえ」

「では叔父さん夫婦の幸せを考える前
まず、自分の幸せを考えましょう

自分が幸せでないのに他人の幸せを考えても
その人達をより幸せから遠ざけてしまうかもしれません

自分以外のものを自分の思いどおりにしたいという考えを全部やめる
人のことは気にせずにまず自分が幸せになることを考える

思いどおりにすることよりも、
目の前の出来事をまるごと受け入れる(感謝する)ほうが
人生はラクになると思います

補足

「人の幸せよりもまず自分の幸せを考える」という点について
誤解のないように3つ補足しておきます

・投げかけたものが返ってくる

他人に対して「困った」「大変だ」といくら言っても
投げかけたものが返ってきますから

来年も「困った」「大変だ」というようになります
なので、心配したところで事態は改善しません

・人は変えられない

「相手を変えたい」と思っても相手は変わりません
なぜなら人を変えることはほぼ不可能だからです

そうなると自分の理想どおりにいかないことになり
結局は、自身の悩み・苦しみに変わります

自分が「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言っている状態で
果たして人を幸せにすることができるでしょうか
できませんよね
だから、まず自分から幸せになったほうがよいのです

・自分が変われば相手が変わる可能性がある

以前にも当チャンネルで、
母親自身が変わったら、子どもの登校拒否が治った例をご紹介しました

愛や幸せの気持ち(波動)は、他者の気持ちまで明るくさせるのです

この相談者の女性の場合でも、
叔父・叔母に対して「仲良くして」といくらいっても無理でしょうが

女性自身が明るくて幸せな対応を心がけていたら
叔父・叔母が「この子に心配かけたくない」とか

「いつまでも喧嘩していてもしょうがない」などという気持ちから
夫婦が少しずつ歩みよる可能性はあります

たとえそうならなくても、
女性の前では温かな気持ち(幸せな気持ち)になるでしょう
なので、まずは自分が幸せになることが重要のようです

まとめ

人の幸せを願うことはそれすなわち「願望」になってしまいます
願望というのは神・宇宙にたいして
「あれも欲しい」「これも欲しい」という欲望になります

注意
あくまでも「人の幸せを願う」事自体は悪いことではありません。
ですが、「叶ってほしい」とこだわりを持ってしまうのはよくありません

なので願うのをやめ「人の幸せを喜ぶ」ことにしましょう
「叔父・叔母が幸せになってくれたら嬉しい」というように…

そして、人の幸せを喜んであげられるような人格を維持するためにも
まずは自分が「幸せである」と言えるようになっておけば
人生はよりラクになるのではないでしょうか

また、お釈迦様の言葉に随喜功徳ずいきくどくがありますが
意味は「人の幸せを喜ぶことが徳を積む行為」になるようです

ぜひ、まわりの人の幸せを喜んであげてくださいね

参考にさせていただいた書籍↓