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人間関係の悩みをなくす思考

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

お釈迦さま

心学研究家の小林正観さんの元には
多くの人が人生相談をしに来たようですが

お釈迦さま

その相談内容の98%
「自分の理想や価値観に合わない人を、どうしたらいいか」という
人間関係に関する相談だったようです

ちなみに「自分の理想や価値観に合わない人」というのは
他人だけにとどまりせん
夫婦・親子・兄弟などの家族も含めます

具体的に言えば
うちの妻が…
うちの夫が…
うちの子供が…
うちの父親が…

とこのように、家族についての悩みも含まれます
もちろん家族だけでなく

私の上司が…
私の部下が…
私の知り合いが…
私の隣人が…

というように、家族以外の他人でも悩んでいます

お釈迦さま

もう一度言いますが、相談内容の98%が
「自分の理想や価値観に合わない人を、どうしたらいいか」という
人間関係に関する相談だったようです

お釈迦さま

ここで正観さんの本で紹介された一つの相談をご紹介します

とある相談

ある70歳の女性が正観さんに相談しました
「94歳の母が、一人暮らしをしているのですが
先日、家を新築しました
私は母に『新しいシステムキッチンをいれたらどうか?』と提案したのですが

母は頑なに聞かなくて、20年前の古いキッチンを使っています
母が死んだあとは私がその家のキッチンを使うことになるので

新しいシステムキッチンを入れてほしかったのですが
どうやって母を説得すればいいですか?」

と相談したようです。
それに対して正観さんは言いました
「誰の家ですか?」
「母の家です」
「誰がそのキッチンを使っているのですか?」
「母です」
「それでは、あなたに関係ないではありませんか」

この女性はいままでの70年間で
ありとあらゆる人間関係が大変だったそうです

それもそのはずです
なぜなら、どうすればまわりの人間を
自分の思いどおりにできるか
だけを考えているからです

人はみな「まわりが自分の思いどおり」になってくれれば不満はなくなります
しかし、人をそう簡単には変えることはできないのです

人は変えられない

多くの人が人間関係で悩みますが
基本的に、人は変えることができないのです

あきらかに上下関係があれば、
無理やり言うことを聞かせることはできますが

そうでない場合、人を変えることは不可能です
だからこそ人間関係で、みんな悩むのです

たとえもし変えれたとしても、多くの労力と時間を要します

お釈迦さま

人間関係、我慢するのか、逃げるか、戦い続けるのか…
もう一つの選択肢があります

自分が変わる

人は変えられませんが
自分が変わるのはまだ簡単です
なぜなら「自分」は変えようと思えば変えられるからです

そして変える対象も「自分一人」でいいのです
逆に「まわりを思いどおりにしたい」場合は
変える人間が(生涯で)数十人にも及ぶのでとても大変なのです

自分をどのように変えるのか

「まわりを思いどおりにしたい」と思わない人間になることです
そうすれば、人間関係の悩みがほとんどなくなるはずです

もっと簡潔にいえば「悟る」(受け入れる)ことです

もちろん、口で言うのは簡単で
実際に行うのは大変だと思います

ですが、一度悟ってしまえば
今後の人生で一番得をするのは自分自身なのです

反対に「まわりを思いどおりにしたい」という思考が抜けないかぎり
死ぬまで一生「あれが問題だ」「これが問題だ」と言い続けることになります

まとめ

ポイント
・正観さんの受けた相談の98%が人間関係だった
・内容は「自分の理想や価値観に合わない人を どうしたらいいか」という悩み
・人を変えることはとても難しいが自分なら変えやすい
・自分が「まわりを変えたい」と思わなければ 人間関係の悩みはなくなる
悟ることにより その後の人生で得をするのは自分自身

今回は以上となります
参考にさせていただいた書籍↓