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「魂の勉強」学ぶだけでなく実践が大事!

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

まわりの人や自分を幸せにするために
スピリチュアルや魂の勉強をして
どんなに立派なことを知っていても
実践しなければ「知らないことと同じ」だそうです

お釈迦さま

では、そのことがわかる正観さんのお話をご紹介します。

お釈迦さまの「たとえ話」

お釈迦さま

お釈迦さまが弟子たちに
次のような「たとえ話」をしたそうです

20歳位の若い僧侶
山にこもったり、滝に打たれたりして
熱心に修行をしていた

そこに、ある未亡人の女性が現れ
若い僧侶にこう言った
「お坊様、うちの庭に草庵(草ぶきの小さな家)を建てますので
そこで修行されたらいかがですか?」


僧侶は「ありがとうございます。そうさせていただきます」といって修行に励んだ
未亡人の女性には、5歳の娘がいて

僧侶の食事を届けるなどの世話を15年間し続けた
娘が20歳になったとき、母親が娘にこう言った

「もしお前が、僧侶のことを好きならば、今夜告白をしなさい」と。
そして、娘は言われた通りに僧侶に告白をした

しかし僧侶は「女性の存在には惑わされない。修行を変えるつもりはない」と言って、娘の告白を断ったのだ。
振られた娘はショックで涙を流してしまった

涙を流す娘の姿を見て、母親は烈火の如く怒った
そして、草庵を焼き払い、僧侶を追い出してしまったのだ…

お釈迦さま

このことについてお釈迦さまは言いました

お釈迦さまの言葉

「なぜ、この僧侶は娘の好意を受け入れなかったのだ
私たちが仏法の修行をするのは、

周りの人を一人でも多く幸せにするためだ
この僧侶はいったい誰を幸せにしたのか

この僧侶がすべきことは、この人たちの愛情と優しさと、恩義を受け入れて
この人たちを幸せにしてあげることだった

娘の好意を受け入れ、結婚して、この母親に親孝行をしたら
みんなが幸せな人生を送ることができたであろう…」

と言ったそうです

正観さんの言葉

このことから正観さんは言いました
どんなに立派なことを知っていても、

社会に対して投げかけも働きかけもしない
誰一人として幸せにしない。ただ自分のわがままだけで立派なことを考えていただけ

一番大切なことは「学ぶこと」ではなく
「喜ばれる存在」になるために「実践すること」が大事です

人に喜ばれていたお釈迦さま

お釈迦さまは、多くの人から愛され
おもてなしとして、ご馳走やお酒など食事の招待を受けたそうですが

それらの好意を断らなかったようです
「修行の身でありながら贅沢していいのか?」と思ったかもしれませんが

お釈迦さまは、周りの人からの好意を受け取り、目の前の人を大切にしていたのです

※厳しいともとれる仏教の戒律などは、一部の弟子たちによって過激化したそうです
仏教や修行と聞くと、小難しそうで大変なイメージを持たれますが実は、お釈迦さま自身は、とてもに溢れた人だったようです

まとめ

お釈迦さまは、仏法の修行をするのは
まわりの人を一人でも多く幸せにするためだと言い、

正観さんは、人を幸せにすることは「喜ばれる存在になること」だと言い、
喜ばれるためには実践することだと言いました

そして、人間には喜ばれると嬉しいという本能があるので
喜ばれるように生きていると、
自分自身が嬉しくて楽しくて幸せな人生になるようです

お釈迦さま

今回のお話が参考になりましたら幸いです
当ブログでは、仏教の話をまとめたカテゴリーがありますので
興味のある方はそちらもご覧ください