お釈迦さま
大乗仏教・小乗仏教です。
では、これらの違いはどんなものなのか、小林正観さんの本「神様に好かれる話」を元に考察してみました。
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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
以下、画像による解説です。
大乗仏教とは
仏教には、大乗仏教と小乗仏教があり、それぞれ考え方が違います。
大乗仏教は、字の通り大きな乗り物を意味し、
困っている人・苦しんでいる人を救済し、たくさんの人を乗せて
涅槃の地(悟りの境地)を目指しましょうという考えです。
小乗仏教とは
お釈迦さま
自分が悟ればそれでよいという考えです。
お釈迦様は小乗仏教?!
正観さんいわく、お釈迦様は、もともと小乗仏教的な考えをしたようだとのことです。
がしかし、お釈迦様が亡くなり500年~600年経った後、大乗仏教のうねりが起き、それが中国に伝わり、やがて日本に伝わり、
日本は大乗仏教国になったようです。
大乗仏教は、「助けてあげなくちゃ」の精神
お釈迦さま
「助けてあげなくちゃ」と思い込むようになってしまったのです。
大乗仏教の問題点2つ
大乗仏教の考えには、問題点が2つあります。
1つ目は、人は変えられないということ。
他人はどんなに、説得しても変えられないのです。
例えば、子供が登校拒否で悩んでいる親がいるとします。
ですが、人は変えられないので、母親までもが悩み・苦しんでしまうのです。
2つ目の問題点
お釈迦さま
自分以外の人を心配した結果、本人も暗く笑顔がなくなってしまうのです。
正観さんの提案
そこで、正観さんは
「まず、自分が笑顔になり明るく周りを照らしましょう」と提案しました。
この考えは、小乗仏教です。(自分が変わるため)
勘違いしなでいほしいのですが、
正観さんは「小乗仏教でとどまりなさい」といったわけではなく、
(小乗仏教の考え方で)明るく素敵に生きている人は、
長い目で見ると、結果として周りにいい影響を与える可能性があるというのです。
登校拒否の母親(その後)
お釈迦さま
その影響(波動)が子供に伝わり登校拒否が治った例もあるのです。
お釈迦さま
まとめ
大乗仏教の考えでは「なんとかしなくては」という悩みが(人は変えられないので)永遠に続きます。
なんとかしなくてはならないのは自分自身。
自分の心が喜ぶ生き方をしていると、あれほど気になって心配していた子供(または他人)のことも、
優しい気持ちで見守れるようになっていくようです。
お釈迦さま
「このように考えるといいですよ」と推奨したわけでもありません。
「このようなラクに生きる方法がありますよ」と、方法論を教えてくださったのです。
お釈迦さま
この話が参考になりましたら幸いです。