当サイトでは【PR】を含みます

「目の前を通り過ぎる現象」をいちいち問いかけない

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

お釈迦さま

突然ですが、あなたは「なぜ?」と日頃から問いかけていないでしょうか?
心学研究家「小林正観さん」によると

問いかけないほうがよいケースがあるみたいです
ではその詳細を順を追ってご紹介します。

よくない問いかけとは

ここで言う「問いかけ」とは
現象の否定」を指しています

正観さんに相談や質問されるかたの多くは
「なぜ?○○なのですか?」と聞くことが多かったようですが
場合によってはそれが、
相談質問の形をとってはいるが
その現象(出来事)を否定しているだけにすぎないようです

具体的にはこんな感じです
私だけなぜこんなひどい目に遭うのか?
なぜあの人はあんなひどいことをしたのか?
あの問題は誰のせいなのか?
事故に遭ったが、 なにか意味があるのか?

これらはすべて、相談や質問の形をとってはいますが
現象を否定する気持ちから出てきているのです

お釈迦さま

では、次に現象を否定するとどうなるかをご説明します

現象を否定すると起こる問題

正観さんによると
目の前の現象に「なぜ?」「誰のせい?」と問いかけ始めると
やがて自分 もしくは 他者を責めるようになります

もし自分を責めた場合、心が不安定になり「うつ状態」になることもあります

もし他者を攻めた場合、攻撃的になり犯罪を犯したり、人を傷つけたりするようです

具体例を挙げると
「なぜ私は不幸なのか?」という問いかけに

もし自分を責めた場合「私は生まれてこなければよかった」となり

もし他者(親)を責めた場合「全部あんたのせいだ!」となるのです

お釈迦さま

これらを正観さんは「心の不健康」と呼び、
どちらも、「なぜ?」「誰のせい?」と問いかけることから始まると言いました

問いかけても解決しない

お釈迦さま

さらに問いかけたところで、問題は解決しないのです
では具体例を挙げましょう

例えば、不登校の子どもについて
親が「なぜ?」と問いかける必要はないのです
なぜなら「不登校は誰のせいか?」と追求してもキリがないからです
・夫が叱らないから
・夫婦の仲が悪いから
・先生が悪いから
・甘やかして育てたから

お釈迦さま

このように、追求してもキリがないですし
そもそも問題も解決しません

お釈迦さま

では、どうすればいいのでしょうか?
それは、1つの方法として「受け入れる」ことです

現象を受け入れる

正観さんは言いました
目の前の現象(出来事)について

ポイント
何も責めず・現象を否定せず・風に吹かれて川に流されて生きていけばそれでいいのです

「受け入れても問題は解決しないじゃないか!」と思うかもしれませんが
この「受け入れる」ことにはメリットが2つあります

1つ目は

受け入れると、悩み・苦しみはなくなります
なぜなら、自分の思い通りにいかないことが、
悩み・苦しみの原因となるので

すべてを受け入れて自分の思いどおりにしようと思わなければ
悩み・苦しみは存在しなくなります

2つ目のメリットは

現象を受け入れて
自分自身が笑顔で明るく生きていけば
周りに良い影響をあたえ、子どもの不登校ですら直る可能性があるのです

もちろん、宇宙的にすべての現象はゼロですから、
子どもが学校に行かなくても「良い」「悪い」はありません

たとえ学校に行かなくても
ただ、親が子どもを愛することができたり

子どもが親を信頼することができれば
親子は幸せを感じることができるのではないでしょうか
それを「学校に行かないとダメだ…」と親が決めつけているだけです

いかがでしょうか

登校拒否を例に挙げましたが
すべての現象に同じことが言えます

つまり、文句に繋がるような問いかけをやめることで
心の不健康を避けることができ
さらに、現象を受け入れることで悩みはなくなります

ポイント
正観さんの言うように
何も責めず、現象を否定せず、風に吹かれて川に流されて生きていけばそれでいいのです
参考にさせていただいた書籍↓