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刹那主義の本当の意味

蓮の花

ポイント
刹那主義せつなしゅぎGoogle検索すると、
一番上に表示されたのがこちら↓
「過去も将来も考えず、現在の瞬間の感情のままに生きようとする考え方」
と、表示されます。

お釈迦さま

がしかし、小林正観さんは、「刹那主義」を違う意味で紹介されていました。
まず、正観さんの引用を見てみましょう。

「しあわせの宇宙構造」より引用

引用ここから
お釈迦さまの定義によると、一刹那とは、拍手を一回した中に “六五刹那” 入っているそうです。
その一刹那、一刹那、つまり一瞬間、一瞬間ということですが、これが人生の長さなのだそうです。

私たちは、長い人生、未来をこういうふうにすればよいのだと思いながら、今を生きていいますが、実は、今、目の前にいる人や、目の前にあることを大事にすることにほかなりません。

三日後に来る人を大事にしてあげようと思っている人は、その人が目の前に来たときには、また三日後に来る人を大事にしてあげようと思っているのです。

三日後に来る人ではなく、今、目の前の人を大事にすること。

ただひたすらその人を大事にしてあげること。
その刹那、刹那に心を込めて生きていくということに尽きます。

このお釈迦さまのいわれた刹那という言葉は、のちに「刹那主義」という言葉を生みました。
「刹那主義」という言葉を調べると、「今がよければ、あとはどうなってもいいと思うこと」という意味で使われていますが、お釈迦さまが最初に唱えた「刹那主義」とは、今を大事にすることです。

今この一瞬、一瞬を最大限、大事にして生きること。
それが本当の「刹那主義」でした。
(引用ここまで)

解釈が違う

ポイント
いかがでしょうか、まとめると

現在の解釈→今を感情のままに生きるという
お釈迦さまの刹那主義→今、目の前にいる人や、目の前にあることを最大限、大事にして生きること。

ぜんぜん違いますね。

最大のポイントは、人生は「一刹那のみ」というところです。

(我々は、人生は80年くらいと思っていますからね。)
ですから、この一瞬を大事にしなさいということらしいです。

どのように大事にして生きるのか

ポイント
一瞬を大事にして生きるとは、「すべてに感謝」することが重要になってきます。
なぜなら、「すべてに感謝」すると、人は謙虚になります。

謙虚な人は、目の前の人(物事)を、最大限、大事にするのではないでしょうか。

今、目の前の人を大事にする

ポイント
小林正観さんは、「今、目の前の人を大事にしなさい」と、よくおっしゃいました。
(念をいれて生きる)

これは「家族・友人・知人・他人」関係なく、その瞬間、あなたの目の前にいる人を、(分け隔てなく)大事にしなさいということです。

※魂のレベルでみれば、「家族・友人・知人・他人」どれも、距離は同じだともおっしゃっていました。

口から出てくる言葉も大事にする

ポイント
一瞬、一瞬を大事にするのなら、不平不満よりも、「相手」が喜ぶような言葉が常に口から出てくるようにすればよいみたいです。

言ってみれば、「肯定的」だったり、「プラス思考」な言葉です。

そうすれば、言葉が「贈り物」になるようです。
あなたは、日頃、「不平不満・愚痴・泣き言」を言っていないでしょうか。

口から出てくる言葉を大事にしだすと、人間関係がものすごく上手くいきはじめます。

まとめ

お釈迦さま

「刹那主義」の意味が違うように解釈されているみたいですが、それ自体はどうでもいいのです。

私が伝えたかったことは、一瞬、一瞬を大事にして生きていると、あなた自身が、幸せに囲まれるような運勢に変わりますよということです。

投げかけたものが返ってきますから、興味のある人は試してみてください。(^o^)