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小林正観さん「念を入れて生きる」とは

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

小林正観さんの言葉に 「念を入れて生きる」 がありますが
このページではそれをわかりやすく解説していきます
念を入れて生きると いろんな問題が解決したりするので
ぜひ最後までご覧ください

刹那主義とは

お釈迦様はあるとき
弟子たちに問いかけました
「人間の一生の長さはどれくらいか?」
弟子たちは答えました
「私の祖父は70歳まで生きたので70歳ですか?」
「山の仙人は120歳まで生きたので120歳ですか?」
お釈迦様は どれも違うといって次のように言いました
「人間の一生の長さとは、刹那、刹那、この1刹那である」
ちなみに、拍手を1回打つと
それは65刹那だそうです

注意
1秒に換算すると、約75分の1秒 という表現を正観さんの別の本でされていました。

ということは、1刹那はほんの一瞬ということになります

お釈迦様が言いたかったのは
この一瞬一瞬が連続して 一生となる

私たちが生きているのは この1刹那の連続であり
変えられるのは今 しかない

つまり刹那主義とは、
「過去や未来のことを考えず、今を精一杯生きなさい」ということ

念を入れて生きるとは

正観さんは「念を入れて生きるとよい」と言われました
念という文字を分解すると今の心
つまり、今目の前の「人・物・現象」に心を込めること

人に念を入れるとは

今目の前にいる人に対して

自分の口から出る言葉が、
常に優しく、温かく 人を励まし 勇気づけ 心安らぐものにする
そしていつも笑顔でいること

そうすればどんどん 味方が増えていきます

物に念をいれるとは

今目の前にある物や道具を大事に使うこと

プロ野球で偉業を成し遂げたイチロー選手は
決してバットを放り投げない人だった
バットやグローブを 自分で磨く人だった

また、お金に愛情と親しみを込めて
「次帰ってくるときは仲間をたくさんつれて帰ってくるんだよ」と声をかけていた人が
後に豪邸を建てたというお話もあります

お金や物にも意思があり念を入れていると味方になってくれるらしい

食べ物に感謝してから口にいれると
味が美味しくなり、体の細胞も元気にしてくれるらしい

現象に念をいれるとは

今目の前の「仕事・行動」を
丁寧に大切にすること。

あるお嫁さんが
念を入れて料理をしたところ
初めて姑から「美味しかった」誉められ
関係がとても良くなったらしい

また、今目の前に起こる現象に対して
決して不平不満・文句を言わずに
受け入れて 感謝をすること
そうすれば神様が味方になってくれるらしい

すべての人とは

「すべての人」とは、「わたし」の知人や家族だけにとどまりません
もし、レジでお会計をしていたのなら店員さんが今目の前の人

目の前ですれちがう人でさえも「今目の前の人」
目の前で倒れた人を助けた結果として、外資系企業の社長になった人がいます

コールセンターの相手も「今目の前の人」
怒りや不満をぶつけるのではなく

優しい穏やかな口調で話すと
相手も穏やかな気持ちになるでしょう
投げかけたものが自分に返るのです

ポイント
また、人によって態度を変えないこと
すべての人に 同じ距離で 大切にすること

さらに正観さんは言います

今、この一瞬を大切にしないで
いつ、誰を大切にするのでしょう

私たちは、いま目の前にいる人
今ここに起こっていることしか大切にすることはできません

昨日 会った人に笑顔を見せることはできない
明日会う予定の人に 今 笑顔を見せることはできない

今 目の前の人にとびっきりの笑顔を見せてあげること
できる限りの優しい言葉を贈ってあげること

この一瞬を大切に生きる
これすなわち「刹那を生きる」「念を入れて生きる」ということなのです

念を入れないとどうなる

念を入れないケースを2つご紹介します

メンタル スポーツにゴルフがあります。
メンタル(精神)の状況が
スコアに大きく影響するのでメンタルスポーツと呼ばれます

ゴルフでは、18のホールを周りますが
ティーショット(各ホール最初の一打)を打つ時

5分の時間があったとします
多くの場合、5分のうち4分は、
前のホールのことをあれこれ考え悔やんでいます

ああすればよかった・あそこでミスしなければ という具合に

残り1分のうち50秒は、
「次もまた失敗するのでは」「このままでは負けてしまう」などと考えている

今目の前にあるボールを「いかに正確に打つか」を考えるのは
たった10秒くらい

過去・未来のことばかりを考え
今 目の前という大事なテーマに
ほとんど時間を使っていない

私たちの人生もそうではないでしょうか

過去・未来にとらわれずに
今を大事にするだけでよい

ラーメン屋

もう一つは あるラーメン屋さんのお話
経営が傾いてきた店主は、

毎日「今日は客が来るだろうか」と考えていた
今 目の前に 一人のお客がいても

明日は何人くるだろうか…
あの時、ああしておけばよかった…

このように考えながら作るラーメンでは

スープがぬるいかもしれないし
そもそも暗い雰囲気だと、料理が美味しくない。

大事なのは 今目の前にいる人を大事にすること
今目の前にいる人を大事にした結果によって

未来では人が増えるかもしれないのに
今を大事にしていない

この店主は
過去において、目の前の一人ひとりを大切にしてこなかったから
その集積として今

経営が傾いているのかもしれない

私たちの人生も同じです。

家族の病気のことが心配で…
周りの評価が気になって…

といって、今目の前の人を大切にしていないのかもしれない
決して、問題をないがしろにしていいというわけではなく
今目の前の人・物・現象を大切にしていくと
人生はスムーズにいくようです

最後に

今を大事に生きるということは
目の前のことに 幸せをたくさん感じながら生きることでもある

そうすれば、私たちは一生 幸せを感じられます
だって一生の長さは1刹那なのですから

また、念を入れて生きていると
人・物・神様が味方になってくださり とてもラクで楽しい人生を送られます

反対に 念を入れないと
誰も味方になってくれずに、
自分ひとりの力だけで生きていかないといけなくなります

ポイント
これが正観さんの言われた
「今を大事に生きる」「念を入れて生きる」です

いかがでしょうか
みなさんにもぜひ、今を大事に生きていただけたらと思います

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