もし、大切な人が ガン・脳腫瘍などで、余命2~3年と言われたとしましょう。
それでも、悲しむ必要はありません。
メモ
病気は、一つの現象です。しかし、悲しいという感情は別物です。
たとえ、余命わずかという現象が起こっても、悲しいと思わなければいいだけのことです。
メモ
もし、大切な人が余命わずかと宣告されて、悲しくて悲しくてつらい、と動揺したということは、これまで、大切な人に対して、一生懸命にやってあげていなかったのかもしれません。
その「一生懸命にやってあげていなかった」という悔いが残るかもしれないからこそ、悲しむのではないでしょうか。
もし、そうだとしたら、余命わずかの大切な人に対して、このように考えたらどうでしょうか。
病気をなんとかしようとするのではなく、大切な人に対して、今までに自分がやったことのないような最後の温かい接し方をしていく。
そして、死ぬ間際に、大切な人があなたの顔を見てこう言ったとする。
メモ
「この3年間は天国だった。あなたと出会うことができ、時間を共有することができてとても幸せだった。本当によくしてくれてありがとう」このように言ってもらえる3年間にしてみてはどうでしょう。
そうしたら、悔いなどありません。
それどころか、「大切な人が、とても喜びながら、安らかに眠った」と、一生思い続けることができるのです。
人間は、死の悩みから逃れることは誰もできません。
お釈迦さま
それならば、死の別れが悲しいと、なげくよりも、お互いに出会えてよかったと過ごせれば、どんなに素晴らしいことでしょうか。
そのことがわかったのなら、余命が少ない家族の前で、悲しむ姿を見せるのではなくて、温かい笑顔をなげかけてあげてはいかがでしょうか。
そのことがわかったのなら、余命が少ない家族の前で、悲しむ姿を見せるのではなくて、温かい笑顔をなげかけてあげてはいかがでしょうか。