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人は 執着し続けると 悩み・ 苦しみに変わります
だからといって 執着をそう簡単に手放せるものではありません
この動画では 執着を手放す方法を具体的に まとめたので
ぜひ最後までご覧ください
執着の構造
アフリカで チンパンジーを
無傷で捕まえる方法があるそうです
それは 粘土で作った 山の中に
バナナ を入れておき
「手首」がちょうど通る穴を開けます
バナナに気づいたチンパンジーは、
穴に手を入れて バナナを掴みます
しかし、取り出そうとすると手が抜けなくなります
チンパンジーは
それでも バナナを手から離さずに
歯をむき出しにして キーキーと怒ります
その間に 人間が後ろから近づき網を被せて 捕まえる
この話を聞くと
「チンパンジーはバカだなぁ手を離せばいいのに…」と思いますよね
お釈迦さま
悩み苦しみは 執着を手放さないから起こる
執着を手放せば 悩み 苦しみから解放される
お釈迦さま
それが次です
価値観にとらわれない
お釈迦様は
「こうでなきゃ幸せになれない」と求める心こそが 執着だと 説きました
・お金持ちでないと幸せになれない
・地位や名誉がないと幸でない
・結婚できないと幸せでない など
お釈迦さま
つまり 幸せという状況が存在するのではなく
自分が今 幸せと思った時に
自分の中にのみ 幸せが内在する
私たちは「これが手に入れば幸せ」という価値観を教え込まれた
ですから「あれが欲しい」「こうなって欲しい」と
執着してしまうのは当然なんです
ですが お金持ちじゃないと幸せになれないと
一体だれが決めたのですか?
自分でバナナを離さずに
苦しんでるだけかもしれませんよ
そのような 「周りの価値観」に
左右されなくなれば
あとは自分との問題なので
執着も手放しやすいのではないでしょうか
執着を手放すと 人生が良くなる
執着を手放すことが
「我慢」とか「損」だと 思う人がいるかもしれません
ですがそれは 大きな間違いです
執着を手放すと いろんな良いことが起こります
人間関係だと
無駄な争いを避けた結果
敵を作らず 味方に変えるかもしれません
精神的にも肉体的にも 得するのは自分です
お金でも 「増やしたい増やしたい」と執着がある人は
なかなか増えないようです
ところが お金の執着を捨てた人は
お金が巡って来やすくなるようです
(高価な)モノの執着を捨てた人は
着飾らない自分でいられます
すると 素敵な友人に囲まれるようです
人から誤解されることがあっても
愚痴を言わずに淡々とやっていくことで
「私はあの人のことを誤解していたいのかも」
と評価は 上書きされるものです
病気においても
執着を手放しストレスが減った結果
免疫力が上がる
事故においても、執着がなく 謙虚な結果
事故の確率が減ります
「やせ我慢」や「損」ではなく
運が巡ってくるという宇宙構造になっています
補足ですが、
嫌なことをされた相手に対して
「やり返さないと気がすまない」という執着があるかもしれません
ですが 「因果応報」という法則がある
悪いことをした人は、必ず本人に不幸が返ってきます
ですから、「私」が 人を裁かなくていい
「やり返した」ところで
その報いが「私」に また返ってきます
ですから、執着をさっさと手放す
まさに「金持ち喧嘩せず」
人間関係における 執着の手放し方
人間関係における執着は
「自分の思いどおり」に 相手が動いてくれないから不満に思い それが執着となる
思いどおりにしようとするから執着なんですよね
何かを持つことにこだわるから執着ですよね
だったらそれも手放せばいい
じゃあ どうやって 手放すか?
お釈迦さま
・家族にこうして欲しいを 「まあどうでもいいか」
・上司に評価されたいを 「まあどうでもいいか」
・相手から言われたことを「まあ どうでもいいか」
(なるようになるから)執着を手放しなさい
心とらわれず 本来の自分と向き合いなさい
という意味だと思います
お釈迦さま
怒りを手放す方法
執着を手放したくても
怒りがあると なかなか手放せません
そこで
「南
変われるものではない
怒りや 嫉妬で 頭でいっぱいになるときは
頭と体を 切り離すイメージをする
怒りで頭がいっぱいでも
朝 いつもどおりに起きて、
支度して、普通に食事して
昨日と同じように仕事にでかける
あるいは家事をする
いつもどおりの習慣をこなす
そうすれば、「怒りも大したことではなかった」と
嵐のような感情はいつのまにか過ぎ去る
自分の意思で 怒りをコントロールしようとすると失敗するそうです
ですから 笑顔で 淡々とすると いいみたいです
人のことも執着しない
私たちは、つい 人のことも
思いどおりにしたいと思って悩みます
例えば 我が子
我が子が勉強しないとイライラする親は多い
「あなたの為に言ってるのよ」と言いますが
人の為と書いて偽り という言葉があるように
相手を「自分の思いどおりにしたい」と思うことが執着になる
「高学歴になってほしい」
「そのほうが将来 幸せになる」
ですが 「高学歴じゃないと幸せになれない」と
一体だれが決めたのですか?
苦労によって、我が子が成長するかもしれません
ですから親は あたたかく見守るだけ
笑顔で勉強しなさいと言うだけ
我が子に限らず
他者に対して アドバイスするのはいいですが執着しないように
過去 未来の執着
お釈迦様は 言いました
私たちが生きているのは 「今」だけ
過去・未来にとらわれずに「今」を大切に生きなさい
私たちは後悔することも多いですが
過去は変えられませんよね
ですから後悔するのは無意味
未来も100% 思いどおりにはできません
ですが「今」を大切にした結果として未来が良い方向へ進む
過去は 「まあ どうでもいいか」
未来も「まあ どうでもいいか」
なるようになるだけ だから
「今」を大切に生きなさい と言いたかったのではないでしょうか
「過去の失敗」も成功に変わるかもしれません
発明王 エジソンが電気を発明するのに200回失敗したように
もちろんエジソンは 失敗とは思ってなかったそうです
故人への執着
家族・友人の死を
いつまでも 嘆き悲しみ続ける人がいます
ですが正観さんは言います
人の死をいつまでも 嘆き悲しみ
執着を強く持っていればいるほど
死んだ人は成仏できない嘆き悲しむことが、
かえって ものすごくつらい思いをさせる
悲しむのはいい
少しの間 泣きくれてもいい
でも執着は持ってはいけない
もし その人のことを
本当に いとおしむのなら
執着を早く 手放してあげること
執着を手放す時期
正観さんは人生の後半生からは 執着を捨てていくといいと言われました
お釈迦さま
それは 寿命の半分です
もし 80歳が寿命だとしたら 40歳からが後半生となります
若い頃は、夢や目標に向かって いろんなことにチャレンジするのもいいでしょう
ですが、後半生に入ったら 執着を捨てていくことで
人生がラクに楽しくなるようです
ただ 「叶ったら嬉しいな」叶わなくてもいいけどね
これなら執着となりませんからね
最後に
意味は、空を行く雲のように
川を流れる水のように
執着することなく自然にまかせない という意味
執着せず 肯定的に生きた結果として
運が開けていきますから
ぜひ 人生をおまかせでラクに楽しく 過ごして下されば幸いです
追記
人それぞれ状況が違います
暴力・犯罪など事件性がある場合は
すぐに警察・弁護士などに相談してください
ただその場合も、イライラせず
淡々と過ごせば 執着にはなりません