動画で解説
このページの内容を簡単に動画で紹介ています。
感動の人生をつくるには
人が感動する時は
「素敵なこと・素晴らしいこと」を
見つけた時に感動しますね
では、「感動の人生を」つくるには
いかに人生の中で
「素敵なこと・素晴らしいこと」を
見つけられるかです
ここまで聞いて「自分の人生には素敵なこと・素晴らしいこと」が
あまり起こらないという人もいるかもしれませんが
心学研究家「小林正観さん」によると
肯定的な見方が感動の人生をつくるようです
ではそのことがわかるお話をご紹介します
教師の相談
お釈迦さま
正観さんに相談に来ました
言うことを聞かない生徒ばかりで
学校がイヤになってしまったとのこと
その結果、
生徒に怒鳴ったり、
強圧的な態度を取り続けてしまい
自己嫌悪にまで陥ってしまったようです
このまま、教師を続けても
生徒が好きになれないし
教師に向いていないのではないか…
という相談でした
お釈迦さま
その前にお聞きしたいことがあります
生徒全員の「気に入らないところ」を
5項目ずつ挙げられますか?
(教師)
もちろんです
10個ずつでも挙げられます
お釈迦さま
「誉めてあげたいところ」を
5項目ずつ挙げられますか?
教師は「えっ」と驚き
しばらく考えた後に
「挙げられません」と答えました。
正観さんが
「1つずつではどうです?」と聞いても
答えられません。
「全員じゃなくて、何人かだけでもいい」とも言いましたが
「それでもできません」と答えたのでした
お釈迦さま
毎月1つずつ、生徒全員の
いいところ、誉めてあげたいところを書き出してください
それでも好きになれないのであれば
教師を辞めるのはどうでしょう…
半年後…
お釈迦さま
全員にいいところがあるのがわかりました。
成績が悪くても掃除を丁寧にする生徒
友達に優しい生徒など
みんなが個性的でいいところを持っています。
そういう目で見ていたら
生徒の一人ひとりが好きになり
そういう目で見ている自分も好きになり
学校に行くのも楽しくなりました。
生徒からも「先生この頃変わったね」と言われて
とても嬉しかった
お釈迦さま
粗さがしをしていると
私たちは、つい相手の「粗さがし」ばかりを
してしまいがちです
・うちの旦那(妻)が…
・うちの子供が…
・うちの上司が…
と粗さがしをしていないでしょうか
粗さがしをしている限り、
先ほどの教師のように
相手を好きになることは難しいのかもしれません
また、嫌いな相手と抱えている問題が解決することもないでしょう
人間関係を良くしたいのなら
まずは相手の「いいところ」を探してみてはいかがでしょうか
そうして人間関係が良くなれば、
(相手との)問題が解決することがあります
人間関係だけではない
お釈迦さま
例えば、旅行に行った時
「料理がまずかった」
「待ち時間が長かった」
「寒かった」
など粗さがしをしていないでしょうか
そのように否定的な見方で捉えていると
せっかくの旅行がつまらないものになってしまいます
社会に対しても同様に
「あれが悪い」
「社会が悪い」
「ここが問題だ」
「政治が問題だ」
と粗さがしをしていないでしょうか
そうすると、
敵意・憎しみを持ってしまい、
人生がつまらないものに感じるのかもしれません
最後に
正観さんは言いました
私たちは「粗さがしをするためにこの世に生まれてきたわけではありません」
否定的にものを見るのではなく(粗さがしするのではなく)
反対に、「素敵なこと・素晴らしいこと」をたくさん見つけ
感動をたくさん感じられる人生のほうが
楽しいし、充実した人生だと思いませんか
そして、冒頭でも言いましたが
肯定的な見方が感動の人生をつくるのです
お釈迦さま
見方を変えて
感動の人生を楽しんでみてはいかがでしょうか