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タバコがやめられない!この話でタバコをやめる人続出!

禁煙マーク

お釈迦さま

タバコをやめたくても、やめられない人がいます。
小林正観さんのお話の中で、タバコに関する面白いお話があります。
これを知ったら、タバコをやめる人が増えるかもしれません。
では、ご紹介させていただきます。

小林正観さんの引用ここから

「魅力的な人々」より引用
20世紀の終わり頃、世界保健機関(WHO)の事務局長は、Tobacco Free Initiative(TFI タバコのない世界構想)を発表し、のちにWHOでは、初の国際保健条約として、タバコ規制枠組条約を提案しました。
その際、WHOは2つの研究結果を発表しました。

一つは、肺ガンと喫煙者との関係は、統計学上全く認められない、ということ。
つまり、タバコを吸っている人が肺ガンになりやすいというわけではない、ということです。

もう一つは、タバコの副流煙が人間の粘膜に吸収されると、それが血液に解けてガンとなる、という研究結果です。
どういうことかというと、例えばお父さんが吸っていると、吸っていない家族も同じ部屋にいるだけでガンになる確率が高い、ということです。

これによって、アメリカでは嫌煙権と言って、同じ空間にいるだけでガンにさせられることを拒否する権利というものが確立されました。
以来、アメリカの飲食店では、喫煙が全面的に禁止の方向に向かっています。

レストランで一本タバコを吸うと80ドル(約8000円)の罰金、という州が増えてきました。
そしてその罰金は、吸っている人に課せられるのではない、というのが面白いところで、お店の経営者に課せられる。
吸っている人にではないのです。

ということは、店としては、吸っているお客さんがいると飛んでいってやめさせるということになります。
そして、「私の店が罰金を払うのですから、タバコを吸うの早めてください」というと、説得はしやすいのです。

または、経営者が「うちで働いているウエィター、ウェイトレスのためにも、煙草の害のない環境でありたい」と思うのはごく自然なことでしょう。
吸った人に罰金というと、「俺が80ドル払うんだから、文句を言うな」と開き直る人がかならずいて、トラブルになるわけですが、うちの店が被害を被るのだからやめてください、という説得する側の人間を作ったというわけです。

2005年、日本の交通事故死者は約1万2千人という恐るべき数でした。
しかし、2006年は、6千人台へと一気に激減しました。
今まで30年間もかけて1万人を下る事ができなくて、毎年「交通戦争」などという言葉が使われていたのですが、そこで警察は、最後の秘策で、あることを考えました。
なにをしたら交通事故者がほぼ半数に減ったのでしょうか?

実は、飲酒運転の同乗者にも、同額の罰金刑を課すことにしました。
さらに、車を運転することがわかっている客に対して酒を出した飲食店も同罪。
そのような法律に改正したら、飲酒運転は激減しました。
その結果、飲酒運転による交通事故死者も激減したというわけです。

人間とは面白いことに、飲酒運転で免許停止と言われても、「俺の問題なんだから、別に誰にも迷惑をかけてないんだからいいじゃないか」というふうに居直ってしまうのですが、一緒に車に乗っている人がいて、もし捕まったら、ドライバーも、乗っている人も、同じ30万円の罰金、ということになったら、ドライバーに対して運転をやめてくれという人が出てくるわけです。
そうなると、飲酒運転は激減する。

タバコに関して言えば、”私自身は、吸っている人が勝手にガンになるのは良いけれど、私の講演会の会場でタバコの煙を吐かれて、皆がガンになるのは嫌だ。”という理由で、タバコは持ってこないようにしてもらっています。

実際に、私の目の前でタバコを吸っている人に、「この話を聞いたら、あなたはもうタバコを吸わなくなってしまうと思いますよ」と言って、このWHOの発表の話をしたら、今までにたくさん禁煙についての話し、煙草の害の話は聞いてきたけれど、一度として禁煙しようとしたことはないという人でも、それからタバコを吸わなくなりました。
医者の友人がいて、いつもその医者から「タバコをやめないと体がボロボロになるぞ」と言われているのにいっこうにやめなかった人でも、この話を聞いたら吸わなくなったそうです。

今までは、自分の中に「自己嫌悪」を感じていなかったから、平気で煙を吐いていたけれど、この事実を知って自己嫌悪が生じるようになったら、もう吸わなくなります。
人間は、自分の中に自己嫌悪が生じない方向へ、心地よい方向へ動く。
そのようにセットされるのです。

一緒にいる妻や子供を愛しているのだったら、そこでタバコの煙を吐くのは控えようと思うのではありませんか。
「周りの人に喜ばれる存在になりたい」というのだったら、タバコの煙を吐いているうちはその言葉は嘘になります。
今までタバコを吸っていた人にこの話をすると、人に害を与えると知ってもなお吸い続ける人はいなかったようです。
それで私は、人間とは素晴らしいものだと思いました。

以下略

お釈迦さま

このお話を聞いて、「タバコをやめたいけど、やめられない」という人が、「やめようかな」と思ってくれたのなら幸いです。
引用させていただいた本はこちら