
↑動画でまとめています。
文章で読む場合は↓
私たちはときに、
人生を悩んだり 落ち込んだりします
「自分は不幸だ」と嘆いてしまうこともある
しかし そのほとんどは
錯覚から始まるようです
ではそれは 一体どんな仕組みなのか?
どうすれば改善できるのか?
順を追って解説しますので
ぜひ最後までご覧ください
とある精神科医によれば
精神科に入院する女性には
「美」の字を持つ人が多い
因果関係はわからないのですが
心学研究家「小林正観さん」は理由をこう考えました
「美」の字を持っている人は
おそらく 幼い頃から
「美しくないといけない」
「美人じゃないと言われたら嫌だ」
などから、
人の目を気にすることが
多かったのではないか?
続けて正観さんは言います
「美」の字を持っている人は
「美」の本来の意味を知るといいですよ
「美」という文字を分解すると
羊と大きいと書く
羊の群れを狼が襲った時
1番体の大きなリーダー羊は
負けるとわかっていても
狼の前に立ちはだかる
その間に仲間を逃がし
リーダー羊は仲間のために
自ら犠牲となるのです
これが「羊に大きい」と書いて
「美」の本来の意味
外見が美しいという意味ではなく
相手のためや
人に喜ばれる心構えが美しい
というのが本来の「美」の意味だそうです
また男性の名前では
「善」と「隆」の字を持つ人が
精神科医から見て多かったそうです
「善」の字を持つ人は
「正しい人でなくてはならない」
「間違いをしてはならない」と
感じているのかもしれない
「隆」の字を持つ人は
「成功しなくてはならない」
「常に向上しなくてはならない」
このよにうに
知らず知らずのうちに
理想と現実の違いに
苦しんでいることがあるのかもしれない
これらは 名前の例ですが
私たちの人生ではどうでしょう
それが次です
私たちの多くは
無意識のうちにこう考えてしまう
人生は一度しかないのだから
成功しなければならない
失敗してはいけない
幸せにならなければならない
このように、
無意識で
「幸せの呪縛」に囚われてないでしょうか
しかし、人生は思い通りにはいきません
高い理想の先には
厳しい現実が待っている
私たちが落ち込んだり
悩んだりするのは
理想と現実の違いからくることがほとんど
お金が欲しいのに お金がない
人間関係 思った通りにいかない
人生が楽しくないなど
そしてこれは理想を高く持てば持つほど
うまく行かなかった時に
その落差に比例して悩んでしまうものです
最初から理想を持たなければ
悩みも生じない
つまり、不幸を錯覚しているのです
では どうすればいいか?
この「幸せ呪縛」から解放されるには
執着しないこと
「ねばならない」を捨てること
正観さん流ではこう考えます
成功したら嬉しいな でもしなくってもいいけどね
幸せになったら嬉しいな でも ならなくってもいいけどね
このようにラクな気持ちで、
笑顔で淡々と生きることだそうです
夢や目標・理想は持ってもいいのですが
執着しないこと
そうすれば、
自分がラクに生きられるのです
イギリスの小説家 サマセット・モームは
著書の中で こう綴った
【人生は一度しかないのだから
幸せにならねばならない】
しかし現実は
思い通りにならない人生を嘆き
苦悩する日々
しかし ある時から彼は
「幸せ」という物差しで
自分の人生を測るのやめた
・こうなったら幸せ
・ああなったら幸せ と思うのやめた
他人の人生と 自分の人生を比べるのをやめた
物差しで 測らなければ
そもそも悩みは生じない
どのように生きてもいい
人生は人それぞれ
正解も不正解もない
モームは続けて言います
人生とは淡々と織られていく
ペルシャ絨毯のよう
過去の不幸や 苦悩は
織り上げられた装飾の一部でしかない
美しいペルシャ絨毯には
光沢だけでなく
陰影も必要である
私たちの人生にも
過去の不幸や苦悩が 人生の豊かさとなる
人と比べるのをやめて
過去をすべて受け入れたら
過去の後悔も、未来の不安もなくなったのです
最後に
もし、これからの人生で
みなさんに苦悩が生じそうになったら
次の言葉を思い出して みてください
幸せメジャーは だめじゃー
悩みというのは、
「比べる」ことから 生じることが多いのです
人と比べることをやめ
そして「幸せ」の物差しで測ることもやめる
幸せとは感じた時に
感じた人にだけ内在するのです
幸せメジャーは捨てて、
幸せメガネをかけてください
幸せメガネをかけている間は
・息ができて嬉しい
・食べられて嬉しいと
生きているだけで、
どんどん幸せを発見するメガネです
私たちの人生は、どう生きてもいい
心縛ろうとするから苦しくなるんです
心囚われずに
もっとラクに生きてみはどうでしょうか
笑顔と淡々と
やるはめになったことをこなし
あなただけの、
素敵なペルシャ絨毯を
完成させてみてはいかがでしょうか
もちろん、どなた絨毯も
それぞれ味があって素晴らしいのです
参考にさせていただいた書籍↓