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「怠ける人が許せない」正直者が最後に得します

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

自分は真摯にやっていても
周りは手を抜いてる
自分が「損な役ばかり」してる


「正直者はバカを見る」
と思うかもしれません

ですがこれからお話しする
心学研究家「小林正観さん」のお話しを聞けば
正直者になりたいとさえ思うかもしれません

ぜひ最後まで御覧ください

手伝わない女性社員

お釈迦さま

ある40代女性が正観さんに相談しました

この女性の会社では
春と秋に 会社のメンバーで
バーベキューするのが恒例でした

メンバーに後輩である20代女性社員
3人組がいるのですが
彼女たちは 準備段階では何も手伝わず

遠くでおしゃべりを楽しみ
食べる時になると、
最前線で肉をほおばり

片付けの頃になると、
用事があるので失礼します」といって
手伝わずに帰るのだそうです。

先輩女性は、今まで心の勉強をしてきたので
イライラすることは
少なくなってきていたそうですが

この後輩3人に対しては
どうしても腹が立つ
よほど怒鳴ってやろうかと思ったが
必死にこらえたそうです

この問題についてどうすればいいかと相談しました

お釈迦さま

正観さんは先輩女性に次の話をしました

抗議した選手

1996年 アトランタオリンピックの
男子100mの決勝で
Cという選手が 2回のフライングによって失格となりました

C選手は、納得がいかず その場で15分も抗議を続けました
絶対に自分は発射音を聞いてからスタートしている」と
ですが「機械」による判定なので 覆りません

注意
正観さんは、その時の実況中継を実際に見ていたのですが
おそらくフライングではなかった とのこと

C選手は、発射音から0.001秒の世界でスタートを切っているが
当時の機械測定では0.01秒未満のスタートは失格と定めていた
発射音のフライングの違い

お釈迦さま

さて このお話は ここで終わりではありません

機会による測定が取り入れられたのは
90年代初頭の「ある陸上大会」がきっかけです

それにはC選手も出場していました
結果は4位

決勝の後、C選手は猛抗議したのです
隣レーンの3位になった男が
発射音が鳴る前にスタートした
フライングだと主張した


注意
当時はまだ目視で判定していたのです

判定は変わりませんが
C選手の強固な主張は
結果的に 後の機械測定を
導入させることとなりました

ポイント
C選手が主張しなければ機会は導入されなかったかもしれない
アトランタオリンピックで失格にならなかったのかもしれない

お釈迦さま

正観さんは言いました
人生というのは、1人の人間において自己完結するのです

自己完結

さてバーベキューの話に戻りましょう
先輩女性に C選手の話をした後
正観さんは続けて言いました

バーベキューを手伝いたくないのなら
やらなくていいのです
やりたければやればいい
「その結果」が自分に返ってきます
それが自己完結です

ポイント
さてこの自己完結ですが、
「因果応報」といったほうがイメージしやすいかもしれませんね
因果応報とは「良い行いも悪い行いも、その行為に応じて自分に返ってくる」というものです

なので、要領よく立ち回っている後輩3人組は
それぞれの人生で 必ず、その生き方に見合った結果が返ってくる

ですから腹を立てる必要はないとのこと

ですがもし、腹を立ててしまったら
それに見合った結果が自分に返ってくるとのこと

ポイント
この話を聞いた先輩女性は
「気持ちがスッキリして、他の人のことが気にならなくなりました」といって
その後は、3人組が要領よく立ち回っていても
笑顔で過ごせるようになったとのことでした

仕事(お金)の要領

さて、先程の話に
納得できる部分もあるでしょうが
そこに「お金」が絡んでくると
納得できないかもしれませんね
ですからお金の考え方も紹介しておきます

時給1000円のアルバイトをAさんとあなたで5時間やったとします
あなたは一生懸命やっていますが、
Aさんはすぐにサボって
あなたの半分しか働きませんでした

ですが結果は、同じ5000円が両者に払われます
「正直者がバカを見てるじゃないか」と言いたくなるかもしれません
ですがこんなお話があります

あるジャーナリストが
20年かけて、
2000人の大金持ちをインタビューしました

質問した内容は「お金持ちの秘訣は何?」でした

ポイント
結果は、
「給料がこれくらいだから、この給料分働けばいいだろう」とか
「どうして、こんなに働いているのに給料が安いのだろう」
と言った人が1人もいなかったのです

お釈迦さま

つまり大金持ちの秘訣は、仕事や給料面において
文句を言ってこなかった人のようです

お釈迦さま

さらに正観さんは言いました

人間が汗をかいたとき(社会になにかをなしたとき)は
2つの報酬として返ってくる
1つはお金
1つは宇宙預金

ポイント
宇宙預金とは「パワー・幸運・人脈・人徳」などです
パワーとは パワースポットのパワーです

ただこの宇宙預金は五戒(不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句)を言うと
0になるようなのでご注意ください。

お釈迦さま

さて、アルバイトの話に戻しましょう

サボったAさんは、
人生で必ず、その生き方に見合った結果が返ってきます

一方で 一生懸命働いたあなたは

2倍働いたのに、1人分の給料しかもらえませんでした
ですが、宇宙預金が貯まっているのです

本来なら1万円もらってもいい働きをしたのに
5000円しかもらえなかった…

ですがご安心を
宇宙の律儀な倍返しという言葉がありますので
あなたには、 倍の1万円の

報酬(お金)か 宇宙預金が積立てとなります
積立てなので、いつ返ってくるかはわかりませんが
宇宙預金は利息がつくとのことなので
楽しみにお待ち下さい

ですから正直者がバカを見ることはないのです

余談ですが

人を騙してお金を得たり、犯罪でお金を得る人を
許せないかもしれません
ですが、たいていは捕まりますよね
自己完結するのです

たとえ、捕まらなかったとしても
自己完結するので
「わたし」が腹を立てたり
論評する必要はないと思います

憎しみは持たない

勘違いしないで ほしいのですが
サボる人に対して
あいつらはやがて罰があたるのだ」と
負の感情で、
自分のストレスを相殺するというお話ではありません

負の感情は持たないほうがいいです
なぜなら憎しみを持つことは、自分に返る
つまり、その行為も自己完結するからです

誰も憎まなくていい・恨まなくていい
人の人生と 自分の人生を比べない
「あの人はああいうシナリオなんだ」と受け流せばよい

一言で言えば、正観さんの「自分がどう生きるかだけ」なんです

自分が笑顔でいて、
さらにサボっている人にさえ
笑顔で接していれば
あなたの人生にはなに問題ありません。

ポイント
もし、説教をしたければ
したって構わないのです

ただし、笑顔で穏やかな口調で伝えることです

仕事はいいかげんに

正観さんは仕事に対してこうも言われました
仕事や「頼まれごと」は
「いいかげん」に「適当に」やること

「いいかげん」とはあなたにとってちょうどよい加減
適当とは、あなたにとって適度によいこと

なので仕事は「いいかげん」で構いません

ただ目の前の理不尽に
文句が出そうになったら
「自己完結」を思い出してくださいね

ポイント
バーベキューのお片付けも、
あなたが4人分 働く必要はなく
「いいかげん」にニコニコ片付けていればそれでいいのです

我慢ではない

ここまで聞いて「我慢しろということですか?」という人もいると思います
ですが そうではなく、正観さんの本質は
「気にならない」です
自分が「気にならない人」になる

それを補助する考えとして「自己完結」
「投げかけたものが返ってくる」を覚えておくといいのではないでしょうか

ポイント
これからは、自分が損な役回りをしたとしても
「宇宙預金がどんどん貯まっている」と考えてみたら
楽しいのではないでしょうか

最後に

人と競って・比べて・争うことをしていると
いろんな嫌なことが目に入ります

嫌なことに目を向けると 人生は楽しくありません
ですが、宇宙預金が貯まっているんだ
余剰分の報酬(お金)は返ってくるんだ と

楽しいことに目を向けると 人生は楽しいことばかりなのです

ぜひ正直者になって宇宙預金で暮らせる人生を過ごしていただけたら嬉しく思います

参考にさせていただいた書籍↓

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