当サイトでは【PR】を含みます

「無敵」とは敵と戦わないこと(宮本武蔵・小林正観さん)

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

お釈迦さま

心学研究家「小林正観さん」は、
「無敵の生き方」を教えて下さいました

注意
一般的に「無敵」の意味とは
「相手になる敵がいないほど強いこと」とされています

ですが、正観さんの「無敵」とは
敵をつくらないこと
出会う人すべてを味方に変えていけば
敵がゼロになる…つまり無敵となる

お釈迦さま

では、そんな正観さんの「無敵の生き方」
さらに理解を深めるお話をさせていただきます

宮本武蔵の兵法

剣術の達人として知られた宮本武蔵ですが
ある大名から剣術の指南役(指導役)を頼まれました

武蔵は「私は自由人だから そのような役には向かないが
2人の弟子の内 1人を送ろう
」と言ったのです

2人のうち、どちらが指南役に向いているか…
武蔵は「暴れ馬の対処」を見て決定しました

1人の弟子は、馬の側までいき
馬の蹴りを ひらりとかわし通り過ぎました
強さは申し分ありません

もう一人の弟子は、100m手前で
馬の存在に気づくと
迂回して馬を通り過ぎました

この2人の行動を見て
武蔵は「迂回した弟子」を指南役に選びました

後年、武蔵は兵法の極意として「五輪ごりんの書」を残しましたが
剣術の達人「宮本武蔵」が悟ったことは
本当に強いものは戦わない」ということだったらしいです

ポイント
これについて正観さんは言いました
「本当の強さ」とは 目に見えて戦ったり 争ったりしないこと
そうならないように「事前に笑顔で回避し、解決していくこと」ではないでしょうかと

現代での無敵

さて、現代では むやみに剣をふるうことはありません
ですが、人間関係において 競って比べて争ってしまっているのです

見ず知らずの相手だけではありません
友人・知人・同僚・家族も含め

相手に対して「不機嫌」を投げかけていないでしょうか
もし投げかけているとしたら
相手は「」になってしまうかもしれません

そんなこと言っても、相手が不機嫌にてさせてくるから仕方ない」という人がいます

ポイント
正観さん流では、不機嫌にさせる人が存在するのではなく
自分の中で 不機嫌を感じた時に 「不機嫌にさせる人」と認識しているだけ
自分がイライラせずに、全部受け入れると
敵は存在しなくなります
注意
怒らない人格者になりなさい」という意味ではなく
ボーっとして、人のことをいちいち気にしなくなると
無駄な争いを避けられ 敵がいなくなり
無敵となる

まったく無感情で相手にしない わけではなく
笑顔で目の前の人を大切にすると
相手が味方となる

つまり敵を作らずに
目の前のすべての人を味方に変えてしまうと

自ずと無敵となり
得をするのは自分自身なのです

敵は無限

競って比べて争う生き方をしていると

目の前の人すべてを敵にする可能性があります

私たちは、気に入らないことがあれば
戦うことを教え込まれてきました

ですが、自分の価値観で
「相手のここが気に入らない」と考えているうちは
その価値観内に収まらなかった人すべてが敵になりえます

ポイント
この考えを変えない限り、一生敵が増え続けます

10人の「気に入らない人」を言い負かしても
11人目が現れるのです

100人の「気に入らない人」を言い負かしても
101人目が現れるのです

そしてこう考えてしまうのです
「どうして世の中はこんな奴ばっかりなんだ」

相手の考えを変えることはとても難しいことです

一生変えられない相手もいる

ポイント
ですが、「自分の考え」なら今すぐにでも変えられる

自分の価値観で判断せず

「そういう人もいるよね」
「そういうこともあるよね」
と受け流すことができると

敵は存在しなくなる つまり無敵となる

最後に

正観さんの「無敵の生き方」
これを念頭において
明日から日常を過ごしてみると
違うものが見えてくるかもしれません

「バカ」と言われて
「そうなんです私はバカなんです」と笑顔でいられる人が本当に強いのかもしれません

先ほどもいいましたが「怒らない人格者になりなさい」という意味ではなく
ただボーっとして、「受け流せる人」になると
自分が得をする
人生が楽しくなる
だって敵がいなくなるのですから

ぜひ「無敵の生き方」をあなたの見方の1ページに追加していただけたらと思います
参考にさせていただいた書籍↓
中経出版
¥2,222 (2024/10/22 06:55:46時点 Amazon調べ-詳細)