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正義感の強い「正しい人」とは (楽しい人になる)

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

心学研究家 「小林正観さん」は
「正しい生き方」よりも「楽しい生き方」が ラクだと言いました

では、「正しい生き方」と「楽しい生き方」どんな違いがあるのか
わかりやすくまとめたので
ぜひ最後までご覧ください

正しい生き方とは

自分は ちゃんと生きているのに
周りは ちゃんとしていない

自分は ちゃんと働いているのに
周りは 働いていない

このように正観さんの言う正しい生き方とは
自分の中の「正しい」だけを価値基準にしている人

もちろん これが悪いことではありません

問題は、自分が「正しい」と思うことを
相手がしてくれない時に
敵意 憎しみ が生まれていること

正義感を 自分を律するため
自分にだけ向けるのは構わない
ですが、相手には向けないこと

基本的には 自分がどう生きるかだけ

正しい人から楽しい人へ

ポイント
正観さんは言います

人間はみな、不完全で 未熟
やることなすことを 完全にはできず
ミスばかりが 当たり前

失敗の積み重ねの結果として 人間がある

つまり、
もともと人間は 正しく生きるようにはつくられていない

それなのに「正しさ」を追求し続けることは
息苦しい人生なのかもしれません

私たちは「こうでなければいけない
「こうあるべきだ」というものを
たくさん抱えています

ですが その価値観は いったい誰が決めたのか
誰が正しいと決めたのか

「正しい」に固執せず、いろんな見方があるので

時に、「正しさ」から離れて
自分にとって「何が楽しいのか」を考えてみると
ラクに問題解決できることがあります

だからといって 何をやってもいいというわけではなく

罪を犯したり、
自分の居心地が悪くなる投げかけをすれば
結局、最も嫌な思いをするのは自分です
決して楽しくない

「正しい生き方」を求めるあまり、
周りの人とトラブルを起こしたり
喧嘩をするよりも、
本当に笑顔で生きていくことを模索するならば
答えは一つ…

正しさよりも 楽しさを追い求める人生

お釈迦さま

正しい人から 楽しい人へ ではないでしょうか

戦争が許せない

戦争をする人間が許せない」という正義感の持ち主がいるとします

ですが「許せない」と相手を憎む心が戦争を生むのです

戦争を起こしている両者は、
自分が間違っているとは思っていません

両者とも 「自分たちは正しい」と思って
戦っています

ですが「正しい」を主張し続けても
問題が解決することは少なく

結局は、争いで勝敗を決めているに過ぎない

私たちの人間関係も 「正しい」を主張しないで

争わずに 相手を味方に変えてしまう方法もある
そのほうが 楽しい人生なのかもしれません

楽しい人間関係

もし上司が 部下と目が合う度に
あら探しばかり」をしていたら

部下はうつになるか、病気になるか、作業能率が落ちるか

もし親が 子どもと目が合う度に
あら探しばかり」をしていても同じことです

お釈迦さま

正観さんは言います
人は、「正しい人」の言うことを聞くわけではなく
好きな人」の言うことを聞くようです

なので「上司・親」が いくら正論を言っても
「部下・子ども」はなかなかわかってくれません

ところが、好かれる「上司や親」
尊敬される「上司・親」 の言う事は
素直に聞くのです

なぜなら、「この人からもっと好かれたい」と思うから

この関係なら 両者ともに楽しい関係でいられますね

楽しい教育

東京に すごく荒れた小学校があった
関係者の話では、
都内で1,2を争う 荒れよう

そこである教師が、
「いかに生徒を正しく導くか」ではなく
「いかに生徒たちと楽しく接するか」を考えた

そして教師自身が 面白いと思った実験などを
子どもたちとやり始めた

すると子どもたちの目が輝き出し
変化が起こり始めた

2年が経過した頃には、
関係者いわく最も安定した良い学校になった

この学校を訪れると
生徒は皆ニコニコして、ありがとうをたくさん言い合い
大変穏やかで 良い雰囲気だったそうです

授業でも、「ただ教科書を読むだけ」の先生より
なぜこの教科が楽しいのか」を熱弁する先生のほうが
生徒は興味を持ち 成績が上がるようです

楽しい経営

ほとんどの企業が「正しい経営」を目指している
「どうすれば利益をもっと上げられるか」

ですが この考えでは

経営者本位なので
利用者(客)は これについてこれずに

結果… 倒産する場合があります

反対に、 客がいかに楽しいかという
お客様本位」で経営すると

利益がどんどん上がって
多くの企業(店)が成功すると正観さんは言いました

また 正しい経営 の会社は
社員から見ても 息苦しいです
なぜならノルマを強要させられるから

ですが、楽しいことだけをひたすら考えている会社は
従業員が楽しくて楽しくて仕方ないのです

自分から喜んで出社したい会社
やる気が出る会社
辞めたくない会社

こんな職場なら 楽しいですね

楽しい競技

甲子園で 優勝に何度も導いた監督というのは
「楽しさ」に目を向けた監督であるようです

怒ったり 威圧的にはならない

なぜなら 人間はストレスを感じると
筋肉の毛細血管が収縮して
本来の動きができなくなる

だから それを知っている監督は
野球を楽しめ」がテーマ

そしたら球児たちは
能力以上の力を発揮するのでしょう

一昔前は、部活動でも
水を飲んではいけない」という精神論でした
ですがこれでは 本来の能力は発揮できません

このことからも わかるように

「楽しい」を 優先させることは
決して悪いことではなく
本来の能力を発揮させるのです

正しい人からは離れていく

ある男性が
被災者のために
自分の「家・土地」をすべて売り払って

そのお金で 炊き出し(食事)を提供しました
この話が広まり、
男性に講演依頼が来るようになった

講演中に男性は言いました

なぜ みなさんは 私と同じように行動しなかったのですか?

会場は静まり返り、
同じ主催者からは
2回目の講演依頼はなかったようです

価値観を押し付ける人からは
人は離れていく

反対に 「私はバカですから家も土地も売っちゃいました みなさんも真似しないくでくださいね」と笑っていたら
楽しい講演になり、
その後も講演依頼が続いたかもしれません

イライラは正しいと思うから

ある講演会でのこと
開始時刻になっても
参加者が半分しか集まっていなかった

主催者はこれに対し
なぜ時間を守らないのか」と怒った

正観さんは言いました

来ていない人に 目を向けるのではなく
時間通り来てくださった方に目を向けたら感謝ができます

イライラするのは
多くの場合「自分が正しい」と思うところから生じる

自分が「正しい」と思わなければ イライラはなくなる

それを聞いた主催者は 心を改め
イライラしなくなったようです

その後の 講演会では、
不思議と時間を守る人が増えていき
参加者も増えていったようです

お釈迦さま

感謝の心は 怒りの感情を鎮め
さらに周りの人や神さまが味方することがある

最後に

正観さんの「楽しい生き方」はどうでしたか

人間関係・教育・経営など
いろんな問題が解決していくようです

注意していただきたいのは、
正観さんは「正しい生き方をやめなさい」と言ったわけではなく
楽しい生き方がありますよ」と提示しただけです

なので、どう生きるかは 本人の自由

極端に100%を目指さなくても
自分の状況に当てはめてみて
正しさ50% 楽しさ50% でもいいと思います

その都度 「正しいかどうか」ではなく
楽しいかどうか」で考えてみて
それで問題解決できたらいいですね

お釈迦さま

たくさんの方が
ラクで楽しく
穏やかな時間を過ごしてくだされば嬉しく思います
参考にさせていただいた書籍↓