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小林正観さんの「子育てしない子育て論とは」

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

お釈迦さま

教育学博士でもある小林正観さんは
「親は子どもと向き合い過ぎないほうがよい」と言いました

では、その理由と「どのような育て方」が良いのかをご紹介します

向き合い過ぎるとは

親子が向き合いすぎるとは
親が子どもに対して「こうしなさい」「そこがダメ」と指摘することです

しかし、そのような育て方は
子どもの芽を摘んでしまうと正観さんは言います

また向き合いすぎる親(指摘する親)の特徴として
結局は「親が自分の理想どおり」に子どもを育てたいと思うがゆえにやってしまう行動なのでしょう

具体的に言えば
「テストで100点をとってくる子ども」に育てたい
「大会で1位になれる子ども」に育てたい
「親の言う事を聞く子ども」育てたい
という親の理想です
注意
勘違いしないでほしいのですが
子ども自身が自ら楽しんで、100点や1位を目指したり
すすんで親の言うことを聞くのならよいのですが

「親が自分の思いどおり」に子どもを育てるのはよくありません

お釈迦さま

では「向き合わないでどうやって育てればよいのか」
それが次です

見守る親

親が子どもに対して
「あなたはあなたのままでいい」
「あなたがどうなってもあなたを支え続ける」

というスタンスが、正観さんの推奨する育て方のようです

しかし、これだと逆に「きちんとした人間に育たないのでは?
と思う親がほとんどでしょう

ですが正観さんは言います
「どんなときでも自分を受け入れてくれた親を悲しませようと育つ子どもはいない」

ポイント
子どもには自由にさせて(自分で考えさせて)
子どもが助け舟を求めたときだけ、いつでも助けてあげる
という覚悟のある親の元では、子どもはあまり踏み外さないのだそうです

お釈迦さま

そして、「困っているときだけ」無条件で受け入れるというのが
正観さんの「子育てしない子育て論」だそうです

ダメな子は存在しない

ポイント
「ダメな子」とか「わるい子」なんて子どもは一人もいない

もしそんなレッテルのついた子どもがいるとしたら、
それは、そんなふうに見ることしかできない大人たちの精神が貧しいのだ

お釈迦さま

この言葉は、漫画家の手塚治虫先生の著書
ガラスの地球を救え」で述べられた言葉のようです

(正観さんの本の中でも紹介されています)

子どもは思いどおりにはできない

そもそも、他人を思いどおりにすることができないように
「我が子」であっても思いどおりにはできません

仮に、幼い間は、親の思い通りにできたとしても

「好きなことをさせてもらえなかった」
「指摘ばかりされて育った」

という反発・不満を持ったまま育ち
大人になるにつれ、「親の言うことを聞かない」ように育っていくかもしれません

それだけでなく、せっかくの子どもの才能の芽も摘んでしまうことになります

それよりも、しっかりと「見守る姿勢」で
子どもに安心感を与え続けることで子どもは、どんどん自立していき
さらに、親に対しての感謝の気持ちを持ち続け

親が想像できないほどに「親孝行な子ども」に勝手に育っていくのだと思います

お釈迦さま

これが、正観さんの言う「子育てしない子育て論」の本質だと思われます
ポイント
この育て方のほうが、親子ともに干渉しあわないので
とてもラクな「子育て」なんだとか。
子育て中の方は、是非参考にしてみてくださいね。
参考にさせていただいた書籍↓