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大切な人の死 乗り越え方

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

家族の死を乗り越えるのは
とても大変なことだと思います

ですが これから伝えることを参考になされば 

乗り越えられるかもしれませんので
ぜひ最後までご覧ください

千の風になって

家族の死 、大切な人の死で悲しむ人たちの
心を大きく動かした歌があります

その歌のタイトルは「千の風になって」

2006年 NHK紅白歌合戦
テノール歌手の秋川雅史さんが

「千の風になって」を歌いました
国民の心を捉え またたくまに

オリコンヒットチャートで第一位を記録
クラシック歌謡というジャンルが
オリコンで1位になるのは前代未聞だったそうです

歌の歌詞が 人々の心に 多く共感されたからでしょう

歌詞の元になったのは…

「千の風になって」の歌詞は、元となった「海外の詩」が存在します

作者不明ですが
輪廻転生(生まれ変わり)を信じる 英語圏の民族に伝わった

12行の詩 「Do not stand at my grave and weep 」

こちらが元になったと言われています
秋川さんが歌った「千の風になって」が

日本で知られる少し前
1989年に この12行の詩が
世界中の人々に知られるきっかけありました

それは 1人のイギリス兵が
テロによって亡くなった事件です

当時24歳の青年 ステファン・クミンズが兵として遠征中

自分が戻れなかったときのことを考え
両親に手紙を残しました

その内容がこちら
両親へ もしもの時のために この手紙を残します
どうか私を殺した人のことを恨まないでください

そして愛する全ての人々へ…

私のお墓の前で泣かないでほしい
私はそこにはいない 眠ってはいない

私は そよ吹く 千の風
雪上のダイヤモンドの煌めき
穀物に降り注ぐ太陽
優しき秋の雨

朝の静寂の中 貴方が目覚める時は
私は天高く舞い上がり

空から静かに貴方を見守る
夜には星になって貴方を優しく照らす

私のお墓の前で泣かないでほしい
私はそこにはいない
死んでなど いないのだから

Do not stand at my grave and weep,
I am not there; I do not sleep.
I am a thousand winds that blow,
I am the diamond glints on snow,
I am the sun on ripened grain,
I am the gentle autumn rain.
When you awaken in the morning’s hush
I am the swift uplifting rush
Of quiet birds in circling flight.
I am the soft starlight at night.
Do not stand at my grave and cry,
I am not there; I did not die.

ステファン青年の葬儀の際、
父親によって朗読されたこの手紙は

イギリスBBC放送局によって
全英に知られることになった

放送終了後…

1万を超える感動の電話が寄せられ
受話器の向こうでは 多くの人が泣いていたそうです

当時 イギリスでは テロが多発し、
兵士や民間人がたくさん犠牲となり

憎しみが 新たな憎しみを生んでいた
ステファン青年は、

憎しみの連鎖を断ち切るために

「自分を殺した人を恨まないで」
「許してあげて」との訴えが

多くの人の心を動かし
12行の詩が 世界中に知られることになりました

泣きたい時

この「12行の詩」の日本語訳・作曲を担当したのが
新井 満さん

新井さんはインタビューでこのように述べています

ポイント
歌詞の中には「泣かないでください」とあるが、
泣きたい時には 一生分の涙を流すくらい泣いた方がいい。

でも、その後はすくっと立ち上がり、
死者の分まで一生懸命 生きてあげることです。

それが、死者に対する
最大の供養になるのではないか。

私たちも、やがて 人間としての役割を終える。

死んだら風や星になって、
天上から 後に残してきた人々を見守ってあげたらいい

新井さんの元には当時7000通を超える手紙が届いた

「この歌に癒やされました」
「生きる希望と勇気をもらいました」
「亡くなったと思った人が すぐそこにいるように感じました」

お釈迦さま

いつしか この詩は「必要としている人の元に届く」と 言われるようになりました

安心して幸せになってください

小林正観さんは言います
人の死をいつまでも 嘆き悲しみ

残された人が
「なんで死んじゃったの」と

執着を強く持っていればいるほど
死んだ人は成仏できない

つまり、嘆き悲しむことが、
向こうの世界の人には、
かえって ものすごくつらい思いをさせることになる

悲しむのはいい
少しの間 泣きくれてもいい
でも執着を持ってはいけない

もし、その人のことを いとおしむのなら
執着を早く手放してあげること

お釈迦さま

これからは、こうやって生きてみるのはどうでしょう
ポイント
「今まで たくさんの喜びと幸せを
あなたから頂きました。
その思い出を これからの人生に取り入れながら
私は少しずつ 成長していきます
安心して向こうの世界で幸せになってください」

最後に

12行の詩の最後に 「死んでなどいないのだから」という一文がありましたね
人間は「肉体の死」を迎えることはあっても

存在を忘れなければ 「存在の死」を迎えることはない
つまり、「私」の心の中には

大切は人は いつまでも生き続けるのです
過去を変えることは

誰にもできません
ですが 過去を受け入れることにより

悩み 苦しみは 無くなります

大切な人との別れは
たしかに つらく悲しいものですが

できる範囲で 受け入れてくださり
笑顔で過ごされることを願っております
参考にさせていただいた書籍↓
「こころの花畑」(千の風になっての話)

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