人は死んだらどうなるのか?|死の不安がやわらぐ実話と研究

死の不安がやわらぐ話

私たちは ときに
死の不安を感じることがあります

今回は そんな 死の不安を
やわらげる話を集めました

最後には、きっと心が軽くなっていると思いますので

ぜひ最後までご覧ください

死んだ後 どうなるの?

人は死んだらどうなるのか?
これこそが 死の不安を感じる
一番の理由でしょう

人は死んだらどうなるのか?

ここで参考になるのが
アメリカとイギリスの病院で、
心肺停止後に 蘇生した 2,060名のデータを集めた
AWARE IIという研究があります
2022年に発表されました

その研究でわかったのは

死の直後の体験について
次の共通点が確認されました

・明るい光に包まれた
・痛みも恐怖も消え 安心感に包まれた

・亡くなった大切な人に 会うことができた
・人生を振り返って 「これでよかった」と感じた

そんな言葉が、いくつも寄せられていました。

私たちは 死後の世界が
不明瞭なため、より不安に感じやすい

人に寄っては
「暗くて 怖いかも」
「一人ぼっち?」
というイメージがあるかもしれません。

ですが、そうではなく
「やすらぎへ戻る場所」
「一人ぼっちではない」
「明るい光に包まれている」
とわかったら
死の不安がやわらぐのではないでしょうか

では次のお話

前世の記憶を持った少年

実際にテレビで放送された
前世の記憶を持った少年の話です

アメリカ ルイジアナ州にて
2歳の少年 ジェームズは
戦闘機から落ちる「夢」に うなされていました

はじめのうち両親は
単なる夢だと思っていましたが

次第にジェームズは
2歳とは思えない単語を 言い始めた

前世だった時の名前
乗っていた戦闘機の名前
配属されていた空母の名前
友人兵士の名前

父親は妙だと思い
その単語を調べていくと
なんと第二次世界大戦の史実と
一致していることがわかった

さらに父親は、
その第二次世界大戦を経験した
元米兵たちに連絡をとり

ジェームズの語った内容が
詳細に合致したことがわかってしまった

この話はテレビでも取り上げられ
報道機関や
バージニア大学の科学者が
追って調査したところ
信憑性が高いと判断した

よって家族が嘘をついている
子どもが演技している可能性は低いと

話題になった実話です

さて、このジェームズ少年 以外にも
世界中では、
生まれ変わり(輪廻転生)を
ほのめかす出来事がたくさん起こっています

もしかして 生まれ変わりが
本当にあるのかもしれません

信じる 信じないは自由ですが

もし、本当に あるとしたら
少し 死の不安が やわらぐのではないでしょうか

では次のお話

死があるから 分かることがある

フランスの思想家モンテーニュは言いました

死を意識することによって
日々を より大切に「生きる」ことができる

これはどういうことかと言うと

例えば私たちは
「空腹」を感じるからこそ
「美味しい」を感じることができます

それと同じように
「死」があるからこそ
「生」を より大切に生きられるのではないか

具体的には 私たちは日々
とても多くのことで悩んでいます
・人間関係
・他人の評価
・過去の後悔
・未来の不安
などさまざま

しかし、私たちは
いつか必ず死にます

必ず死ぬのに、
悩みを いつまでも引きずる必要はあるでしょうか

それよりも、
今を せいっぱい楽しむほうが
人生は より有意義ではないでか

このように死を意識することによって
生が より豊かになる

また裏を返せば

今をせいいっぱい楽しむことが
死の不安を最小限にしてくれるとも言えるでしょう

死によって分かることもあるのです

では次のお話

命は自分のものではない?!

私たちが 死を不安に感じるのは
「失う」と思ってしまうから

しかし 古代ギリシアの哲学者
エピクテトスはこんな例え話を残しました

生まれる前、
私たち一人ひとりは

神さまと「ある約束」をした。

神さまはそっと言います。
「両手を出しなさい。」

そして、私たちの手のひらに
小さな石を そっと置きながらこう告げた

「この石は、とても大切なもの。
 生きているあいだ、しっかり持っていなさい。

人生を存分に楽しみ
与えられた役目を終えるとき——
 この場所へ、必ず戻しに来なさい」

この石の正体は「命」です

つまり、命は
失うのではなく
借りていたものを「返す」だけ

最初から「自分のもの」ではない

人間は みな いつか必ず死にます
なぜなら 神さまがそのように造ったから …

つまりエピクテトスは
「失う」と考えるとネガティブになるが
借りていたものを返すだけだから
安心しなさい と言いたかったのではないでしょうか

では次のお話

死の不安をやわらげる方法

死の不安をやわらげる方法があります。

それは、感謝をすること

感謝で不安がやわらぐことが
脳科学によって解説できます

まず、人が死の不安を感じるのは
ごく自然なこと
なぜなら、
生存率を上げるために
本能で備わっているから

脳の扁桃体という部分にて
恐怖や不安を感じるようできています

そして
この扁桃体の恐怖・不安を和らげるのが
感謝というわけです

人が感謝をすると、
脳からは
セロトニン・オキシトシン・ドーパミンなどの
幸せホルモンを出す

この幸せホルモンたちが、
恐怖を和らげるのです

風邪を引いた時
風邪薬を飲めば
症状がやわらぐのと同じように

死の不安を感じたら
感謝によって
不安がやわらぐことがわかっています

では、具体的に
何に感謝すればいいか…

簡単です
まず 親に感謝しましょう
(すでに亡くなられていても構いません)

産んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう

次にパートナーに感謝しましょう
出会ってくれてありがとう
ここまでこれたのはあなたの おかげです

次に子どもに感謝しましょう
親として選んでくれてありがとう
おかげでいい人生でした

次に友人・知人に感謝しましょう
楽しい時間をともに
過ごしてくれてありがとう

いろんなアドバイスをありがとう
優しい笑顔をありがとう

他にも、
ご神仏に感謝
モノや・動物・植物への感謝も
大変効果がありますので

ぜひ感謝をして
死の不安をやわらげてみてください

最後に

人間ですから死の不安は自然なことです

でも 不安な気持ちは
受け入れることによって小さくできるので

不安が襲ってきたときは
今回の話を覚えておくと 助けになるでしょう

また死によって見えてくるものがありましたね

本当にやりたいことが見つかる
人に優しくなれる
ささいなことで怒らなくなる
感謝ができる
より幸せを感じることができる

いかがでしょうか
少しは 死の不安がやわらいだでしょうか

今回のお話が参考になりましたら幸いです