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人に嫉妬しなくなる方法

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

私たちはつい、「人の幸せ」に
嫉妬してしまう時があります

自分よりいい暮らしをしていたり
自分に無いものを持っていたり

この動画では、
心学研究家「小林正観さん」の考えをもとに
嫉妬する「理由」と「克服法」を紹介します
ぜひ最後までご覧ください

嫉妬する理由

私たちは「競う」「比べる」ことが当たり前になっています
なので自分と 他人を つい比べてしまうのです

競って 比べていると
「あいつに負けたくない」「あいつより下はいやだ」という考えが生じます

もし相手が 自分より上になったら
憎んだり・恨んだり・引きずり降ろそうと考える

これが「嫉妬」だと
正観さんは言いました

そしてもう一つの「嫉妬する理由」が
自己顕示欲じこけんじよく」が強い人

自己顕示欲とは

自分がたいしたものだと認められたい
周りからそう思われていないと生きていけない 状態の人

自己顕示欲が強い人は
「人の幸せ」が起こった時
他人がチヤホヤされているのが許せない

どうして自分にはないのかという思いが嫉妬

正観さんは
嫉妬も自己顕示欲も
マイナスのエネルギーと言いました

できれば 持たないほうがいいのです
その理由が次です

投げかけたものが返る

たとえば、女性社員の結婚が決まり
寿退社すると聞いた時

同僚女性のAさんは

「私が売れ残ったみたいじゃない」
と嫉妬して口を聞かなくなりました

そんな意地悪をしたところで

会社に残るAさんは 今後もそういう目で見られることになり
男性社員からみて Aさんと結婚したいという人は少ないでしょう

バレないように意地悪したとしても、
退社していく人にバラされるかもしれないのです

このように
不平不満・愚痴を言う人は、またそれを言いたくなる現象が返ってきます

一方で別の同僚(Bさん)は
寿退社をまるで自分のことのように喜び
お祝いまでしてくれた

とても嬉しそうな表情を見せたBさんに
男性社員は「この人とお付き合いしたい」と思うかもしれませんし
退社していく人が「良い評判」も残していく

Bさんには また喜びたくなる現象が返ってくるようです

ではどうすれば、これら嫉妬心を抑えることができるでしょうか
それが次です

嫉妬の克服法

ある講演家の方が こう言いました

人間はどんなに修行を積んでも、嫉妬の心だけは克服できない

これを聞いた正観さんは こう言いました

ポイント
たしかに嫉妬の心を克服するのは難しい

ただ「嫉妬せぬように」と努力 するよりも
もっと楽しく 楽な方法がある…

お釈迦さま

それが お釈迦さまの言葉「随喜功徳ずいきくどく」だというのです

随喜とは 心の底から喜ぶ
感謝して喜ぶ という意味

功徳とは徳を積むこと

つまり随喜功徳とは

ポイント
人の「幸せ」が起こり 喜ぶ姿に、
同じ気持ちになって 心の底から喜んであげること
そうすれば徳を積める

徳を積めば自分にとっていいことが返ってくる

例えば、
友人が「臨時ボーナスが入ってね」と言ってきたら
「へぇー 良かったねぇ 何に使うの?」
「彼女と旅行に行こうと思ってね」
「それは楽しみだね。また話聞かせてよ」
と自分のことのように喜ぶ

これが随喜功徳です

正観さんは随喜功徳は仏教の修行の中で一番簡単だと言いました

なぜなら、
「人助け」は内容によって大変なものもありますが
「随喜功徳」は、心の底から喜んであげるだけで徳が積めるのです

随喜功徳も「人助け」同様に
目の前の人を喜ばすという点
徳を積めるという点が同じなのです

最も 簡単であり さらに徳まで積める
だとすれば、「人の幸せ」は喜んであげないと損なのかもしれませんね

祝い金が返ってくる?!

日本では 「人の幸せ」に ご祝儀を渡す習慣がありますが
喜んであげたくても、おサイフ状況が苦しい場合があります

正観さんいわく
喜ばれるように使ったお金は倍になって返ってくるとのこと

ということは
ご祝儀も 倍になって返ってくると考えられます

これがわかったら
喜んで 随喜功徳をしたくなりませんか

最後に

小林正観さん日めくりカレンダー随喜功徳
正観さん 日めくりカレンダーには
随喜功徳がこのように書かれています

喜んでいるあなたを
喜んでいる私

喜んでいる私を
喜んでくれるあなた

喜ぶだけで徳を積む
随喜功徳

随喜功徳の素晴らしいところは
「人の幸せ」を「私」が喜んだら
さらに「相手」の喜びが増す

つまり 目の前の人を「幸せ」にしているのです

いつも目の前の人を「幸せ」にしている人に
神さまは微笑んでくれる…
徳が積めるのです

さあ、人の喜びまで 心から喜ぶことができたら
私たちの人生は もっと楽しくなるに違いありません

自分の幸せだけを喜ぶより
友人・知人・家族の喜びも分かち合えたら
どんなに楽しい人生でしょうか

お釈迦さま

ぜひ たくさん喜びに満ちた人生を過ごしていただけたらと思います
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