動画で解説
このページの内容を簡単に動画で紹介ています。
徳とは「善い行い」であり
徳を積むと、自分に返ってくる
このように、徳という言葉については
誰もがなんとなく知っていることでしょう
では、どうすれば徳を積めるのか
立派な行いをしなければいけないのか
いいえ、心学研究家「小林正観さん」は
もっと簡単な徳の積み方を教えてくださいました
では、ご紹介していきます
正観さん流「徳の積み方」
非常に難しいことのように聞こえますが
実は簡単なのかもしれません
それは、自分以外のものに
感謝をすること
たったこれだけです
要するに、自分以外のすべての人・もの・現象に感謝をすると
徳が積めるというのです
なので立派な人になる必要はありません
感謝は誰にでもできることなのです
感謝をするには
正観さんいわく
私たちは自分の努力や頑張りで生きていると思い込んでいますが
実は自分の力によるものなどなにもなく
まわりに生かされているとのこと
例えば、私たちは
水も酸素も自分でつくることはできません
食事をするのも、
野菜は土がないと育ちません
野菜や肉を育ててくれた人がいれば
流通に携わる人がいて、
ようやく私たちの家庭に届けられるのです
さらには、食器がなければ食事もしにくいでしょう
そう考えると、
自分以外の人・もの・すべての現象に
感謝ができるようになるみたいです
そうやって感謝を投げかけることが
徳を積む行為だと正観さんはおっしゃったのです
感謝ができると
感謝ができれば、
人間、一人ひとりに対して大事に思うようになります
人間だけでなく植物や動物、道具に対しても丁寧になっていきます
さらには、自分の置かれた状況や環境に
文句・愚痴・泣き言を言わなくなります
また、周りに感謝を投げかける人は、
自分から恩返しの気持ちが自然と湧いて
喜ばれる存在でありたいと思うようになります
喜ばれる存在になると
喜ばれる存在になりたいと思う人は
不機嫌な顔はせず、常に温かい笑顔を投げかけるようになります
愚痴・泣き言を言うのではなく、
人を励ましたり、明るくする言葉を使う
まわりに感謝をして、そして褒める
つまり、感謝をすると
恩返しをしたいと思うようになり
その結果、喜ばれる存在となる
(これら一連の流れから)
正観さんは感謝をすることが徳を積む行為につながると
おっしゃったのです
徳を積むとどうなるのか
さて、冒頭でもいいましたが
徳を積むと自分に返ってくる(良いことが起こる)と
一般的には思われています
さらに正観さん流に徳を積むと
次のことに気づけるようになります
良いことが起こるのではなく
すでに自分が幸せに恵まれていたことに気がつけるのです
欲しいものが手に入るのではなく
すでに満ち足りていたことに気がつけるのです
仕事が見つかるのではなく
どんな仕事でもありがたいと思えるようになるのです
お金が増えるのではなく
お金に対する執着が薄れる結果としてお金に困らなくなるのです
良い人がよってくるだけでなく
嫌いだった人が感謝の対象に変わることがあるのです
総じて
自分自身が
いつも穏やかで淡々と笑顔で
すべてのことに取り組めるようになるみたいです
お釈迦さま
ぜひ、まわりに感謝を投げかけて
どんどん徳を積んでみては
いかがでしょうか…
お釈迦さま