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「みんなが大変な問題を抱えている」とわかれば人生はラクになる

すべての人が大変な問題を抱えている(人工透析の男性)

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。
私たち人間は事故・病気・人間関係・家庭環境などの問題に遭遇したとき
つい「なぜ自分だけがこんな目に…」と不平不満を言いたくなります

ですが、心学研究家「小林正観さん」は言いました
すべての人が大変な問題を抱えている」と…

お釈迦さま

では、そのことがわかるお話をご紹介します

とある男性の相談

正観さんの講演会が終わった後
30歳くらいの男性に車で最寄り駅まで送ってもらった時のことです

男性は次のように話はじめました
「3ヶ月前にも正観さんの講演会に参加しましたですが、明るくなることができません」
「なぜ明るくなれなかったのですか?」
「病気で人工透析をはじめて、そのような気分にはなれません」

お釈迦さま

3ヶ月経った今でも明るくなれないという男性に正観さんは言いました
「すべての人が大変問題を抱えています
けれど、その大変な問題をいちいち口にしていないだけです」

にこやかな女性

車の中には、他の参加者も乗っていました
その中に、にこやかで穏やかで、落ち着いていて温かな笑顔で
女優のような容姿をした女性がいたそうです

正観さんは人相学もできるので、この女性の人相から
なにかを感じ取ったようで、女性に話しかけました

話した内容
「私は講演会でまだあなたとは数回しか会ったことがないのであなたのことを詳しく知りません

しかし、あなたの顔を観るとものすごく大変なものを抱えながらそれを笑顔で隠しているように思えます

何かを抱えていませんか?」

お釈迦さま

10秒ほどの沈黙のあと、
女性は「わーっ」と大きな声をだして泣き崩れたようです
そして女性は言いました
「私は3つの難病があり
医師からは、『10年後に手足が動かなくなるかもしれない』と宣告されています

彼女は難病を抱えながらも、それでも笑顔で生きていたのです
人生を悲しんでいることは、まったく表に出していなかったのです

ポイント
このやり取りがあった1ヶ月後
人工透析の男性が正観さんの講演会に再び来たそうです

すると今度は、とても明るい顔だったようです

正観さんの言葉

「あなた」だけが、大変な思いをしているのではありません
みんな大変な思いをしています

だから、そのような問題を「大変だ」「大変だ」と言わないこと
いちいち評価・論評したり、感想を言わないこと

それを笑顔で受け止めながら(感謝しながら)
生きていけるかどうかが「人生のテーマ」なのです

いかがでしょうか

人はだれも「人生を自分の思い通り」にすることはできません

つまり、悩み・苦しみを避けることはできないのです
ですが、悩み・苦しみだと思わずに受け入れる(感謝する)ことができたら

悩み・苦しみはなくなってしまうのです

どんな難病を抱えていようとも、どんな問題を抱えていようとも
人は明るく笑顔で生きていけるのではないでしょうか

お釈迦さま

また、自分だけでなくみんな苦労しているんだなと理解できれば

他人の人生に嫉妬したり
他人に対して厳しく評価するのはやめようと思えるのではないでしょうか
参考にさせていただいた書籍↓