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「子供の反抗期」親はどうすればいい?

親子ケンカ

メモ
  • 子供の反抗期にどう対処すればいいかわからない、、、
  • 子供が攻撃的になって困っている、、、
このように悩んでいるは多いと思います。
では、「子供の反抗期」はどうすればいいのでしょうか?
正解は「黙ってそばにいてあげる」だけでいいようです。

では、具体的に「ある話」を例にして説明していきます。

ある和尚さんの話

メモ
ある和尚のところに、が相談に来ました。
「子供が家業を継がなくて困っている。どうか、説得をして欲しい、、、」
それを聞いた和尚さんは、何も言わず「参りましょう」と言って、引き受けたのでした。
そうして、その家族のところで、2泊することになったというのです。
2泊3日の間、その子供と和尚は2人きりで食事をしました。
そして和尚さんは、説教をいっさいしませんでした。
その子供は、用意していた反論の気持ちが、ゆるんだに違いないでしょう。
メモ
3日目の夕食を終えた後、和尚は「ごちそうになりました。帰ります」と言いました。
子供は、玄関まで和尚さんを見送る時でした。
和尚さんがワラジのヒモを結ぶ時に、涙をこぼしているのに気がついたのです。
その涙を見た子供は「これからは真人間になろう」と決意し、後に家業をきちんと継いだそうです。
 

小林正観さんの推理

さて、先程の和尚さんの話は、「なにが起こったの?」と思ってしまいますよね。
ですが、小林正観さんの推論を聞くと、納得ができます。

メモ
和尚さんは、反抗期になっている子供の中に「哀しさ」を見たのではないでしょうか。
子供というのは、生まれながらにして優しさのカタマリです。
わけもなく、反抗期になったり、攻撃的にはならないのです。

ある家に生まれ、家業を継がなければならない。
でも「嫌だ嫌だ」というメッセージを発信しているのに、家族は子供につらく当たる、、、誰もわかってくれない、、。
その子供の哀しさが「ありありと伝わり、お賞賛は涙を流したのではないでしょうか。」

 
メモ
反抗期になり、攻撃的になっている子供は、実は「心の奥には、親が計り知れないほどの、たくさんの哀しさ」を抱え込んでいるのかもしれません。
それに対して、「こういうふうに変えた方がいい」とアドバイスするのは、逆効果かもしれません。

「何も言わないで、ただ子供の哀しみをわかって、ずっとそばにいてあげる」
これが、本来の親の愛情なのでしょう。
「ああしろ!こうしろ!」と言うのは、親の愛情ではなく、親のエゴ(自我)にしか過ぎないのです!

お釈迦さま

反抗期の子供には
「何も言わないで、ただ子供の哀しみをわかって、ずっとそばにいてあげる」
そうすれば、その親の愛情を知った子供は、やがて自分の足で真っ直ぐに歩み始めるのではないでしょうか。
反抗期も、時間とともに解決され、ただただ、親への愛情に感謝をする子供になるのではないでしょうか。

参考書籍↓