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子供の登校拒否の原因を考えなくてもよい。改善したケース

学校の教室

昔と比べて、登校拒否をする子供が増えたと言います。
子供が学校に行かないことに対して、悩んでいる親も多いと言います。

なぜ、登校拒否になるのか?

登校拒否になった理由というのは、ほとんどがこういうものです。

メモ
  1. いじめる子供がいる(先生が厳しくあたるという場合もある)
  2. いじめっ子がいるということを、に言う
  3. その結果として、親は学校の先生に言いに行く
  4. 先生は、いじめっ子を呼んで「いじめているのか?」と聞きますが、いじめっ子は「いじめていません」と言って終わりです。
  5. いじめっ子は「先生にチクったな!」と言って、いじめがエスカレートするのです。

必ず、親に相談するという選択をする子供がほとんどだと思います。

メモ
しかし、親に言ったけれど、親も解決できなかった。
その結果として子供は、家に閉じこもるか、死を選ぶかという二つの選択肢しかありません。
ありとあらゆる状況を考えて、不登校という最善の結論を選んだのです。

親の追及が自殺へと追い込む

親が、「なんで学校に行かないんだ」と追及して、問い詰めれば詰めるほど、子供は家にいることができなくなります。
行き場所がなくなった子供は、自殺するかもしれません。

メモ
自殺という方法を選ばすに、我が家を最後の安らげる場所として選んでくれた子供に対して、「自分がなんとかなると思うまで、好きなように自分の判断を大事にしていい」と言ってあげるのが親ではないでしょうか。
子供に対して、「死を選ばずにいてくれて、ありがとう」といって、手を合わせ感謝することだってできるのです。

学校に行くことよりも、仲良く暮らせるほうが大事

登校拒否になったからと言って、親が「ああしろ」「こうしろ」と、行ったところで登校拒否は改善しません
言われて改善するくらいなら、登校拒否が本格化していないはずです。

そのように考えると、登校拒否の子供にあれこれ言うのは、子供を追い込むことでしかありません。
追い込まれた子供と言うのは、「親もあてにならない、、、」としか思わないでしょう。

メモ
しかし、反対に子供に対して「好きなようにしていい」「あなたは私の宝物なのだから」とニコニコと接していたらどうでしょう。
たとえ、登校拒否が治らないにしても、一生、親であるあなたの味方になってくれます。
反対だったなら、一生、親であるあなたを恨みながら生きていくかもしれません。

お釈迦さま

子供が、学校に行く、行かないよりも、
家族が仲良く暮らせるほうが大事ではないでしょうか?

登校拒否が改善したケース

ある父親が、登校拒否の子供に困り、お寺の住職のもとへ相談に行きました。
住職は、「私にはそれを解決する力はありません。ただ、毎日早朝に座禅を組んでいるので、それに参加して、何か一緒に考えることはかまいませんよ」と言われたそうです。
父親は、車の往復で2時間かかるのにもかかわらず、毎日続けたようです。

メモ
半年がたったとき、父親は住職に言いました。
「毎日、2時間ほど一緒に車に乗っているうちに、息子とたくさん話をするようになりました。最初は口数が少なかった息子も、いろいろなことを話してくれるようになりました。本来の明るさを取り戻し、登校拒否の問題も解決しました。大変ありがとうございました。」