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人間関係に疲れた人へ(イライラしないコツ)

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

お釈迦さま

人間関係 イライラしなくなる方法
私たちは 人間関係で よく悩んでしまいます


職場・嫁姑・夫婦・近隣住民
など 多岐にわたりますが
このページでは 人にイライラしなくなる見方をまとめました
ぜひ最後までご覧ください

悪口は受け取らない

人間誰しも 悪口を言われたらイラッときますよね
ですが、こんなお話があります

ある日 お釈迦様のもとに
お釈迦様のことを嫌う 男がやってきて

散々悪口を言ました
黙って聞いていたお釈迦様は、

聞き終わると静かに尋ねた。
あなたは、親族に食事を振る舞うことがおありか?
ああ あるとも

もし、親族がたべものを食べなければどうする?
テーブルの上に残るだけさ

じゃあ、悪口を言って私が受け取らなければ、その悪口は誰のものになるか?
受け取らなくても、与えた以上は与えたのだ

それは 与えたとはいわない
だとしたら、どれを受け取ったといい、どれを受け取ってないというのか?

悪口をいわれたときに、こちらが怒った状態を受け取ったという
じゃあ あんたは、いくらののしられても、腹はたたないのか?

ポイント
お釈迦様は 次のうたを詠みました
知恵あるものに怒りなし。よし吹く風荒くとも、心のなかに波立たず。
怒りに怒りをもって報いるは、げに愚か者のしわざなり。
最終的に 男は
「私は馬鹿者でありました。どうぞお許しください」と心改めたようです

お釈迦さま

小林正観さんは言いました

喧嘩というのは、売る人と 買う人両者が揃って初めて起こる

ですから たとえ喧嘩を売られても、買わなければ喧嘩にはならない
ですから みなさんも喧嘩を売られることがあっても
買わないようにしてみましょう

自分にどうにかできるものではない

日本の哲学研究者であり、
上智大学 文学部教授「荻野弘之さん」は言います

ポイント
私たちは、家庭や職場での人間関係において
他人に「こうなってほしい」と求めてしまう

しかし、勘違いしてはいけないのは
他人は自分にどうにかできるものではない
他人のやることは自分にはどうしようもできない

つまり 相手に望むだけ無駄というもの
ですから 相手に望むのではなく

「自分ができること」に 望みを持つ
態度の悪い上司を変えることはできないが
その上司に接する「自分の態度を変えることはできる

お釈迦さま

お釈迦様はこうも言いました

自分に どうにもできないことは 自分のものではない
自分のものではないことに 悩み執着する必要はない

人間関係も 自分にどうにかできる部分と できない部分があります
できない部分に いつまでも悩み 執着し続けることのないようにと

お釈迦様は言いたかったのではないでしょうか

正義感を振りかざさない

人にイライラしてしまうのに
厄介なものが、正義感 使命感です
例えば、周りの人が「ちゃんと」してないと怒りが湧いてくる

職場の人間に
なんでもっと こうしないの?
もっと早くできないの?

とイライラしてしまう

たとえ職場のことを思ってだとしても
人に 正義感を振りかざすべきではない

なぜなら 人は変えられないから
いくら言っても変わらない相手に

感情的になり 人間関係を悪化させることになりかねない
自分がイライラして損するだけ。

もちろん 笑顔でのアドバイスは構いませんが
会社のためを思う正義感 使命感は
自分にだけ向けるといい

お釈迦さま

こんな お話しがあります

従業員同士が いがみあってる旅館は流行らない
なぜなら旅館に入ったとたんに重苦しい空気感じ

次「また泊まりたい」と思わない

製造業でも、飲食業でもそう
ネガティブな職場で生まれたエネルギーは

悪い波動が伝わってしまうから

反対に従業員同士が 笑顔で楽しく働き

感謝し合ってる職場は
ものが、よく売れたり業績が良くなる傾向にある

だから、会社のことを本当に思うなら
周りに正義感を振り回すのではなく

スタッフ同士仲良くした方が、
かえって職場 全体のためとなる

だから正義感は自分にだけむける
そして自分にどうにもできない領域は悩まない

いらいらさせる人

小林正観さんは
「この世にイライラさせる人は存在しない」と言います

講演会で この話を聞いた女性が
その後の食事会で 正観さんに言いました

私は 家族や姑問題で
20年 つらい思いをしてきました
「イライラさせる人がいない」という言葉には納得できません

お釈迦さま

すると正観さんは次の説明をしました

ある人が 私の目の前に現れたとします
何かを言って通り過ぎましたが
その人に対して、私は何も感じなかったとする
ではこの人は「イライラさせる人ですか?」
「もちろん違います」

「そうですよね。」
「ではその現れた人に対して、私がイライラを感じたとします
その人はイライラさせる人でしょうか?」
「そうですね。その人はイライラさせる人です」

「もう一度聞きます」
「私が イライラしたら その人はイライラさせる人になり
私がイライラしなければ その人はイライラさせる人ではない」

女性は黙り込んでしまいました

つまり、正観さんが言いたいことは
「イライラする人が存在する」でのはなく
自分が「イライラしたら」その人が「イライラさせる存在」になるだけ

相手にも事情がある

いくら見方を変えても
それでも相手が許せないこともある

その場合はもう一歩踏み出して 相手の立場になってみるといいかもしれません
なぜなら相手の行動にも、動機(理由)があるから

一見 非礼のように見える行為でも
必ずしも悪意があるとは限らない

相手がなぜその行動に及んだのかを考えると
それなりの理由を発見することがある

お釈迦さま

こんなお話があります

ある女性が 弁護士のところに相談に来ました
女性の旦那さんは土木工事の仕事してますが

お酒が好きで いつも 酔っ払って遅くに 帰ってくるので
女性は毎晩 怒って、 食事の用意もしてなかったようです

夫婦仲が悪く 「離婚したい」と相談に来たのでした
それを聞いた弁護士は

離婚はおすすめしないといって
女性にもう一度考えてもらうよう

その日はかえしました
女性は 電車での帰り道

偶然 電車の窓から ご主人が働いている様子をみた
暑い昼下がり、作業服を来て

道路を掘り返す作業をしていた
作業服の色が 変わるくらい 大量の汗をかいていた

ああ お父さん あんなふうに 毎日 働いてたんか
実際に働く姿を 目にして ご主人の仕事が
いかに大変なものか 初めて知った

その大変な仕事のおかげで
生活ができているとわかったそうです

「感謝しないと バチが当たる」と女性は思った
その夜、いつものように ご主人は

酔っ払って 遅くに 帰ってきた
しかし 奥さんは 少しも腹が立たなかった

あんな暑い中、汗水 垂らして働いたから、
帰りに 冷たいビールくらい飲みたくなるよね

お疲れ様」と温かく迎えたそうです

次の日、ご主人は 飲まずにまっすぐ家に帰ってきた

そして 奥さんに言いました
「いつも遅くなってすまなんだな。これから なるべく控えるわ」

その後、2人は幸せに暮らしているそうです
この相談を担当した弁護士「西中 務さん」は言います

夫婦仲が悪くなる理由は
一方だけにあるとは限らず

双方にあることも多い
お互いに 相手の世話になっているということに気づくと

自然に感謝の気持ちがわき
争いがなくなると思います

人格者になろうと思わなくていい

ここまで聞いて
怒らないようにするのは

「自分には無理かも」
と思ったかもしれません

ですが正観さんは、人格者になろうと思わなくていいと言いました
「己の心」を磨いて
怒らない人格者を目指すのはとても大変です

修行が必要かもしれません
ですが、そんなことしなくても

怒らなくなるコツがあります
それは、2つの「かんじょう」をマスターすること

一つ目は感情的にならないこと

人は自分が正しいと思ったときに

怒りが込み上げます

ですが、この世に自分が絶対に 100%正しいという状況は少ない
反対に自分が常に100%正しいわけではないと

謙虚に思えたら感情的に起こることは少なくなるでしょう

二つ目 損得勘定で怒らない

怒ると ストレスによって自分の内臓が傷つきます
争いが長期に渡れば

体調不良やガンになるリスクもあります
イライラにエネルギーを取られ時間も費やします

金持ち喧嘩せずという言葉があるように
争うことは、目に見えて損だし、運も下げてしまうものです

ですから、損得勘定で怒るのをやめてみましょう
人格者になろうと思わなくていい

正観さんいわく
損得勘定でもいいから
絶対に怒らなくなった人は人格者であるようです

最後に

いかがでしょうか
怒らない人生
正義感を他人に振りかざさない人生は

とてもラクで楽しい人生です
人間というのは 「やられたら やり返す」生き物です

敵意を向けたら 敵意が返ってくる
笑顔・優しさをなげかけたら

「この人の味方になりたい」と思ってくれます
自分にどうにもできない領域で悩み苦しむより

もっと ラクに生きていいんじゃないでしょうか
人それぞれ いろんな状況があるかと思いますが

見方を広げ今よりかは イライラせずに 過ごして下されば幸いです