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子どもが「親の仕事」を継いでくれない場合

動画で解説

このページの内容を簡単に動画で紹介ています。


以下、文による解説です。

子どもが親の仕事(家業)を継いでくれなくて
困っているという人もいるかと思います

では、どうすれば子どもは後を継いでくれるでしょうか…

お釈迦さま

まずは、正観さんの体験談をお聞き下さい

宿経営のご夫婦

宿を経営しているご夫婦から
正観さんは、次の相談を受けました。

相談内容
「20代の子どもが3人もいるのに
誰も後を継がないと言っています
どうすればいいでしょうか?」

お釈迦さま

正観さんは言いました

もしかしたら、子どもの前で
仕事が大変だ・つらい・苦しい・疲れた」などと言い続けてきたのではないでしょうか
そういうことを聞いていたら
子どもは「仕事を継ぎたくない」と思うのは当然でしょう

親が知らず知らずのうちに、「この仕事は大変だ」と教えこんでしまったのでしょう

反対にこれからは、「こんな楽しい仕事はない」と
いつも笑顔で生活するのはどうでしょう
不平不満・愚痴をいっさい言わずに
幸せそうに暮らす

もちろん、心からそう思えるように
自分の考え方を変えていくことも必要ですよ
とこのように正観さんはアドバイスをしたのでした

ポイント
そのご夫婦は、正観さんに言われた通りに
実践したようです
それから3年後…
一人の子が「後を継いでもいい」と言ってくれたそうです

投げかけたものが返る

仕事に対して「つらい・苦しい・つまらない」と言っていると
また、それをいいたくなるような現象が返ってくる

仕事に対して「嬉しい・楽しい・幸せ」と言っていると
また、それをいいたくなるような現象が返ってくる

仕事だけでなく、人生や人間関係に対しても
「嬉しい・楽しい・幸せ」と言っていると
投げかけたものが返ってくるようです

子どもは親の愚痴を聞いている

宿のご夫婦の話とは別ですが
親が子どもの前で
「世の中がつまらない」
「いやな人間が多い」
と社会を憎んでいると

それを聞いて育った子どもまでもが
社会に敵意を抱き
グレてしまうこともあるそうです
どうやら愚痴・文句は言わないほうがいいみたいです
(22世紀への伝言より)

自分がどう生きるかだけ

他人を変えようと思っても
変えることはほぼできません

たとえ、家族(子ども)であっても
変えることはできないのです

仮に強制的に後を継がせたとしても
本人が「楽しくない」と思いながら仕事するので
子どもの代で廃業するかもしれません
それだと本末転倒ですね

ですが、宿のご夫婦のように
自分が生き方を変える」ことによって
相手が変わる可能性があります

ですから、人間関係で悩んだら
人を変えたい」と思うことはやめる
変えられるのは「自分だけ」なのです
なので、まずは「自分の考え方・生き方」を
変えてみることをおすすめします

悩みは「思い」から生じる

今回のお話では、
最終的に子どもが後を継いでくれました
ですが、「正観さん流」の重要なところは
人生を「思いどおりにしよう」としないこと

つまり、子どもが継いでくれなくてもいい
継ぎたければ継いでくれてもいい


このように人生をおまかせする…
すべて受け入れてしまえば
そもそも悩みはどこにも存在しなくなるのです

最後に

子どもが後を継がない原因はいろいろ考えられます
自分のやりたいこと(夢)があるために
後を継がないというケースもあるでしょう

いずれにしても

宿のご夫婦のように
家族が幸せそうに暮らしていたら
どこに問題があるのでしょうか

子どもの人生を親の思いどおりにできるものではありません

ポイント
反対に、いろんな執着を手放していくと
ラクに生きられたり
思ってもみない いいことが
たくさん起こったりするようです

参考にさせていただいた書籍↓

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