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「宇宙に【たられば】は存在しない」

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

お釈迦さま

「たられば」という言葉をご存知の方も多いと思います
「たられば」とは、
「もし、あのときこうしていたら…」
「あのとき、こうすれば良かった…」

など、「過去の後悔」や「現実とは異なる仮定」で使われる言葉です

後悔や仮定で使われるので、「たらればを言ってもしょうがない」と
言われることもあります

しかし、私たち人間は「たられば」を言いたくなる時もあります
今回は、そんな「たられば」について、正観さんの観点をご紹介します

歴史には「たられば」がない

私たちは義務教育で歴史を学びました。

例えば、織田信長おだのぶながは本能寺の変で討たれました。
もし、織田信長が討たれていなければ、

信長がずっと天下を治めることになり、
豊臣秀吉とよとみひでよしの天下はなかったでしょう

秀吉の天下がなければ、徳川家康とくがわいえやすの天下もない…

そうなると、徳川幕府もおこらなければ、鎖国も起こらず、明治維新もない…
とこのようになってしまいます。

となると、歴史がものすごく変わることになります
ですが、そんなことは起こっていないので

「歴史にはたらればがない」と言えば、
多くの人が「たしかにそうだ」と肯定的になります。

お釈迦さま

そこで、正観さんの質問が次です

あなたの歴史は?

「歴史にはたらればがない」と肯定した人に、
正観さんは次のように質問しました。

「あなた自身の歴史は『歴史』ではないのですか?」

つまり、教科書に載る偉人だけが「歴史」があるわけではなく
私たち全員にだって「歴史」があるのです。

さきほど「歴史にはたらればがない」と肯定できたのなら、
あなた自身の人生にも「たらればがない」ことは肯定できませんか?

つまり、私たちは全員、過去の後悔を悔やむことは無意味なのです

正観さんいわく

全部自分が選んだことは、宇宙的に、歴史的にすべてが決まっていたこと
なんの間違いもなく選択されたと言ってもよいのではないでしょうか
」とのことです

また、未来を心配する人がいますが、
時が経てば、未来はやがて過去になります

選んだ選択はすべて正しいとのことなので、
未来を心配することも、無意味だとわかってもらえると思います。

「変えることができた」と思うから悩む

織田信長の人生について、後悔している人はほとんどいないでしょう
なぜなら、織田信長の人生をあなたが変えることはできないからです

しかし、「過去の選択」や「結婚相手」で後悔している人は多いでしょう
それは「もしかしたら、変えることができたのでは?」と思ってしまうからです

ですが、正観さんの言うように「すべてが決まっていたこと」のようです

いかがでしょうか

「すべて決まっていた」「変えることはできなかった」と考えたら
心が軽くなる人も多いのではないでしょうか

過去を悔やむよりも
今を大事に明るく、人から喜ばれるように生きるほうが
自身はとてもラクに生きられるのではないでしょうか

お釈迦さま

今回のお話が参考になりましたら幸いです
参考にさせていただいた書籍↓