当サイトでは【PR】を含みます

恋人・夫婦・友人「人間関係のよい距離感とは」

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

人間関係のトラブルを未然に防ぐには 距離感が大事だと
心学研究家「小林正観さん」は言われました

では距離感とは何なのか?

わかりやすく紹介していますので
ぜひあなたの人間関係にご活用ください

ヤマアラシジレンマ

ヤマアラシ
心理学に「ヤマアラシジレンマ」という言葉があります
ヤマアラシとは、体中に針を持った
いわばハリネズミのような生物

ジレンマとは心の葛藤

「ヤマアラシジレンマ」とは

ヤマアラシのオスメスが互いに好意を持ち
強く抱き合うと
相手を傷つけてしまう状態

これを人間に なぞらえて
人間同士が互いに仲良くなりたい近づきたいと思う一方で
近づきすぎて返って傷つける状態

ポイント
人は、相手を大切に思うほど…
愛の深さが大きいほど…

相手の世界に踏み込みたがり
知りたがり
結果、近づきすぎる

人にはそれぞれ
自分の領域が存在し
そこに勝手に踏み込んでほしくない

無断で踏み込まれると
針で刺したかのように傷つけることもある

お釈迦さま

人間関係には距離感が重要なんです

者間しゃかん距離

距離感を考えない人が
ついついて、やってしまいがちなのが「余計な口出し

仲がいい友達だから
夫婦だから
我が子だから、といって
すべてに「口出ししていい」ということにはならない

干渉しすぎずに
適度な距離を意識しておくことが
良好な人間関係を築くためには重要です

また注意してほしいのが
携帯・メール・財布・日記など
プライバシーなものは

たとえ親友でも 家族でも
勝手に見てはいけない

勝手に見ると
信頼関係を失う

相手のすべてを知ろうとするのではなく
相手を信頼すること

親しき仲にも礼儀あり という言葉があるように
適度な距離を守ること

人間関係の距離感を
正観さんは、者間距離しゃかんきょりと言いました

車でも車間距離を守っていれば
多くの事故を未然に防げます

人間関係も者間距離を守っていれば
多くのトラブルを未然に防げるのではないでしょうか

友人との距離感

親しい友人でも 距離感は大事

ついつい 相手に
これが必要なんだろう」と思って
やりすぎてしまう人がいますが
“小さな親切 大きなお世話” これになる場合がある

自分では親切と思っていても
実は相手にとって迷惑になっていることがあるので要注意

簡単な見分け方は
相手から頼まれたか 頼まれてないか

頼まれたことは、喜んでやってあげるといいです
ですが頼まれてもいないのに
自分の判断でなにかやる場合は
おせっかい」に注意してください

夫婦の距離感

喧嘩が多い夫婦は
距離が近すぎるのかもしれません

言わなくていいことを
もっとこうしたほうがいい」と

あれこれ口出しするのは 控えたほうがいい

例えば 夫が
「ここの掃除が行き届いていない」
「この料理の味付けがなってない」

妻から「もっと給料上がらないの」
これらを言われたら 誰でも
「だったら自分でやれば」と言いたくなります

正観さんは「夫婦は 他人だと思えばうまくいく」といいました

他人が 働いて給料を振り込んでくれたら感謝しかない
他人が 家事や料理をしてくれたら感謝しかない

感謝があれば、「不要な口出し」は 言えないのではないですか
感謝と捉えたら、 細かいことは気にならなくなると思います

家族だからといって
何を言っても許されるというものではない
しっかり 者間距離を意識しましょう

離婚率と距離感

日本で一番離婚率が低い職業は
遠洋漁業の漁師さん

漁師の夫は
一年の大半を海の上で過ごし、

たまーに返ってきては
1週間ほど 仲良く暮らし

またすぐ仕事で海に行く

お釈迦さま

実に理想的な距離の置き方と正観さんは言った

反対に 離婚率が高いのは

夫婦で農家をしているなど
朝から晩まで
顔を突き合わせて 二人で仕事をする夫婦


余計な口出しから、ちょっとした喧嘩が始まり

1日中一緒に働くので
その ちょっとした喧嘩を
修復する時間がなく
やがて口を利かなくなり
1週間 1ヶ月 経っても そのまま

このように、距離が近すぎる夫婦は
離婚率が高いのだそうです

子どもとの距離感

親子の場合も
相手を傷つけないように
喧嘩しないように

適度な距離を置くことがいいみたいです

ついつい親は 我が子を
いつまでも子ども だと思いがちですが
中学生から自我が強くなります

ポイント
中学生になったら 親子の関係よりも
友達関係のほうが 優先度が高くなる

そうとも知らずに「余計な口出し」ばかりしていると
子どもの心はどんどん離れていくでしょう

者間距離を保つこと

もちろん放置というわけではありません
子どもから相談されたら応えてあげる

相談されてなければ 見守るのもいいし
困ってそうなら アドバイス(提案)もいいでしょう

またたとえ我が子であっても
携帯・日記を勝手に見てはいけない
子ども部屋があれば、勝手に掃除をしない

掃除してあげたい気持ちもわかりますが
掃除したほうがいいか」と聞いてみて
本人が望むか望まないかで判断もいいでしょう

子どもと距離が離れていく感じがして
寂しがる親もいますが

「大人になった」と成長を喜ぶほうが楽しいし
信頼関係が築ければ 完全に離れることはないでしょう

口出し しないコツ

友人・家族に対して

なぜ「余計な口出し」をしてしまうのか
それは相手を「自分の思いどおり」したい
というのが根底にあります

人生が思いどおりにならないのと同様
人も「思いどおり」には できません

「思いどおり」にしようとしなくなれば
余計な口出し」は減ると思います

人は「思いどおり」にならないものだと受け入れたら
人間関係のトラブルは 減ってくると思います

最後に

注意
距離感をうまく保てない人は
人間関係のトラブルが多いようです

夫婦喧嘩・親子喧嘩が多い人
友人・知人とトラブルが多い人は

距離感を見直してみてはいかがでしょうか

よい者間距離を保って
安全で楽しい人間関係になれば幸いです

参考にさせていただいた書籍↓